214盆土産

解答・解説をみる

(第12段落・6行目)「祖母と、姉と、三人で、しばらく顔を見合わせていた。」とあるが、その理由を説明しているものとして最も適切なものを次の中から選び、カタカナで答えなさい。

ア:今年の盆には帰らないと思っていた父が急に帰ると知ったから
イ:なじみのない、えびフライが土産だと分かったから
ウ:速達で知らせがくるくらいだから、もっと大変な事が書かれていると覚悟していたから
エ:突然、油とソースを買っておけと言われて戸惑ったから

正解は「ア」です。

すぐ後に、「今年の盆には帰れぬだろうと話していたから、みんなはすっかりその気でいたのだ」とあることから、帰らないと思っていた父が急に帰ることに驚いて顔を見合わせていたことが分かる。

(第13段落・8行目)「正直いって土産が少し心もとなかった」とあるが、その時の主人公の気持ちを表しているものとして最も適切なものを次の中から選び、カタカナで答えなさい。

ア:えびフライがどのようなものか分からず、少し不安に思う気持ち
イ:えびフライだけでは、もの足りず、少しガッカリする気持ち
ウ:えびフライとはどんなものか、気になってしかたない気持ち
エ:えびフライのような高級なものを土産にしてしまって、父を心配する気持ち

正解は「ア」です。

「心もとない」とは、頼りなく不安に思うこと。「えびフライ」というものがどういうものかハッキリ分からなかったので、土産を楽しみにしていいのかどうか、なんとなく頼りなくて不安な気持ちになったのである。

(第14段落・12行目)「姉は、にこりともせずにそう言って、あとは黙って自分の鼻の頭でも眺めるような目つきをしていた。」とあるが、このときの姉の気持ちを表しているものとして最も適切なものを次の中から選び、カタカナで答えなさい。

ア:えびフライの発音を上手くできない弟に苛立っている
イ:父の突然の帰宅に、まだ気持ちの整理がついていない
ウ:実は自分もえびフライがどんなものか分からない
エ:えびフライが土産と聞いて、ガッカリしている

正解は「ウ」です。

「どったらもんって・・えびフライ」という姉の言葉から、姉もえびフライがどういうものか良くわからない様子が読み取れる。弟の質問に答えられないのが気まずいので、「黙って自分の鼻の頭でも眺めるような目つき」をしているのである。

(第15段落・19行目)「祖母は、そうだともそうではないとも言わずに、ただ、「…うめもんせ。」とだけ言った。」とあるが、このときの祖母の気持ちを表しているものとして最も適切なものを次の中から選び、カタカナで答えなさい。

ア:詳しく説明するのが面倒くさかったので、「うまい」ということだけ伝えて話を終わらせようとしている
イ:かつて食べた、えびフライのうまさを思い出して、うっとりしている
ウ:えびフライがは土産としてはもの足りないが、子供たちがガッカリしないよう気をつかっている
エ:えびフライがどんなものか、自分も良く分からないが、とりあえず「うまい」とだけ言って納得させようとしている

正解は「エ」です。

(第17段落・8行目)「牛乳瓶の荏胡麻を一口、ラッパのみの要領で頬張って、それをゆっくりとかみ砕く。」とあるが、主人公がそのような行動をとるのは、何のためか。「〜ため」と続くように、本文から6字で書き抜いて答えなさい。

正解は「まき餌にする」です。

(第19段落・6行目)「とたんに、足元の河鹿がぴたりと鳴きやんだ。」とあるが、
河鹿が鳴きやんだ原因を読み取ることができる1文を本文から抜き出して、最初の5字を答えなさい。

正解は「つぶやくに」です。

抜き出す1文は、「つぶやくにしても声にはならぬように気をつけないと、人声には敏感な河鹿を驚かせることになる。」。 主人公が、「ばためぐなじゃ、こりゃあ。」とどなりつけたので、河鹿が驚いて鳴きやんだことが読み取れる。

ドライアイスのことを、本文では別に2通りの言い方で表現している。「盛んに湯気を噴き上げる氷」ともうひとつ、9字以上12字以下で抜き出して答えなさい。

正解は「砂糖菓子のような塊」です。

(第34段落・11行目)「父親が苦笑いして言った。」とあるが、このときの父親の気持ちを表したもので、最も適切なものを次の中から選び、カタカナで答えなさい。

ア:想像以上に家族がえびフライに夢中になりすぎて、面食らっている
イ:祖母が、えびは尻尾を残すものということを知らなかったので残念に思っている
ウ:あやうく祖母がえびの尻尾を喉に詰まらせるところだったので心配している
エ:えびの尻尾は残すものだと、初めに伝えなかった自分に憤りを感じている

