社会6

弥生時代を小学生から大人まで「わかりやすく」漫画でくわしく解説!弥生時代(前編)

前回の学習でわかったこと

縄文時代じょうもんじだいでは、「土器どきが登場したことで、人々の食生活がおおきく変わって、決まったところに住みかを作って暮らすようになっていたね。

※点線が下にある言葉は、タップまたはカーソルをのせると意味の説明が表示されるよ!

縄文時代について分からなかったらココを読もう!

弥生時代やよいじだいになると、人々はお米を作るようになって、また生活が変わるんだ。

yumineko
yumineko
このページでは、縄文時代から「なぜ」弥生時代へとうつり、
その結果人々の暮らしは「どうなったか」を解説するよ。
弥生時代、ココがピンとこない!
  • 弥生時代やよいじだいになったら急に米を作り始めたけど、なんで?
  • 米を作り始めたことって重要なの?
  • 弥生やよい」って?なんで弥生時代というの?

それでは解説していくよ!

なんでお米を作り始めたの?

縄文時代じょうもんじだいの人々が「こまっていた」ことがあった!

縄文時代の人々の食材はなんだったかな?

山にいる動物や、海でとれる魚、貝、木の実なんかだったよね。
くまごろう
くまごろう
そうだね。
つまり、自然しぜん」の中にあるものだよね。

ということは、「どのくらい食べられるか」は、自然次第しぜんしだい(つまり、人間の力で変えることは難しいということ) だったんだ。

例えば、厳しい寒さが続いてしまうと、自然に採れる木の実なんかも少ないし、動物や魚の数も減ってしまうよね。

そうすると、あっという間に人々も食べ物に困ってしまう生活だったんだ。

それじゃあ不安定だよね。
たろう
たろう
縄文時代の人々の食生活が安定していなかったことを表すイラスト
つまり

縄文時代の人々の食事は、自然に左右されるものだったので、食べ物がなかったりして不安定だった!

そんな中、神アイテム
こめ」がやってくる!

そんな困りきっていた縄文時代の人々のところへ、中国・朝鮮ちょうせんから渡来人とらいじんがやってきたんだ。

くまごろう
くまごろう
「渡来人」というのは
(海を)わたってのことだよ

大陸たいりくではすでにお米を作っていたので、渡来人たちは「お米を育てる知識ちしき技術ぎじゅつ」を持っていたんだ。

くまごろう
くまごろう
お米だったら自分たちが管理かんりすれば安定あんていして食べ物が手に入るし、長い間保存ほぞんできるから、いざというときにたくわえておくこともできるよね。
「食べ物が見つかるか不安定で困った」ところに、「安定して食べられる米」がやってきて、人々の生活がまた激変げきへんしたんだね。だから時代の区切りになっている んだね。
つまり

渡来人米作りを教えてくれて、食生活が安定した!→弥生時代のはじまり

こういうワケだった!
  • 縄文時代の食べ物は自然にとれるものなので、安定して食べられなかった
  • 大陸から渡来人とらいじんがやってきて、お米の作り方を教えてくれた
  • お米なら自分たちで育てられるから、食生活が安定した(弥生時代スタート)

米作りが始まったことって、そんなに重要?

お米がたくさんとれるように、チームで作ろう!

「安定して食べ物が手に入る!」と人々は喜んで米作りに力を入れるようになった。

お腹いっぱい食べるには、出来るだけたくさんお米がとれたほうがいいよね。

そのためには、「1人」とか「家族だけ」で米作りをするより、たくさんの人が集まって一緒に作ったほうが作業も効率的こうりつてき (効率がいいこと)だね。

だって、みんなで協力すれば大きな水田すいでんが作れるし、水田が大きければ大きいほど、お米もたくさん採れるよね。

だから、米作りをはじめた弥生時代の人々は、集まって「むら」というグループを作って米作りを始めた んだ。

くまごろう
くまごろう
つまり、「チームプレイするようになったんだよ」

チームをまとめるリーダーが必要だよね!

