「ヤマト政権の統治制度」テスト対策練習問題と過去問まとめ

高校日本史で学習する、「ヤマト政権の統治制度」のテストでよく出る問題をまとめているよ。

この単元では、大王と豪族の関係氏姓制度伴造・部民屯倉・名代・子代磐井の乱を理解することが大切だよ。

特に、氏と姓の違い臣と連の違い磐井の乱から地方支配強化へ向かう流れ氏姓制度と冠位十二階の違いを押さえておこう。

まずは解説を確認してからチャレンジする場合は、「ヤマト政権の統治制度」解説ページをチェックしよう。

目次

「ヤマト政権の統治制度」テスト対策練習問題

重要語句の問題

次の文の( )に入る重要語句を答えなさい。

問1

奈良盆地を中心に成立し、しだいに日本列島の広い範囲へ支配を広げた政治勢力を( )という。

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答え:ヤマト政権
【解説】ヤマト政権は、大王を中心に豪族たちをまとめながら発展した政治勢力だよ。高校日本史では「大和政権」より「ヤマト政権」と表すことが多いよ。

問2

ヤマト政権の中心にいた首長を( )という。

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答え:大王
【解説】大王は「おおきみ」と読むよ。のちの天皇につながる存在だけれど、古墳時代には各地の豪族をまとめながら支配を広げていたんだ。

問3

土地や人々を支配し、政治や軍事に大きな力を持った有力な一族を( )という。

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答え:豪族
【解説】ヤマト政権は、各地の豪族を味方につけたり、序列に組み込んだりしながら支配を広げていったよ。

問4

血縁をもとにまとまった豪族の一族を( )という。

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答え:氏
【解説】氏は「うじ」と読むよ。蘇我氏・物部氏・大伴氏などのように、血縁をもとにした豪族の一族を表すんだ。

問5

大王が豪族の氏に与えた身分や称号を( )という。

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答え:姓
【解説】姓は「かばね」と読むよ。今の名字の「姓」とは意味が違い、ヤマト政権内での身分や地位を示すものだったんだ。

問6

氏に姓を与え、豪族をヤマト政権の支配秩序に組み込む制度を( )という。

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答え:氏姓制度
【解説】氏姓制度は、豪族たちを一族ごとにヤマト政権の序列へ組み込むためのしくみだよ。

問7

氏をまとめるリーダーを( )という。

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答え:氏上
【解説】氏上は「うじのかみ」と読むよ。一族である氏をまとめるリーダーのことだよ。

問8

臣の中でも、とくに有力な氏族の代表的地位を( )という。

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答え:大臣
【解説】大臣は「おおおみ」と読むよ。蘇我氏が大臣として大きな力を持つようになることも押さえておこう。

問9

連の中でも、とくに有力な氏族の代表的地位を( )という。

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答え:大連
【解説】大連は「おおむらじ」と読むよ。物部氏や大伴氏などがよく知られているよ。

問10

大王や政権に仕え、特定の職務を担当した豪族を( )という。

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答え:伴造
【解説】伴造は「とものみやつこ」と読むよ。軍事・祭祀・手工業など、特定の仕事をまとめる豪族と考えるとわかりやすいよ。

問11

伴造のもとで、労働や生産、職務を担った人々を( )という。

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答え:部民
【解説】部民は「べみん」と読むよ。伴造が仕事をまとめる側、部民がそのもとで実際に働く人々と整理しよう。

問12

527年に、筑紫国造の磐井がヤマト政権に対して起こした反乱を( )という。

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答え:磐井の乱
【解説】磐井の乱は、ヤマト政権の地方支配がまだ十分ではなかったことを示す事件として重要だよ。

問13

磐井の乱を鎮圧したと伝えられる物部氏の人物を( )という。

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答え:物部麁鹿火
【解説】物部麁鹿火は「もののべのあらかい」と読むよ。磐井の乱とセットで確認しておこう。

問14

大王が直接支配した土地・耕地を( )という。

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答え:屯倉
【解説】屯倉は「みやけ」と読むよ。大王の直轄地・直轄耕地として、地方支配の強化と結びつけて理解しよう。

