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中学音楽テスト対策「六段の調」ではどんな問題が出る?内容紹介と練習問題

yumineko
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中学音楽 八橋検校の「六段の調」について、どんな内容なのか?と、定期テストで出る問題の確認ができるよ!

「六段の調」とは?基本情報をおさらい

「六段の調」の基本データ

作曲者:八橋検校やつはしけんぎょう
そう(こと)のための器楽曲きがくきょく箏曲そうきょく

「六段の調」で重要なポイントはココ!

そうについて

筝とは、奈良時代雅楽ががくの楽器として中国大陸(とう)から伝わった弦楽器げんがっき
本体は通常は「きり」で作られているよ。

筝の各部の名称めいしょう

筝は、全体を竜の姿に例えているんだ。
各部の名前も竜の体の一部に見立みたてて呼ばれているよ。

くまごろう
くまごろう
筝の各部分の名前はテストでよく出るので、しっかり覚えよう!
筝の各部分の名前の画像

つめ

筝は、爪を指にはめて弦をはじいて演奏するよ。
この爪は、流派によって「角爪」「丸爪」のどちらかを使うんだ。

筝の丸爪と角爪のイラスト
生田流は角爪
山田流は丸爪を使うよ。

くまごろう
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爪の形によって、音色は変わるんだよ。

奏法

筝を弾くときは、右手の親指・人差し指・中指に爪をはめて、弦(糸)を弾いて演奏するよ。

弦(糸)の名前

弦(糸)は13本張られているよ。
演奏者から見て上(遠く)から順に
「一」「ニ」「三」「四」「五」「六」「七」「八」「九」「十」」「」「きん
という名前がつけられているよ。

くまごろう
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「斗・為・巾」はテストでよく出るよ!しっかり覚えよう!

調弦の仕方

調弦とは、音の高さを調節すること。
それぞれの弦に柱を立てて、その柱の位置を左右に動かして音の高さを調節するんだ。

音色おんしょく余韻よいんの変化

筝は、右手にはめた爪で弾くだけでなく、左手も使って音の高さや余韻を変化させる演奏方法もあるよ。
それぞれ、楽譜では弦の名前の横や上にカタカナまたは記号で指示が書かれているよ。

引き色
方法:左手で弦をつまんで柱の方に引きよせる
→音の高さが半音ほど下がってから元に戻る
指示:縦書きの楽譜の場合・・「ヒ」と書かれる
横書きの楽譜の場合・・同じく「ヒ」と書かれる

後押し
方法:右手で弾いた後に、左手で弦を押す
→余韻の音の高さが上がる
指示:縦書きの楽譜の場合・・小さい「オ」と書かれる
横書きの楽譜の場合・・下のような記号が書かれる
筝の奏法後押しの記号


方法:左手で弦を押す
→音の高さが半音または全音上がる
指示:縦書きの楽譜の場合・・「オ」と書かれる
横書きの楽譜の場合・・「▲」の記号が書かれる

調子について

六段の調で使われる調子は平調子ひらぢょうし
これは作曲者の八橋検校が確立した調子なんだ。

調子とは?

調子とは、音の並び方のこと。
例えば、ピアノはもう音の並び方は「ドレミファソラシド(白鍵のみ)」と決まっているよね。
でも筝の場合は、柱の位置によって この音の並び方を自由に設定することができるんだ。
そうやって設定された音の並び方を「調子」と呼ぶし、八橋検校が考えた音の並び方の設定を「平調子」と呼ぶということだね。

六段の調とは

箏曲の段物だんものの代表的な曲。
六つの段(部分)で出来ているんだ。

段物とは?

一曲がいくつかの部分(段)で出来ていて、歌が入らない曲を「段物」と呼ぶんだ。
「調べ物」ともいうよ。

六段の調のそれぞれの段は、初段以外は同じ拍数になっているよ。

くまごろう
くまごろう
初段だけ導入部の4拍分が多くなっているよ。

六段の調は、初段と呼ばれる最初のほうはゆっくり始まって、段が進むにつれてだんだんとスピードが速くなっていって、また最後はゆっくり終わるんだ。
こういう構成を序破急じょはきゅうというよ。
序破急は、日本の伝統的な音楽な特徴のひとつなんだ。

くまごろう
くまごろう
つまり、六段の調で1番スピードが早く演奏されるのは「六段目」だよ!

