『生活に伴う廃棄物の衛生的管理』解説!ごみ処理と排水の仕組みまとめ
中学3年生の保健体育で学習する「生活に伴う廃棄物の衛生的管理」について、わかりやすく解説するよ。
私たちは毎日の生活の中で、食べ残し、紙、ペットボトル、プラスチック容器、空き缶、古くなった物など、いろいろなごみを出しているよね。
ごみは、ただ「いらなくなった物」というだけではないんだ。適切に処理されないと、悪臭が発生したり、害虫やねずみが増えたり、水や土がよごれたりして、私たちの健康や生活環境に悪い影響を与えることがあるよ。
この単元では、廃棄物、ごみ、分別回収、リサイクル、生活排水、し尿、生活雑排水、下水道、浄化槽、水質汚濁などを中心に、生活から出るごみや排水をどのように管理すればよいのかを学習していこう。
この記事で分かること
- 生活に伴って出る廃棄物とは何か
- ごみを衛生的に処理する必要がある理由
- 分別回収やリサイクルの意味
- 生活排水が環境や健康に与える影響
- し尿と生活雑排水の違い
- 下水道や浄化槽の役割
- 私たちができる廃棄物を減らす取り組み
目次
1. 生活に伴う廃棄物とは何か
廃棄物とは、生活や産業活動などによって出る、不要になったもののことだよ。家庭から出るごみや、台所・トイレ・お風呂・洗濯などから出る生活排水も、生活に伴う廃棄物として考えることができるんだ。
家庭から出るごみには、生ごみ、紙くず、プラスチック製の容器、ペットボトル、空き缶、びん、古くなった衣服、使わなくなった小物などがあるよ。
また、生活排水には、トイレから出るし尿と、台所・お風呂・洗濯などから出る生活雑排水が含まれるよ。ごみだけでなく、家庭から流される水も、適切に処理する必要があるんだ。
たろう
くまごろう廃棄物は、量が多くなったり、処理が不十分だったりすると、生活環境に大きな影響を与えることがあるよ。だから、廃棄物を衛生的に管理することが必要なんだ。
2. ごみを衛生的に処理する必要がある理由
ごみをそのまま放置すると、さまざまな問題が起こるよ。たとえば、生ごみが腐ると悪臭が発生したり、ハエやゴキブリ、ねずみなどが集まったりすることがあるんだ。
害虫やねずみは、病原体を運ぶことがあるため、衛生上の問題につながることがあるよ。また、ごみが散らかった場所では、けがをしたり、生活環境が悪化したりする場合もあるんだ。
さらに、ごみが適切に処理されないと、土や水がよごれることもあるよ。特に、有害な物質を含むものをそのまま捨てると、自然環境や人の健康に影響するおそれがあるんだ。

たろう
くまごろうごみの衛生的処理は、きれいな町を保つだけでなく、感染症の予防や安全な生活環境を守ることにもつながっているんだよ。
3. ごみの処理と分別回収
家庭などから出るごみは、市町村や地域団体などによって回収され、種類に応じて処理されているよ。ごみの種類によって、燃やして処理するもの、資源として再利用するもの、埋め立てるものなどに分けられるんだ。
たとえば、生ごみや紙くずなどは焼却処理されることがあるよ。一方、びん、缶、ペットボトル、古紙、プラスチック、金属などは、資源として再利用されることがあるんだ。
このように、ごみを種類ごとに分けて集めることを分別回収というよ。分別回収を行うことで、ごみを適切に処理しやすくなり、資源として再利用できるものを生かしやすくなるんだ。

たろう
くまごろうもし分別がきちんとされていないと、処理に手間がかかったり、リサイクルできるものが使えなくなったりすることがあるよ。だから、地域のルールに従って分別することが大切なんだ。
4. ごみの減量とリサイクル
ごみを衛生的に処理することは大切だけれど、それだけでは十分ではないんだ。ごみの量そのものを減らすことも、とても大切だよ。