問15

屯倉で農業を担った人々を( )という。

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答え:田部
【解説】田部は「たべ」と読むよ。屯倉が土地なら、田部はそこで農業を担った人々と整理しよう。

問16

大王や王族の名を負い、労働や生産を担った集団を( )という。

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答え:名代
【解説】名代は「なしろ」と読むよ。大王や王族を支える直轄民・部民として押さえよう。

問17

大王の子のために置かれた集団と説明されることがあるものを( )という。

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答え:子代
【解説】子代は「こしろ」と読むよ。高校日本史では、名代・子代を大王やその一族を支える人々としてまとめて押さえるとよいよ。

問18

603年に定められ、個人の能力や功績に応じて位を与えようとした制度を( )という。

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答え:冠位十二階
【解説】冠位十二階は、氏族単位ではなく個人に位を与え、原則として世襲されない点が重要だよ。氏姓制度との違いを押さえよう。

ヤマト政権と氏姓制度の問題

問1

ヤマト政権の説明として、最も適切なものを選びなさい。

ア:奈良盆地を中心に成立し、大王を中心に豪族をまとめながら支配を広げた政治勢力。
イ:すでに全国の土地と人々を、細かく直接支配していた律令国家。
ウ:鎌倉時代に武士によってつくられた政治組織。
エ:朝鮮半島だけを支配した古代国家。

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答え:ア
【解説】ヤマト政権は、奈良盆地を中心に成立し、大王を中心に豪族たちをまとめながら発展した政治勢力だよ。最初から全国を直接支配していたわけではない点に注意しよう。

問2

古墳時代の大王と豪族の関係として、最も適切なものを選びなさい。

ア:大王は豪族をまったく必要とせず、すべての地域を一人で直接支配していた。
イ:豪族は土地や人々を支配する力を持ち、大王は豪族を組み込みながら支配を広げた。
ウ:豪族は政治や軍事に関わらず、宗教だけを担当していた。
エ:大王と豪族は関係がなく、それぞれ別の時代に存在した。

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答え:イ
【解説】大王は、各地の豪族を味方につけたり、序列に組み込んだりしながら支配を広げていったよ。豪族の力を利用しながら政治を進めた点が大切だよ。

問3

氏と姓の説明として、最も適切なものを選びなさい。

ア:氏は大王の直轄地、姓はそこで働く農民である。
イ:氏は血縁をもとにした豪族の一族、姓は大王が氏に与えた身分・称号である。
ウ:氏は朝鮮半島の国名、姓は仏教寺院の名前である。
エ:氏は個人に与えられた位、姓は世襲されない官職である。

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答え:イ
【解説】氏は血縁をもとにした豪族の一族、姓は大王がその氏に与えた身分・称号だよ。氏姓制度の基本として必ず押さえよう。

問4

氏姓制度の目的として、最も適切なものを選びなさい。

ア:豪族の氏に姓を与え、ヤマト政権の支配秩序に組み込むため。
イ:すべての豪族を国外へ移住させるため。
ウ:農民から武器を取り上げ、兵農分離を完成させるため。
エ:仏教寺院を全国に建てるため。

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答え:ア
【解説】氏姓制度は、豪族の氏に姓を与えることで、豪族たちをヤマト政権の支配秩序に組み込むしくみだったよ。

問5

臣の説明として、最も適切なものを選びなさい。

ア:大王家と祖先を同じくするとされた豪族に多く与えられた姓。
イ:神々の子孫と称した豪族に多く与えられた姓で、連と同じ意味で使われない。
ウ:大王の直轄地で農業を担った人々。
エ:603年に個人へ与えられた位。

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答え:ア
【解説】臣は、大王家と祖先を同じくするとされた豪族に多く与えられた姓として整理されるよ。臣と連の違いはテストで問われやすいよ。

問6

連の説明として、最も適切なものを選びなさい。

ア:大王家と祖先を同じくするとされた豪族に多く与えられた姓。
イ:神々の子孫と称した豪族に多く与えられた姓。
ウ:大王の直轄地そのものを指す言葉。
エ:磐井の乱を起こした人物の名前。

