【高校古文】徒然草「丹波に出雲といふ所あり」主題・表現ドリル

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ここからは「主題・表現ドリル」です。この話のおもしろさ、上人の思い込み、兼好法師の皮肉、記述問題で説明したいポイントを全12問で確認しましょう。

この話のおもしろさとしてもっとも適切なものを1つ選びましょう。

正解は「上人が深い理由だと思ったものが、実は子どものいたずらだったという落差」です。

この話のおもしろさは、上人の深読みと、実際の理由との落差にあります。

聖海上人は、この話の中でどのような人物として描かれていると考えられますか。

正解は「学識があると見られるが、思い込みで深読みしてしまう人物」です。

聖海上人は学識のあると見られる人物です。だからこそ、その人物が思い込みで勘違いしてしまうところに皮肉があります。

「深きゆゑあらん」と「さがなき童部どものつかまつりける」の関係として正しいものを1つ選びましょう。

正解は「上人の思い込みと実際の理由が対比されている」です。

上人は深い理由があると思いましたが、実際は子どものいたずらでした。この対比がオチにつながります。

「感涙いたづらになりにけり」の効果としてもっとも適切なものを1つ選びましょう。

正解は「上人の感動がむだになったことを示し、皮肉なオチにしている」です。

「感涙いたづらになりにけり」は、上人の涙がむだになったことを示し、話を皮肉でおもしろいオチにしています。

この話から読み取れる兼好法師のものの見方としてもっとも適切なものを1つ選びましょう。

正解は「有名な人や学識のある人でも、思い込みで勘違いすることがあると見ている」です。

兼好法師は、学識のあると見られた上人の勘違いを通して、思い込みや知ったかぶりへの皮肉を描いていると読めます。

この話の教訓としてもっとも適切なものを1つ選びましょう。

正解は「知らないことは、思い込みだけで深く解釈しすぎない方がよい」です。

よく知らないことを、思い込みだけで深く解釈しすぎると、あとで勘違いだと分かって恥をかくことがあります。

この話で「一般の人」ではなく「聖海上人」が勘違いしたことには、どのような意味がありますか。

正解は「学識ある人物でも勘違いするという皮肉を強める」です。

学識のあると見られる上人が勘違いするからこそ、話の皮肉が強くなります。

上人が「むげなり」と言ったことから読み取れる心情としてもっとも適切なものを選びましょう。

正解は「自分は珍しいことに気づいたのに、周囲が気づかないことをあまりだと思っている」です。

上人は、自分がすばらしいと思ったものに他の人が気づかないことを責めるように「むげなり」と言っています。

この話の展開として正しい順番を1つ選びましょう。

正解は「人々を誘う→獅子と狛犬を見る→上人が感動する→子どものいたずらと分かる」です。

まず、しだのなにがしが人々を誘います。その後、獅子と狛犬を見た上人が感動し、最後にそれが子どものいたずらだと分かります。

「都のつとに語らん」という人々の反応としてもっとも適切なものを1つ選びましょう。

正解は「都への土産話として語ろうとしている」です。

「つと」は土産です。人々は、珍しいこととして都への土産話にしようと言っています。

この話を記述問題で説明するとき、避けたほうがよい説明を1つ選びましょう。

正解は「上人は最初から子どものいたずらだと知っていた」です。

上人は子どものいたずらだと知らず、深い理由があると思い込んでいました。「最初から知っていた」と説明するのは誤りです。

この話の主題に近いものとしてもっとも適切なものを1つ選びましょう。

正解は「思い込みで物事を深読みしすぎることへの皮肉」です。

この話は、上人の勘違いを通して、思い込みで物事を深読みしすぎることへの皮肉を描いていると読めます。

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青山学院大学教育学科卒業。TOEIC795点。2児の母。2019年の長女の高校受験時、訳あって塾には行かずに自宅学習のみで挑戦することになり、教科書をイチから一緒に読み直しながら勉強を見た結果、偏差値20上昇。志望校の特待生クラストップ10位内で合格を果たす。 ※サイト全体の運営実績についてはこちらにまとめています。

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