学習方法

歴史の勉強が苦手なこどもに伝えたい「歴史の効率的な勉強法」

君は歴史の勉強は好きかな?暗記しなきゃいけないことがいっぱいだから嫌い!という子も多いと思うんだ。

yumineko
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このページでは、歴史の勉強がちょっと好きになれるような勉強法を紹介するよ。

歴史は暗記科目ではない!
と言いたい

君は漫画は好きかな?
誰でも知っている「ドラえもん」で説明してみるね。

たとえば、ドラえもんのストーリーを
箇条書きだけにしてみると・・?

ドラえもんがなぜのび太の家にやってきたのか、
なぜのび太としずかちゃんは結婚することになったのか、
なぜジャイアンのリサイタルには誰も行きたがらないのか。

大体の人は答えられると思うんだ。

yumineko
yumineko
じゃあ、ここでちょっと試しに
「ドラえもん」のお話の内容を箇条書きにしてみるね。

○○年✖月✖日、ドラえもんというネコ型ロボットが
野比のび太の自宅に未来からやってくる。
送った人物は、のび太の玄孫であるセワシ。

ドラえもんの未来の道具の力を借り、のび太は自身の運命を少しづつ変え、しずかと結婚する未来を得る。

第8巻に剛田たけしによる初のリサイタル「みわくのリサイタル」開催
第32巻新曲発表リサイタル「歌えジャイアン」開催時、欠席者は殴ると脅迫。
第33巻では有料化。

どうかな?

くまごろう
くまごろう
いや、箇条書きでも十分インパクトがあって面白いのがすごいね。

でももしドラえもんの漫画を読んだことがない子が、この箇条書きだけを読んだらどうだろう。

なぜセワシはのび太のもとへドラえもんを送ったのか、ドラえもんは何のために作られたロボットなのか、のび太がどういう人物なのか、しずかちゃんはどういう人物なのか、ジャイアンはなぜ「欠席者は殴る」と考えるようになったのか・・

その行動を起こした人の「考え」や「理由」がすっぽ抜けているので、読んだ人にとってはただエピソードが並べて書かれているだけ。

これじゃ面白くないよね。
もしこれでドラえもんクイズを受けるとしたら、とにかく暗記するしかないし、多分クイズが終わったら忘れちゃうと思うんだ。

歴史は暗記ではなくストーリーで考えよう!

歴史の勉強を暗記だけに頼るときはどうだろう?

例えば飛鳥時代の聖徳太子。

聖徳太子が推古天皇の摂政になる。
冠位十二階を定める。
十七条の憲法を定める。
法隆寺を建てる
遣隋使を送る。

どうかな?
これを必死に暗記している子、多いんじゃないかな?

「どうして」聖徳太子が推古天皇の摂政になったのか。
「どうして」憲法を定めたのか、法隆寺を建てたのか・・・

そこの部分がすっぽ抜けていると、ただの暗記作業になってしまって、面白くないよね。
そうして暗記暗記の勉強をしていると、「歴史って覚えるのが大変だから嫌い!」になってしまうよね。

歴史はストーリーなんだ。
聖徳太子にも、ちゃんと考えがあって行動を起こしているよね。
聖徳太子がそうするキッカケになった事件や人物だっていたはず。

さらに聖徳太子が行ったことが、その先の時代に影響を与えるし、
また他の人物の行動のキッカケになっていたりするよね。

歴史を物語のように考えれば、もっと興味がわくし、頭に入りやすいし、忘れにくくなるよ。

歴史の勉強方法

というわけで、ストーリーを意識しながら歴史を勉強したいところだけど、実は学校の教科書さえも詳しく
「なぜ」「そしてどうなった」
まで説明していないことが多いんだ。

学校の教科書を確認してみよう!

君の学校の教科書も確認してみて。
ある出来事についての説明文を読んでみよう。
「何がキッカケで」「誰がどういう思いで」それが起きたのか
「その結果どう世の中が変わったのか」「その後の時代にどう繋がるのか」まで
説明してくれているかな?

もし説明が少なくて、
「いついつ何が起こりました」
「誰々が〇〇をしました」
なんて箇条書きのようなことしか書いていなかったら、工夫が必要。

歴史の先生の話をよく聞いてみよう

教科書の説明が足りない場合でも、学校の歴史(社会)の先生の話が詳しければ大丈夫。
「なぜ」と「そしてどうなった」をきちんと説明してくれていたら、そこを逃さず聞いてストーリーの流れをつかもう。

参考書・問題集を探す場合

教科書がダメ、先生の話も教科書をそのまま話しているだけ、となったら、自力で頑張るしかない。
参考書や問題集を買おう、と思う子やお父さんお母さんもいるかと思う。
ここで気をつけたいのは、
「結局教科書と同じような参考書・問題集を買ってしまう」こと。
教科書の内容を1ページにまとめてあるとか、
重要な単語が穴埋めになっているとか、
暗記カードがついているとか・・

「なぜ」「どうなった」まで説明がないまま教科書と同じ内容だったら、形が変わってもそれはあまり意味がないと思うんだ。

もし参考書や問題種を買う時は、「なぜ」「どうなった」まで詳しく説明がされているものを探そう!