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答え:イ
【解説】連は、神々の子孫と称した豪族に多く与えられた姓として整理されるよ。物部氏や大伴氏などと結びつけて覚えよう。

問7

大臣と大連の説明として、最も適切なものを選びなさい。

ア:大臣は臣の中でも有力な氏族の代表的地位、大連は連の中でも有力な氏族の代表的地位である。
イ:大臣は屯倉で働く人々、大連は名代・子代をまとめた言葉である。
ウ:大臣は新羅の王、大連は百済の王を表す。
エ:大臣も大連も、冠位十二階で個人に与えられた十二段階の位である。

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答え:ア
【解説】大臣は臣の有力者、大連は連の有力者と整理しよう。蘇我氏・物部氏・大伴氏などの有力豪族と結びつけて覚えるとよいよ。

問8

氏姓制度の説明として、最も適切なまとめを選びなさい。

ア:個人の能力だけを評価し、氏族や家柄をまったく関係なくした制度。
イ:氏に姓を与えることで、豪族をヤマト政権の序列に組み込む制度。
ウ:大王の直轄地で農業を行う制度。
エ:仏教を広めるために寺院を管理した制度。

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答え:イ
【解説】氏姓制度は、一族である氏に、身分・称号である姓を与えるしくみだよ。豪族をヤマト政権の中に位置づける制度として理解しよう。

伴造・部民・屯倉・名代・子代の問題

問1

伴造と部民の関係として、最も適切なものを選びなさい。

ア:伴造は特定の職務を担当した豪族、部民はそのもとで労働や生産を担った人々である。
イ:伴造は大王の直轄地、部民はその土地の名前である。
ウ:伴造は冠位十二階の位、部民はその位を与えられた個人である。
エ:伴造は磐井の乱を起こした人物、部民はそれを鎮圧した人物である。

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答え:ア
【解説】伴造は仕事をまとめる豪族、部民はそのもとで実際に働く人々と整理しよう。氏・姓が身分の話なら、伴造・部民は仕事の分担の話だよ。

問2

姓と伴造の違いとして、最も適切なものを選びなさい。

ア:姓は氏族の身分・称号、伴造は特定の職務を担当する豪族を指す。
イ:姓は大王の直轄地、伴造はそこで農業を担う人々を指す。
ウ:姓は古墳の形、伴造は土器の種類を指す。
エ:姓も伴造も、まったく同じ意味で使われる言葉である。

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答え:ア
【解説】姓は身分・称号、伴造は仕事の役割を表す言葉だよ。ある豪族が姓を持ちながら、伴造として特定の仕事を担当することもあると考えると整理しやすいよ。

問3

屯倉の説明として、最も適切なものを選びなさい。

ア:大王が直接支配した土地・耕地。
イ:神々の子孫と称した豪族に与えられた姓。
ウ:筑紫国造磐井が起こした反乱。
エ:個人の能力に応じて与えられた位。

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答え:ア
【解説】屯倉は大王の直轄地・直轄耕地だよ。地方支配を強める動きと結びつけて理解しよう。

問4

田部の説明として、最も適切なものを選びなさい。

ア:屯倉で農業を担った人々。
イ:臣の中でも有力な氏族の代表的地位。
ウ:ヤマト政権の中心にいた首長。
エ:大王家と祖先を同じくするとされた豪族に多く与えられた姓。

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答え:ア
【解説】田部は屯倉で農業を担った人々だよ。屯倉は土地、田部はそこで働く人々と分けて考えよう。

問5

名代・子代の説明として、最も適切なものを選びなさい。

ア:大王やその一族のために労働や生産を担った人々。
イ:神々の子孫と称した豪族に多く与えられた姓。
ウ:603年に制定された十二段階の位。
エ:奈良時代に成立した税の制度。

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答え:ア
【解説】名代・子代は、大王やその一族を支える直轄民・部民としてまとめて押さえよう。細かい違いに迷うより、まず大王や王族を支えた人々と理解するとよいよ。