正解は「ウ」です。

(第35段落・13行目)姉と主人公は、「顔を見合わせて、首をすくめた。」とあるが、このときの2人の気持ちを表したもので、もっとも適切なものを次の中から選び、カタカナで答えなさい。

ア:えびの尻尾は残すものだと教えてくれなかった父への怒り
イ:残すべき尻尾を食べてしまったことに対する後悔と不安
ウ:残すと知らずに尻尾を食べてしまった恥ずかしさと、きまりの悪さ
エ:食べてしまったものは仕方がないと、開き直る気持ち

正解は「ウ」です。

(第37段落・18行目)「案の定、焼いた雑魚はもうあらかたなくなっていた。」とあるが、「案の定」と主人公が思った理由として、最も適切なものを次の中から選び、カタカナで答えなさい。

ア:えびフライを子供たちに多くあげた分、父親は代わりに雑魚をたくさん食べるのではと思っていたから
イ:ビールのつまみとして、父親が気にする事なく次々と雑魚を食べてしまっていたから
ウ:父親にとっては、えびフライよりも雑魚の方がビールのつまみに合うと思っていたから
エ:父親は、そばの「だし」のことなどすっかり忘れていると思っていたから

正解は「イ」です。

(第38段落・1行目)「翌朝、目を覚ましたときも、まだ舌の根にゆうべのうまさが残っていた」とあるが、何のうまさが残っていたのか。本文から5字で書き抜いて答えなさい。

正解は「えびフライ」です。

(第39段落・7行目)「ただ丸い石を載せただけの小さすぎる墓を、せいぜい色とりどりの花で埋めて」とあるが、「せいぜい」には主人公たち家族のどんな想いが込められているか。もっとも正しいものを次の中から選び、カタカナで答えなさい。

ア:ただ丸い石を載せただけの質素な墓なので、花くらいは派手にしないと恥ずかしいという想い
イ:昔から決められている盆のしきたりに合わせた花を用意しなくてはいけないという想い
ウ:ただ丸い石を載せただけの墓でも、色とりどりの花で祖父と母の霊をお迎えしたいという想い
エ:質素な墓に合わせて、途中で摘んだ花であればちょうど派手すぎず良いという想い

正解は「ウ」です。

「せいぜい」とは、「精一杯」という意味。「せいぜい〇〇しなさい」というように否定的な印象もある言葉なので、間違って受け取りやすいので注意。ここでは、質素な墓なので、精一杯、祖父と母が喜ぶように色とりどりの花を添えたいという家族の想いが込められている。

(第42段落・20行目)「なんとなく墓を上目でしか見られなくなった。」とあるが、そのときの主人公の気持ちを表したもので最も適切なものを次の中から選び、カタカナで答えなさい。

ア:母のことを考えているうちに、涙が出そうになったのをごまかそうとしている
イ:せめてお供物として、えびフライを残しておかなかった自分を情けなく思っている
ウ:自分ばかり美味しいものを食べてしまい、母に申し訳なく思う気持ち
エ:あんなにうまいものを一度も食べずに死んでしまった母を、憐れむ気持ち

正解は「ウ」です。

父親の言葉を聞いた主人公は、「なぜだか不意にしゃくり上げそうになって、」とあるが、このときの主人公の気持ちを表したもので最も適切なものを次の中から選び、カタカナで答えなさい。

ア:父親の言葉を聞いて、もう別れのときだと実感したから
イ:父親の言葉を聞いて、今度は正月までの長い間会えないと分かったから
ウ:父親の言葉を聞いて、今回の帰省はあまりに短かすぎだったと実感したから
エ:父親の言葉を聞いて、なんだかもう父親とは会えなくなるかもしれないと感じたから

正解は「ア」です。

(第45段落・3行目)「うっかり、「えんびフライ。」と言ってしまった。」とあるが、なぜ少年はこのように言ってしまったのか、その理由として最も正しいものを次の中から選び、カタカナで答えなさい。

ア:父親との別れの寂しさをこらえようとして、気持ちが混乱してしまった
イ:えびフライがあまりに美味しかったので、頭の中がえびフライでいっぱいになっていた
ウ:えびフライを土産にしてくれた父親へ、感謝を伝えたくてたまらなかった
エ:父親に東京へ帰って欲しくない気持ちを隠すために、つい口にしてしまった

正解は「ア」です。

(第46段落・6行目)父親は、「ちょっと驚いたように立ち止まって、苦笑いした。」とあるが、このときの父親の気持ちを表したもので最も適切なものを次の中から選び、カタカナで答えなさい。