ごみが増えすぎると、焼却施設や最終処分場に負担がかかるよ。特に、最終処分場には限りがあるため、埋め立てるごみをできるだけ減らす必要があるんだ。
そこで大切になるのが、リサイクルやごみの減量だよ。リサイクルとは、使い終わったものを資源としてもう一度利用することなんだ。びん、缶、ペットボトル、古紙、プラスチック、金属などは、資源として再利用できる場合があるよ。
また、必要のないものを買いすぎない、使えるものを長く使う、食べ残しを減らす、詰め替え商品を選ぶなども、ごみを減らす取り組みになるよ。
たろう
くまごろうごみの衛生的管理では、「出たごみをどう処理するか」と同時に、「ごみをできるだけ出さないようにすること」も大切なんだね。
5. 生活排水と水質汚濁
生活の中で出るのは、ごみだけではないよ。台所、トイレ、お風呂、洗濯などから出る生活排水も、衛生的に管理する必要があるんだ。
生活排水には、トイレから出るし尿と、台所・お風呂・洗濯などから出る生活雑排水があるよ。生活雑排水には、食べ物のよごれ、油、洗剤、体のよごれなどが含まれることがあるんだ。
このような排水が十分に処理されないまま川や海に流れると、水がよごれる原因になるよ。水がよごれることを水質汚濁というんだ。
水質汚濁が進むと、川や海にすむ生き物に影響が出たり、悪臭が発生したり、私たちの生活に必要な水の安全にも関わったりすることがあるんだ。

たろう
くまごろう生活排水を適切に処理することは、地域の水環境を守るだけでなく、私たちの健康な生活を守ることにもつながっているんだ。
6. 下水道や浄化槽の役割
生活排水を処理するためのしくみには、下水道や浄化槽などがあるよ。
下水道は、家庭や学校などから出る生活排水を集め、下水処理場などの処理施設へ運ぶしくみなんだ。集められた水は、処理施設できれいにされてから、川や海へ流されるよ。
浄化槽は、下水道が整備されていない地域などで、家庭や建物ごとに生活排水を処理する設備だよ。微生物の働きなどを利用して、汚れた水をきれいにしてから流すんだ。
これらのしくみがあることで、生活排水による水質汚濁を防ぎ、衛生的な生活環境を守ることができるんだ。
たろう
くまごろう下水道や浄化槽は、ふだんは目立たないけれど、私たちの健康と環境を支える大切なしくみなんだね。
7. 私たちにできる取り組み
廃棄物の衛生的管理は、行政や地域だけが行うものではないよ。私たち一人ひとりの行動も、とても大切なんだ。
たとえば、ごみを地域のルールに従って分別すること、決められた日時や場所に出すこと、リサイクルできるものを資源として出すことが大切だよ。
また、食べ残しを減らす、買いすぎを防ぐ、使い捨てのものをできるだけ減らす、詰め替え商品を使うなど、ごみを出す前の工夫も大切なんだ。
生活排水についても、油をそのまま流さない、洗剤を使いすぎない、排水口にごみを流さないなど、身近にできることがあるよ。
たろう
くまごろう廃棄物を衛生的に管理するためには、「出したあとに適切に処理すること」と「できるだけ出さないようにすること」の両方を意識することが大切なんだね。
8. 生活に伴う廃棄物の衛生的管理のまとめ
生活に伴う廃棄物には、家庭から出るごみや生活排水などがあるよ。これらを適切に処理しないと、悪臭、害虫、ねずみ、水質汚濁などの問題が起こり、私たちの健康や生活環境に影響することがあるんだ。
ごみは、分別回収によって種類ごとに集められ、焼却、リサイクル、埋め立てなど、性質に応じた処理が行われるよ。また、生活排水は、下水道や浄化槽などによって処理され、水質汚濁を防いでいるんだ。

たろう
くまごろうテストで特に大切な3つの柱
| 柱 | 押さえる内容 |
|---|---|
| ごみの衛生的処理 | ごみを放置すると悪臭、害虫、ねずみ、環境汚染などにつながるため、適切に処理する必要がある |