問6

屯倉と名代・子代の違いとして、最も適切なものを選びなさい。

ア:屯倉は大王の直轄地、名代・子代は大王や王族を支えた人々である。
イ:屯倉は大王の子、名代・子代は大王の直轄地である。
ウ:屯倉も名代・子代も、臣と連をまとめた呼び名である。
エ:屯倉は冠位十二階の別名で、名代・子代はその位を持つ役人である。

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答え:ア
【解説】屯倉は土地、名代・子代は人々と分けて考えるとわかりやすいよ。どちらも大王の直接支配を支えるしくみと関係しているよ。

問7

ヤマト政権の支配のしくみを整理したものとして、最も適切なものを選びなさい。

ア:氏・姓は一族と身分の話、伴造・部民は仕事の分担、屯倉・名代・子代は大王の直接支配に関係する。
イ:氏・姓は土地の名前、伴造・部民は朝鮮半島の国名、屯倉・名代・子代は古墳の種類である。
ウ:氏・姓も伴造・部民も屯倉・名代・子代も、すべて同じ意味で使われる。
エ:氏・姓は冠位十二階の別名で、伴造・部民は飛鳥時代以後にだけ使われた言葉である。

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答え:ア
【解説】この単元は用語が多いけれど、「身分の話」「仕事の話」「直接支配の話」に分けると整理しやすいよ。

問8

ヤマト政権が屯倉を置いた目的として、最も適切なものを選びなさい。

ア:地方豪族に任せきりにせず、大王の直接支配を強めるため。
イ:氏姓制度を完全に廃止し、すべての豪族を国外へ移すため。
ウ:冠位十二階を地方豪族に世襲させるため。
エ:朝鮮半島の三国を日本列島の中に移すため。

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答え:ア
【解説】屯倉は大王の直轄地だよ。地方豪族にすべて任せるのではなく、大王の直接支配を強めるためのしくみとして理解しよう。

磐井の乱と中央集権化の問題

問1

磐井の乱について、最も適切なものを選びなさい。

ア:527年に筑紫国造の磐井がヤマト政権に対して起こした反乱。
イ:603年に推古朝で定められた制度。
ウ:大王が氏に姓を与えた制度。
エ:朝鮮半島から須恵器の技術が伝わった出来事。

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答え:ア
【解説】磐井の乱は、527年に筑紫国造磐井が起こした反乱だよ。九州北部という朝鮮半島に近い重要地域で起こった点も押さえよう。

問2

磐井の乱が起こった地域として、最も適切なものを選びなさい。

ア:筑紫、つまり現在の九州北部。
イ:奈良盆地だけ。
ウ:東北地方の北端。
エ:中国大陸の都。

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答え:ア
【解説】磐井は筑紫国造で、筑紫は現在の九州北部にあたるよ。朝鮮半島に近い重要な地域だったことも、事件の背景を理解するうえで大切だよ。

問3

磐井の乱を鎮圧した人物として、最も適切なものを選びなさい。

ア:物部麁鹿火。
イ:聖徳太子。
ウ:蘇我馬子。
エ:藤原鎌足。

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答え:ア
【解説】磐井の乱は、物部氏の物部麁鹿火によって鎮圧されたと伝えられているよ。読み方は「もののべのあらかい」だよ。

問4

磐井の乱が示していることとして、最も適切なものを選びなさい。

ア:ヤマト政権の地方支配がまだ十分ではなかったこと。
イ:大王がすでに全国を完全に直接支配していたこと。
ウ:冠位十二階がすでに全国の豪族に行き渡っていたこと。
エ:豪族が政治や軍事にまったく関わっていなかったこと。

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答え:ア
【解説】磐井の乱は、地方豪族がなお大きな力を持ち、ヤマト政権の命令が常にそのまま通るわけではなかったことを示しているよ。

問5

磐井の乱のあと、ヤマト政権が進めた方向として、最も適切なものを選びなさい。

ア:地方支配を強め、大王の直接支配を広げる方向。
イ:地方豪族にすべての支配を任せ、ヤマト政権を解体する方向。
ウ:氏姓制度をやめ、すぐに律令国家を完成させる方向。
エ:朝鮮半島との交流を完全に断つ方向。