ア:主人公が、えびフライを上手く発音できないことに驚き、残念に思っている
イ:主人公が、自分との別れよりも、えびフライのことを考えていると思っている
ウ:主人公が、えびフライを気に入ったと知って、心から嬉しく思っている
エ:主人公が、次のお土産もえびフライにして欲しいと思っていることに、図々しさを感じている

正解は「イ」です。

「盆土産」の中では多くの方言が使われているが、それにより読み手にどのような印象を与えるか、次の中から適切なものを全て選びなさい。
※ア~カの順番通りに答えること。
※それぞれの間に「・」を入力すること。

ア:洗練さ
イ:素朴さ
ウ:せわしなさ
エ:のどかさ
オ:温かみ
カ:冷たさ

正解は「イ・エ・オ」です。

テストを終了する

他の問題を解く

  1. 【中学国語】牟礼慶子「見えないだけ」漢字ドリル
  2. 【中学国語】牟礼慶子「見えないだけ」語句・表現技法ドリル
  3. 【中学国語】牟礼慶子「見えないだけ」内容理解ドリル
  4. 【中学国語】牟礼慶子「見えないだけ」主題・表現効果ドリル
  5. 【中学国語】吉野弘「虹の足」漢字ドリル
  6. 【中学国語】吉野弘「虹の足」語句・表現技法ドリル
  7. 【中学国語】吉野弘「虹の足」内容理解ドリル
  8. 【中学国語】吉野弘「虹の足」主題・表現効果ドリル
  9. 【中学国語】「未来へ」漢字ドリル
  10. 【中学国語】「未来へ」語句・表現技法ドリル
  11. 【中学国語】「未来へ」内容理解ドリル
  12. 【中学国語】「未来へ」主題・表現効果ドリル
  13. 【中学国語】「名づけられた葉」漢字ドリル
  14. 【中学国語】「名づけられた葉」語句・表現技法ドリル
  15. 【中学国語】「名づけられた葉」内容理解ドリル
  16. 【中学国語】「名づけられた葉」主題・表現効果ドリル
  17. 【中学国語】椎名誠「アイスプラネット」漢字ドリル
  18. 【中学国語】椎名誠「アイスプラネット」語句・表現技法ドリル
  19. 【中学国語】椎名誠「アイスプラネット」内容理解ドリル
  20. 【中学国語】椎名誠「アイスプラネット」主題・表現効果ドリル
  21. 【中学国語】「タオル」漢字ドリル
  22. 【中学国語】「タオル」語句・表現技法ドリル
  23. 【中学国語】「タオル」内容理解ドリル
  24. 【中学国語】「タオル」主題・表現効果ドリル
  25. 枕草子(中学校国語)
  26. 【中学国語】「あの夕暮れへ帰る」漢字ドリル
  27. 【中学国語】「あの夕暮れへ帰る」語句・表現技法ドリル
  28. 【中学国語】「あの夕暮れへ帰る」内容理解ドリル
  29. 【中学国語】「あの夕暮れへ帰る」主題・表現効果ドリル
  30. 【中学国語】「セミロングホームルーム」漢字ドリル
  31. 【中学国語】「セミロングホームルーム」語句・表現技法ドリル
  32. 【中学国語】「セミロングホームルーム」内容理解ドリル
  33. 【中学国語】「セミロングホームルーム」主題・表現効果ドリル
  34. 熟語の構成
  35. クマゼミ増加の原因を探る
  36. 【中学国語】茨木のり子「わたしが一番きれいだったとき」漢字ドリル
  37. 【中学国語】茨木のり子「わたしが一番きれいだったとき」語句・表現技法ドリル
  38. 【中学国語】茨木のり子「わたしが一番きれいだったとき」内容理解ドリル
  39. 【中学国語】茨木のり子「わたしが一番きれいだったとき」主題・表現効果ドリル
  40. 言葉の力
  41. 短歌「くれないの二尺伸びたる~」
  42. 短歌「死に近き母に添寝の~」
  43. 字のない葉書
  44. 短歌「観覧車回れよ回れ~」
  45. 徒然草「仁和寺にある法師」
  46. 漢詩「春暁」(漢詩の風景より)
  47. 漢詩「絶句」(漢詩の風景より)
  48. 漢詩「黄鶴楼にて孟浩然の広陵に之くを送る」(漢詩の風景より)
  49. 漢詩「春望」(漢詩の風景より)
  50. 盆土産
  51. 手紙の効用

運営者情報

青山学院大学教育学科卒業。TOEIC795点。2児の母。2019年の長女の高校受験時、訳あって塾には行かずに自宅学習のみで挑戦することになり、教科書をイチから一緒に読み直しながら勉強を見た結果、偏差値20上昇。志望校の特待生クラストップ10位内で合格を果たす。 ※サイト全体の運営実績についてはこちらにまとめています。

目次