接続詞 that (think that)意味と訳し方を中学生にわかりやすく解説

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目次

接続詞とは

接続詞には

・and, or などの等位接続詞
・when, becuaseなどの従属接続詞

の二種類があるんだ。

等位接続詞とは

動詞動詞名詞名詞など同じ品詞をつなぐときに使うよ。

動詞と動詞:I play and like tennis.
⇒playとlikeの動詞をつないでいる

名詞と名詞:I like tennis and soccer.
⇒tennisとsoccerの名詞をつないでいる

くまごろうくまごろう

「等位」は「等しい位」という意味だよ。
だから同じ品詞だけをつなぐんだね。

それに対して、従属接続詞は、二つの文をつなぐときに使うよ。

「従属」とは一方の文章を「メイン」にしたとき、もう片方の文章を「補足」として追加することだよ。

When I am free, I read books. (暇なとき、私は本を読む)
⇒「ひまなとき」と「本を読む」の二つの文をつないでいる

Because I am busy, I can’t go there. (忙しいので、私はそこにいけない)
⇒「私は忙しいので」と「私はそこにいけない」の二つの文をつないでいる

例えば、「本を読む」がメインの文であれば、「ひまなとき」という従属、つまり補足の文は説明であって、無くても通じるよね。

「私はそこにいけない」というメインの文に対して、「忙しいので」という理由を補足しているよね。

接続詞の種類

接続詞の構文について説明している画像

図のように、主語・動詞でつながる二つの文の間に接続詞があるよね。

今まで英語は主語と動詞が一つしかないことが多かったけれど、接続詞を使えばその限りじゃなくなるんだ。

長文では接続詞はとても大事なキーワードになっているから、使い方だけでなく意味もしっかりと覚えておこう!

今回は従属接続詞の単元から、「that」「because」「when」「if」について紹介するよ。

接続詞 that とは

今まではthatと言ったら「あの」や「その」と言った、指示代名詞(thisやthese等)でしか使っていなかったね。

だけど今回学習するthatには「~すること」という意味を持たせる接続詞としてのはたらきがあるんだ。

「接続詞」とは「文をつなぐ役割」を持つ単語のことで、他にはand、or、because、althoughなどがあったね。

接続詞のthatと指示代名詞のthatだと使い方に違いがあるから、そこで判別できるんだ。

接続詞thatの構文

接続詞thatの構文でよくあるのは

I thinkやI knowなどの「思う」や「知っている」などの単語のあとに使って、

I think that + S V

の形にするのが多いよ。

I think thatの構文の使い方を説明している画像

I think thatの意味

I think thatはthatの中の文に対して、「~だと思う」という訳になるよ。

なので、I think that curry came to Japan from India.という文で考えてみると、

①I think that
②Curry came to Japan from india

の二つの文に分けられるんだ。それぞれ訳してみると、

①~だと思う
②カレーがインドから日本に来た

まずはthat以下の②を訳してから①を訳すと日本語の意味になるね。

I think thatの構文の例を説明している画像

think以外にも同じような形をとることができるんだ。

・I think that = 「~だと思う」
・I know that = 「~だと知っている」
・I hope that = 「~だと望む」

接続詞 thatの省略

この文章ではthatは省略することができるんだ。

例えば、

I think that the movie is interesting.
= I think the movie is interesting.
(その映画が面白いと思う)

I think that it will rain tomorrow.
= I think it will rain tomorrow.
(明日雨が降ると思う)

thatがなくても同じ意味になるよ。

接続詞 becauseとは

becauseの意味

原因や理由を表す文章を作るときにはbecauseをつかうんだ。

例えば、

「私は忙しいから」や「病気なので」のようなときに使って、

  • Because I am busy (私は忙しいから)
  • Because I am sick (私は病気なので)

のような形になるんだ。

接続詞なので、結果の文章とつながるよ。

私は忙しいから遊びにいけない
⇒理由:忙しいから 結果:遊びにいけない
⇒Because I am busy, I can’t go out.

私は病気なので学校を休む
⇒理由:病気なので 結果:学校を休む
⇒Because I am sick, I am absent from school.

接続詞becauseの構文

becauseを使った文は、二つの文をつなぐように作られている。

二つのパターンがあり、

①SV + because + SVのように、二つの文章の間に出てくるパターン

②Because SV, SVのように一番最初に出てきて、真ん中に「コンマ(カンマ)」を置くパターン

があるんだ。

becauseの構文について説明している画像
くまごろうくまごろう

並び替えの時には、「コンマ」があるかどうかで判断できるよ。コンマがある時は先に接続詞が来ることに注意!

接続詞 ifとは

ifの意味

「もし~なら」と物事の仮定を表す文を作るときには「if」を使うよ。

例えば、

「もし明日ひまなら」や「もし寒かったら」など

  • If you are free tomorrow, (もし明日ひまなら)
  • If it is cold, (もし寒かったら)

のような形になるんだ。

例文

  • If it rains, we will stay home.(もし雨が降れば、私たちは家にいます。)
  • If you study hard, you will pass the exam.(もし一生懸命勉強すれば、試験に合格するでしょう。)

接続詞ifの構文

ifを使った文は、二つの文をつなぐように作られている。

二つのパターンがあり、

①SV + if + SVのように、二つの文章の間に出てくるパターン

②If SV, SVのように一番最初に出てきて、真ん中に「コンマ」を置くパターン

があるんだ。

ifの構文について説明している画像
たろうたろう

becauseと同じだね

接続詞 whenとは

whenの意味

「~するとき」のように時を表す文章を作るときには「when」を使うよ。

例えば、

「家に帰ってきたとき」や「子供のとき」など

  • when I got home (家に帰ってきたとき)
  • when I was a child (子供のとき)

のような形になるよ。

例文

  • When I was a child, I lived in America. (子供のとき、私はアメリカに住んでいた)
  • I usually play the guitar when I have free time. (時間があるとき、私はたいていギターを弾く)

接続詞whenの構文

whenを使った文は、二つの文をつなぐように作られている。

二つのパターンがあり、

①SV + when + SVのように、二つの文章の間に出てくるパターン

②When SV, SVのように一番最初に出てきて、真ん中に「コンマ」を置くパターン

があるんだ。

whenの構文について説明している画像
たろうたろう

becauseやifと同じで、パターンが二つあるよ。並び替えや英作文のときは「コンマ」に気を付けよう

まとめ

意味接続詞
と言うことをthat
もし~ならif
~するときwhen
なぜなら~だからbecause

運営者情報

青山学院大学教育学科卒業。TOEIC795点。2児の母。2019年の長女の高校受験時、訳あって塾には行かずに自宅学習のみで挑戦することになり、教科書をイチから一緒に読み直しながら勉強を見た結果、偏差値20上昇。志望校の特待生クラストップ10位内で合格を果たす。

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