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答え:ア
【解説】磐井の乱後、ヤマト政権は屯倉を置くなどして地方支配を強めていったよ。中央集権化への流れと結びつけて理解しよう。

問6

中央集権化の説明として、最も適切なものを選びなさい。

ア:大王を中心とする中央の力を強め、地方支配をより直接的に進めていくこと。
イ:地方の豪族がそれぞれ完全に独立し、中央と関係をなくすこと。
ウ:すべての政治を朝鮮半島の国々に任せること。
エ:古墳をすべて寺院に変えること。

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答え:ア
【解説】中央集権化とは、中央の権力を強め、地方支配をより直接的に進めていくことだよ。ヤマト政権では、豪族連合的な支配から少しずつ中央集権的な支配へ向かっていくんだ。

問7

磐井の乱から屯倉設置への流れとして、最も適切なものを選びなさい。

ア:磐井の乱で地方支配の弱さが見えたため、大王の直轄地である屯倉を置いて支配を強めた。
イ:磐井の乱で中央支配が完全に崩れたため、以後は大王が政治に関わらなくなった。
ウ:磐井の乱をきっかけに、冠位十二階が527年に定められた。
エ:磐井の乱のあと、氏姓制度も豪族もすべてなくなった。

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答え:ア
【解説】磐井の乱は、ヤマト政権の地方支配の弱さを示した事件だよ。その後、屯倉などによって大王の直接支配を強める動きが進んだと理解しよう。

問8

6世紀の朝鮮半島情勢について、最も適切なものを選びなさい。

ア:高句麗・百済・新羅が勢力を争い、南部には加耶諸国があった。
イ:朝鮮半島には国がなく、日本列島との交流もなかった。
ウ:百済・新羅・高句麗はすべて日本列島内にあった。
エ:加耶は平安時代の京都に置かれた役所である。

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答え:ア
【解説】6世紀の朝鮮半島では、高句麗・百済・新羅が勢力を争い、南部には加耶諸国があったよ。ヤマト政権は、百済との関係などを通じて大陸文化を受け入れていったんだ。

冠位十二階とのつながりの問題

問1

氏姓制度の限界として、最も適切なものを選びなさい。

ア:身分や役割が氏族、一族の力に左右されやすかったこと。
イ:個人の能力だけで位が決まり、家柄がまったく関係しなかったこと。
ウ:大王が直接すべての土地を細かく管理しすぎたこと。
エ:地方豪族がまったく存在しなかったこと。

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答え:ア
【解説】氏姓制度では、一族である氏に姓を与えるため、氏族や家柄の力に左右されやすかったんだ。この限界が、のちの冠位十二階との違いにつながるよ。

問2

冠位十二階の説明として、最も適切なものを選びなさい。

ア:603年に定められ、個人の能力や功績に応じて位を与え、原則として世襲されない制度。
イ:527年に筑紫国造磐井が起こした反乱。
ウ:大王の直轄地として置かれた土地・耕地。
エ:血縁で結ばれた豪族の一族を表す言葉。

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答え:ア
【解説】冠位十二階は603年に定められた制度だよ。氏族単位ではなく個人に位を与え、原則として世襲されない点が重要だよ。

問3

氏姓制度と冠位十二階の違いとして、最も適切なものを選びなさい。

ア:氏姓制度は氏族中心、冠位十二階は個人の能力や功績を評価しようとした制度である。
イ:氏姓制度は個人に世襲されない位を与え、冠位十二階は氏族に姓を与える制度である。
ウ:氏姓制度も冠位十二階も、どちらも大王の直轄地を管理する制度である。
エ:氏姓制度は磐井の乱の別名で、冠位十二階は屯倉の別名である。

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答え:ア
【解説】氏姓制度は氏族や家柄の力と結びつきやすい制度だったよ。一方、冠位十二階は個人に位を与え、能力や功績を評価しようとした点が重要なんだ。