| 分別回収とリサイクル | ごみを種類ごとに分け、資源として再利用できるものを生かす |
| 生活排水の処理 | 下水道や浄化槽などによって生活排水を処理し、水質汚濁を防ぐ |
重要語句のまとめ
| 重要語句 | 意味 | 具体例・ポイント |
|---|---|---|
| 廃棄物 | 生活や産業活動などによって出る不要になったもの | 家庭から出るごみや生活排水も含まれる |
| ごみ | 生活の中で不要になり、捨てられるもの | 生ごみ、紙くず、プラスチック容器、缶、びんなど |
| 衛生的処理 | 健康や生活環境に悪い影響が出ないように処理すること | 悪臭、害虫、ねずみの発生を防ぐ |
| 分別回収 | ごみを種類ごとに分けて集めること | 燃えるごみ、資源ごみ、びん、缶、ペットボトルなど |
| リサイクル | 使い終わったものを資源として再利用すること | びん、缶、ペットボトル、古紙、プラスチック、金属など |
| 最終処分場 | 処理したあとに残ったごみなどを埋め立てる場所 | 容量に限りがあるため、ごみの減量が必要 |
| 生活排水 | 家庭生活から出る汚れた水 | し尿と生活雑排水が含まれる |
| し尿 | トイレから出る排せつ物を含む汚れた水 | 生活排水の一つとして、適切に処理する必要がある |
| 生活雑排水 | 台所、お風呂、洗濯などから出る汚れた水 | 油、洗剤、食べ物のよごれなどが含まれることがある |
| 水質汚濁 | 川や海などの水がよごれること | 生活排水が原因の一つになることがある |
| 下水道 | 生活排水を集め、処理施設へ運ぶしくみ | 処理した水を川や海へ流す |
| 浄化槽 | 下水道が整備されていない地域などで生活排水を処理する設備 | 微生物の働きなどで水をきれいにする |
テスト対策ポイント
- 生活に伴う廃棄物には、家庭から出るごみや生活排水などがある。
- ごみを放置すると、悪臭、害虫、ねずみなどの発生につながることがある。
- ごみが適切に処理されないと、土や水がよごれ、健康や環境に影響することがある。
- 分別回収とは、ごみを種類ごとに分けて集めること。
- 分別回収は、適切な処理やリサイクルにつながる。
- ごみを減らすことは、焼却施設や最終処分場の負担を減らすことにつながる。
- 生活排水とは、台所、トイレ、お風呂、洗濯などから出る汚れた水のこと。
- 生活排水には、し尿と生活雑排水が含まれる。
- 生活雑排水には、台所、お風呂、洗濯などから出る汚れた水が含まれる。
- 生活排水が十分に処理されないと、水質汚濁の原因になることがある。
- 下水道や浄化槽は、生活排水を処理し、水環境を守る役割がある。
- 私たちも、ごみの分別、リサイクル、ごみの減量、油やごみを排水口に流さないことなどに取り組むことが大切である。
ここまで学習できたら、ぜひ「生活に伴う廃棄物の衛生的管理」のテスト対策練習問題とドリルに挑戦しよう!
『生活に伴う廃棄物の衛生的管理』テスト対策練習問題と過去問まとめ
【中学保健体育】「生活に伴う廃棄物の衛生的管理」重要語句ドリル
【中学保健体育】「ごみの衛生的処理」内容理解ドリル
【中学保健体育】「分別回収とリサイクル」内容理解ドリル
【中学保健体育】「生活排水と水質汚濁」内容理解ドリル
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青山学院大学教育学科卒業。TOEIC795点。2児の母。2019年の長女の高校受験時、訳あって塾には行かずに自宅学習のみで挑戦することになり、教科書をイチから一緒に読み直しながら勉強を見た結果、偏差値20上昇。志望校の特待生クラストップ10位内で合格を果たす。 ※サイト全体の運営実績についてはこちらにまとめています。