ちょっとここで「身近みぢかなこと」で想像してみよう。

たとえば学校でも、「チームで協力して活動する」時ってあるよね。

部活とか、委員会とか・・。
そのとき、「部長」とか「委員長」なんて「リーダー」を決めるよね?
だって、みんなをまとめたり指示してくれる人が必要になるからね。

昔の人もおんなじ。「みんなで協力して米作りをしよう!」となった結果、
みんなをまとめたり指示してくれる「リーダー(指導者しどうしゃ)」が現れた んだ。

リーダーなんだから偉いんだ!(貧富ひんぷ

そして「リーダー」というからには、「おれはリーダーだぞ!」と、「えばる人」も出てくる

「おれはリーダーだからちょっと米を多めにもらうぞ」とか、
「みんなより綺麗きれいな服を着なきゃ!」とか考えるようになって、
とうとうえらい」とか「貧富の差」というものが出来てしまった んだ。

くまごろう
くまごろう
これが「人々はみな平等」だった縄文時代と大きく違うポイントだよ。それに、これからの日本の動きに大きく影響するから注目しておいてね。
まとめ

みんなで協力して米作りをすることで、リーダーが現れ、貧富の差が生まれた

こういうワケだった!
  • チームプレイでお米作りをするようになった
  • チームをまとめる「リーダー」があらわれた
  • リーダーがえらくなって、貧富ひんぷ」が生まれた
  • 貧富の差が出来るキッカケになった米作りって重要!!

ところで、なぜ「弥生時代やよいじだい」というの?

縄文時代じょうもんじだい」は「縄文土器じょうもんどき」を使っていた時代のことだったよね。

弥生時代もおなじ。
弥生土器やよいどきを使っていた時代だから「弥生時代やよいじだい」という
んだよ。

※最近は弥生土器を使っていたかどうかよりも「米作りが中心になった頃」を「弥生時代」とする考え方もあるよ。

では弥生土器はなんで「弥生土器」というのか?
それは、東京にある「弥生町やよいちょう」というところの貝塚で発見された土器だからなんだ。

余裕があったら読もう!

縄文土器と弥生土器の「デザイン」「作り方」「使い方」の違いについて

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デザイン

縄文土器→
口が広くて底が深い「深鉢型ふかばちがた
儀式ぎしきにも使われたから、デザインがっている

弥生土器→
ツボ型、深鉢型、あしのついたお皿など。
お米をたくわえたりするのにツボになっていたり、
煮炊にたきするのに深鉢だったり、
食事するためのお皿にしたりしていたよ。

作り方

縄文土器→
土器をかさねて火を燃やして、
むき出しで焼く「野焼のやき」
焼きムラができるから壊れやすい

弥生土器→
さらに土でおおって、ドームのような形で
焼く。均一に焼けるから丈夫じょうぶ

使い方

縄文土器→
食べ物の煮炊き、神様の儀式など

弥生土器→
食べ物の煮炊き、貯蔵ちょぞう、お皿。なので
デザインはシンプルで実用的じつようてき

まとめ

米作りが中心になった時代は、弥生町の貝塚かいづかで発見された弥生土器が使われていたので「弥生時代」と呼ぶ

こういうワケだった!
  • このころ使っていた土器どきが「弥生町やよいちょう」の貝塚で発見された
  • 弥生町で発見されたから、「弥生土器」と呼ぼう!
  • 弥生土器を使っていた時代だから、「弥生時代」と呼ぼう!

6年生はここを押さえればOK!
まとめ

弥生時代のまとめ

※赤いキーワードは必ず覚えよう!
・始まりは紀元前500年ほど

・中国や朝鮮から米作こめづくが伝わったことで、らしが安定した

・米作りを伝えた人々を渡来人とらいじんと呼ぶ

・「むら」を作り、みんなで協力して暮らすようになった

・米作りをまとめる指導者しどうしゃが現れた

貧富ひんぷ上下関係じょうげかんけいが生まれた

弥生土器やよいどきを使っていた

yumineko
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次は弥生時代の後編について解説するよ!
歴史を漫画で勉強しよう!「弥生時代(後編)」シンプルな漫画と説明でサクッと読める! 弥生時代やよいじだいでは、米作こめづくりが始まったことで「指導者しどうしゃ」が現れて、人々の間に「貧富ひんぷの差さ」が生まれたよ...
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yumineko
2児の母。2019年の長女の高校受験時、訳あって塾には行かずに自宅学習のみで挑戦することになり、教科書をイチから一緒に読み直しながら勉強を見た結果、偏差値20上昇。 志望校にトップ10位内で合格を果たす。 勉強をみるにあたって感じたのは、教科書の説明には子供には分かりづらい部分が多く、子供にイメージしやすく噛み砕いて説明するのがとても有効だということ。 同じように教科書の内容が分かりづらいと感じている子供たちの ヒントになれば、との思いで「教科書を分かりやすく通訳するサイト」創設。

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