問4

冠位十二階が氏姓制度と比べて重要な点として、最も適切なものを選びなさい。

ア:位が氏族単位ではなく個人に与えられ、原則として世襲されなかった点。
イ:位がすべて地方豪族の一族だけに世襲された点。
ウ:氏と姓を完全に同じ意味にした点。
エ:大王の直轄地をすべて廃止した点。

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答え:ア
【解説】冠位十二階では、位が個人に与えられ、原則として世襲されなかった点が大切だよ。氏姓制度との違いとしてよく問われるよ。

問5

ヤマト政権の統治制度から冠位十二階への流れとして、最も適切なものを選びなさい。

ア:豪族連合的な支配から、しだいに大王・天皇を中心とする中央集権的な政治へ向かう流れ。
イ:中央集権化が完全に終わり、地方豪族がすべて独立する流れ。
ウ:大王の政治がなくなり、豪族が全国を平等に分け合う流れ。
エ:氏姓制度によって個人の能力評価が完全に完成したため、冠位十二階が不要になった流れ。

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答え:ア
【解説】氏姓制度から冠位十二階への流れは、豪族連合的な支配から、より大王・天皇を中心とする政治へ進もうとする流れとして理解しよう。

記述問題

問1

氏姓制度とは何か、「氏」と「姓」という言葉を使って説明しなさい。

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解答例:氏姓制度とは、血縁をもとにした豪族の一族である氏に対して、大王が姓という身分や称号を与え、豪族をヤマト政権の支配秩序に組み込む制度である。
【解説】「氏=一族」「姓=身分・称号」「豪族を支配秩序に組み込む」という3点が入るとよいよ。

問2

伴造と部民の関係を説明しなさい。

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解答例:伴造は、大王や政権に仕え、特定の職務を担当した豪族である。部民は、その伴造のもとで労働や生産、職務を担った人々である。つまり、伴造は仕事をまとめる側、部民はそのもとで実際に働く人々である。
【解説】伴造と部民は、「仕事の分担」と関係する用語だよ。姓のような身分・称号とは分けて考えよう。

問3

磐井の乱が、ヤマト政権にとって重要な事件とされる理由を説明しなさい。

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解答例:磐井の乱は、527年に筑紫国造磐井がヤマト政権に対して起こした反乱である。この事件は、九州北部のような重要な地域にも、ヤマト政権の命令にそのまま従うとは限らない強い地方豪族がいたことを示している。そのため、ヤマト政権の地方支配がまだ十分ではなかったことを示す事件として重要である。
【解説】「527年」「筑紫国造磐井」「地方支配が十分ではなかった」という点を入れられるとよいよ。

問4

屯倉・名代・子代について、大王の直接支配と結びつけて説明しなさい。

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解答例:屯倉は、大王が直接支配した土地・耕地である。名代・子代は、大王やその一族のために労働や生産を担った人々である。これらは、地方豪族に任せきりにするのではなく、大王が直接支配する土地や人々を増やし、地方支配を強めようとする動きと関係している。
【解説】「屯倉=土地」「名代・子代=人々」「大王の直接支配」と整理すると、まとまりのある答えになるよ。

問5

氏姓制度と冠位十二階の違いを説明しなさい。

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解答例:氏姓制度は、血縁をもとにした豪族の一族である氏に対して、大王が姓という身分や称号を与える制度であり、氏族や家柄の力に左右されやすかった。一方、冠位十二階は、603年に定められた制度で、個人の能力や功績に応じて位を与え、原則として世襲されない点が重要である。
【解説】「氏姓制度=氏族・家柄中心」「冠位十二階=個人・能力・功績・世襲されない」を対比して書けるとよいよ。

ドリルでさらに練習しよう

ここまで確認できたら、「ヤマト政権の統治制度」のドリルにも挑戦して、用語と流れをしっかり定着させよう!

運営者情報

青山学院大学教育学科卒業。TOEIC795点。2児の母。2019年の長女の高校受験時、訳あって塾には行かずに自宅学習のみで挑戦することになり、教科書をイチから一緒に読み直しながら勉強を見た結果、偏差値20上昇。志望校の特待生クラストップ10位内で合格を果たす。 ※サイト全体の運営実績についてはこちらにまとめています。

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