八橋検校やつはしけんぎょうとは

八橋検校は江戸時代に活躍した音楽家。

八橋検校の画像

でも「検校けんぎょう」は名前ではないよ。
検校けんぎょうとは、目が不自由な音楽家たちが所属した「当道とうどう」と呼ばれる職業組織の最高職位のことなんだ。

「六段の調」では、定期テストにこんな問題が出る!

yumineko
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答えを確認する場合は、→をクリック(タッチ)してね!

Q1

六段の調を演奏するときに使われる楽器を答えなさい。
答え:筝

Q2

Q1の楽器は、何時代にどの国から日本に伝わったか答えなさい。
答え:奈良時代・唐(中国)

Q3

Q1の楽器は、通常どのような木材で作られるか答えなさい。
答え:桐

Q4

六段の調のように、一曲がいくつかの部分から作られている曲をなんと呼ぶか答えなさい。
答え:段物

Q5

六段の調を作曲した人物を漢字で答えなさい。
答え:八橋検校

Q6

六段の調で使われる調子の名前を答えなさい
答え:平調子

Q7

筝を演奏するとき、爪はどの指にはめるか、3つ答えなさい。
答え:右手の親指・人差し指・中指

Q8

爪には、流派によって形が2種類あるが、それぞれの爪の名前と、使われる流派の名前を答えなさい。
答え:角爪・生田流
丸爪・山田流

Q9

六段の調のように、はじめはゆっくり、段が進むにつれて次第に早くなり、最後は緩やかに終わる構成をなんと呼ぶか漢字で答えなさい。
答え:序破急

Q10

筝で使われる13本の弦のうち、演奏者から見て1番下から上に向かって3本の弦の名前を順に漢字で答えなさい。
答え:巾・為・斗

Q11

八橋検校は、体のどの部分が不自由だったか答えなさい。
答え:目

Q12

次の奏法の名前をそれぞれ漢字で答えなさい。

ア:右手で弦(糸)を弾いたあと、左手で弦を押す
イ:左手で弦(糸)を押す
ウ:左手で糸をつまんで、柱の方へ引き寄せる

答え:ア「後押し」イ「押し手」ウ「引き色」

Q13

次の効果は、どの奏法によって得られるものか答えなさい。

ア:音の高さが半音または全音上がる
イ:音の余韻の高さが上がる
ウ:音の高さが半音程度下がってから元に戻る

答え:ア「押し手」イ「後押し」ウ「引き色」

中学音楽テスト「六段の調」まとめ

まとめ

★よく出るポイント★

  • 六段の調は、段物の箏曲。
  • 六段の調の作曲者は八橋検校
  • 検校とは目の不自由な音楽形が所属した当道の最高職位
  • 段物とは、一曲がいくつかの段に分かれているもので、歌の入らない器楽曲。
  • 筝は、奈良時代に唐(中国)から伝わった弦楽器。
  • 日本に伝わったはじめ、筝は雅楽を合奏するときの楽器として用いられた。
  • 緩やかに始まり、段が進むにつれ次第に速度が増し、最後は緩やかに終わる構成を「序破急」と呼ぶ。
  • 筝は本体が桐で作られ、13本の弦が張られている。
  • 13本の弦の名前は演奏者から見て上から「一・二・三・四・五・六・七・八・九・十・斗・為・巾」
  • 柱を立て、左右に動かすことで音の高さを調節する。
  • 右手の親指・人差し指・中指に爪をはめ、弦を弾いて演奏する。
  • 爪には流派により角爪(生田流)と丸爪(山田流)がある。
  • 六段の調で使われる調子は八橋検校が確立した「平調子」
  • 引き色とは、左手で弦(糸)をつまんで柱の方に引き寄せる奏法で、音の高さが半音または全音上がる。
  • 押し手とは、左手で弦(糸)を押す奏法で、音の余韻の高さが上がる。
  • 後押しとは、右手で弾いたあとに左手で弦(糸)を押す奏法で、音の高さが半音ほど下がってから元に戻る。

 

ABOUT ME
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2児の母。2019年の長女の高校受験時、訳あって塾には行かずに自宅学習のみで挑戦することになり、教科書をイチから一緒に読み直しながら勉強を見た結果、偏差値20上昇。 志望校にトップ10位内で合格を果たす。 勉強をみるにあたって感じたのは、教科書の説明には子供には分かりづらい部分が多く、子供にイメージしやすく噛み砕いて説明するのがとても有効だということ。 同じように教科書の内容が分かりづらいと感じている子供たちの ヒントになれば、との思いで「教科書を分かりやすく通訳するサイト」創設。

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