歴史漫画を買う場合

ストーリーといえば、歴史漫画はバッチリだよね。
でもここにも注意ポイントがあるよ。

つまずきポイント

・登場人物が入れ替わり立ち代わり出てきて、漫画にはなっているけど実は教科書と同じような内容をキャラクターが喋っているだけ

たとえば、聖徳太子のエピソードだったら、突然聖徳太子が登場して、「推古天皇の摂政になりました」とか「冠位十二階を作りました」とかセリフとして言っているだけ。
小野妹子に「隋に行ってくるように」なんてシーンがあったとしても、それだけだったら結局教科書と変わらないよね。
難しい言葉ばかりが登場するものも、読んだけど結局「わからない」になってしまうよ。

・説明はしっかりされているけど、余計なエピソードも多すぎてどれが重要かわかりにくい

たとえば縄文時代とかのシーン。「僕は〇〇。今日はお兄ちゃんと狩りに行くんだ!」から始まって、狩りの時に失敗してお兄さんとケンカしてるシーンとか、となりのムラの女の子との出逢いのエピソードとか・・
ストーリーを親しみやすいものにしようとするのが狙いだとは思うんだけれど、ココの部分、必要かな?と思うことも。
結果、漫画自体が長くなってしまって、だんだん飽きてしまう。
そういう余分なエピソードで面白みを持たせようとしても難しいと思うんだ。
だって、エピソードで勝負しようとしたら、世の中にはエピソード自体が面白い漫画が溢れているからね。勝つのは難しいよね。

・興味を引こうと、変わったエピソードの紹介ばかりして、肝心の大切な話が載っていない

例えば聖徳太子だったら、「一度に10人の話を聞いた」とか「フランシスコザビエルはハゲじゃない」とか、「歴史人物の驚きの事実!」が沢山紹介されている本。
子供たちにもウケて、夢中で読んでくれるかもしれない。
でも、肝心の歴史上重要とされているエピソードは全然載っていない、なんてことも。
歴史上の人物に興味を持つキッカケにするには良いと思うけれど、勉強という面では、ちょっと足りないよね。

これらのポイントを踏まえて、
・重要なエピソードがきちんと載っている
・余計なエピソードが多過ぎない
・「なぜ」「どうなった」までが説明されている
・子供でもわかりやすいカンタンな言葉で説明されている

この点を気をつけて選ぶと良いかと思うよ。

自分で調べる

これが一番効果てきめんだよ。
教科書で「誰々がなになにをした」とあったら、
「なぜそんなことをしたの?」と疑問を持とう。

そして、自分で調べてみよう。
インターネットで検索してもよいし、その人の伝記を読んでもいい。
納得いくまで調べて、「なるほど」と思えたら、きっと忘れないよ。
そしてそれをクラスの友達におしえてあげよう。
人は自分が理解していないと人に教えることはできないから、友達も「なるほど」と言うくらい説明できたら、もう理解はバッチリ!!
その状態で教科書を読み直してみて。
驚くほど内容がわかるようになっているハズだよ。

まとめ

・歴史の勉強は暗記ではなく、ストーリーを理解することが大切。
・「なぜ」「どうなった」を意識しながら勉強する
・参考書、問題集、歴史漫画などはきちんと重要なエピソードについて「なぜ」「どうなった」まで説明されていて、出来るだけシンプルにまとめられているものを探す
・自分で調べると、深く理解できるし忘れにくい。

yumineko
yumineko
ストーリーで「なぜ」「どうなった」まで理解していると、テストで「理由を答えなさい」という問題にも対応できるし、「次の事柄を年代別に並べなさい」という問題も、年号を覚えていなくても前後関係で答えられるようになるよ。
歴史は理解すればするほど、面白くなる教科だよ。

 

ABOUT ME
yumineko
2019年の長女の高校受験時、訳あって塾にはいかず自宅学習することになり、教科書をイチから一緒に読み直しながら勉強を見た結果、偏差値20上昇。 志望校にトップ10位内で合格を果たす。 勉強をみるにあたって感じたのは、教科書の説明には子供には分かりづらい部分が多く、子供にイメージしやすく噛み砕いて説明するのがとても有効だということ。 同じように教科書の内容が分かりづらいと感じている子供たちの ヒントになれば、との思いで「教科書を分かりやすく通訳するサイト」創設。

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