【高校古文】大和物語「姨捨」和歌・主題ドリル
解答・解説をみる
ここからは「和歌・主題ドリル」です。大和物語「姨捨」の和歌の意味、句切れ・修辞法、月の役割、主題を、全12問で確認しましょう。
「わが心慰めかねつ」の意味としてもっとも近いものを1つ選びましょう。
正解は「私の心は慰めることができない」です。
「慰めかねつ」は「慰めることができない」という意味です。男の深い後悔と悲しみが表れています。
「わが心慰めかねつ更級や姨捨山に照る月を見て」の句切れを入力しましょう。
正解は「二句切れ」です。
「わが心慰めかねつ」で意味がいったん切れるため、この和歌は二句切れと見るのが一般的とされます。
この和歌に使われている修辞法を入力しましょう。
正解は「倒置法」です。
本来なら「更級の姨捨山に照る月を見て、わが心は慰められない」という流れですが、心情を先に出しているため、倒置法と考えられます。
男の後悔を強めるきっかけになったものとして、もっとも適切なものを1つ選びましょう。
正解は「姨捨山に照る月」です。
男は、山の上から明るく照る月を見て、伯母を捨てたことへの悲しみと後悔を深めます。この月が、伯母を迎えに行くきっかけにもなっています。
この和歌の内容としてもっとも適切なものを1つ選びましょう。
正解は「姨捨山に照る月を見て、私の心は慰めることができない」です。
この和歌は、姨捨山に照る月を見た男が、伯母を捨てた悲しみを慰められずにいる心を詠んだものです。
「姨捨山」という山の名は、誰を山に捨てた話に由来するとされていますか。本文に出てくる語で入力しましょう。
正解は「姨」です。
本文では、男が伯母を山に置いてきた話が「姨捨山」という名の由来として語られています。「姨」は「おば」のことです。
「これが由」の「由」の意味として正しいものを1つ選びましょう。
正解は「理由・わけ」です。
「由」は「理由」「わけ」という意味です。「慰め難しとは、これが由になむありける」は、「慰め難いというのは、このことが理由なのであった」という意味になります。
この話で、月はどのような役割をもつと考えられるか、もっとも適切なものを1つ選びましょう。
正解は「男に伯母への恩と後悔を思い出させる役割」です。
月は美しいだけでなく、男の心に伯母への恩や後悔をよみがえらせる役割をもっています。
この話の主題としてもっとも適切なものを1つ選びましょう。
正解は「年老いた人を粗末にせず、受けた恩を忘れてはいけないということ」です。
この話では、男が伯母を捨てたあと、長年の恩を思い出して後悔します。老いた人を大切にすること、受けた恩を忘れないことが読み取れます。
男の心情変化として正しい流れを1つ選びましょう。
正解は「伯母を大切にする → 妻に流される → 伯母を捨てる → 後悔して迎えに行く」です。
男はもともと伯母に育てられた恩がありましたが、妻に責められて伯母を捨てます。しかし月を見て後悔し、迎えに行きます。
この話で、妻はどのような役割をもつ人物として描かれているか、もっとも適切なものを1つ選びましょう。
正解は「男に伯母を捨てるよう責め、男の心を変えさせる人物」です。
妻は伯母を憎み、男にも悪口を言い聞かせ、最後には山に捨てるよう責めます。男が誤った行動に向かうきっかけを作る人物です。
この話の読み取りとして避けたい説明を1つ選びましょう。
正解は「男は伯母を捨てたことをまったく後悔しなかった」です。
男は伯母を山に置いて逃げたあと、長年の恩を思い出し、とても悲しくなります。後悔しなかったという説明は、本文の内容に合いません。
他の問題を解く
- 【高校古文】大和物語「姨捨」古語ドリル
- 【高校古文】大和物語「姨捨」文法ドリル
- 【高校古文】大和物語「姨捨」内容理解ドリル
- 【高校古文】大和物語「姨捨」和歌・主題ドリル
- 【高校古文】徒然草「丹波に出雲といふ所あり」古語ドリル
- 【高校古文】徒然草「丹波に出雲といふ所あり」文法ドリル
- 【高校古文】徒然草「丹波に出雲といふ所あり」内容理解ドリル
- 【高校古文】徒然草「丹波に出雲といふ所あり」主題・表現ドリル
運営者情報
yumineko
詳しいプロフィールを見る
青山学院大学教育学科卒業。TOEIC795点。2児の母。2019年の長女の高校受験時、訳あって塾には行かずに自宅学習のみで挑戦することになり、教科書をイチから一緒に読み直しながら勉強を見た結果、偏差値20上昇。志望校の特待生クラストップ10位内で合格を果たす。 ※サイト全体の運営実績についてはこちらにまとめています。
