willとは?意味や使い方とbe going toとの違いをわかりやすく解説
「未来を表す表現」を英語ではどうやって言うのかな?
中学校2年生の英語で習う「will」と「be going to」について、意味とwillとbe going toの違いとは何かをわかりやすく解説するよ。
「will」「be going to」の未来形の問題に挑戦できるドリルもあるよ!
ゆみねこドリル「will ・ be going to(未来形)」のドリルページへ
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目次
未来形とは何か
未来の出来事を表すために使うのが「未来形」という単元なんだ。
日本語でいうと「~だろう」「~でしょう」「~するつもり」と言った表現が未来形だよ。
英語では、助動詞の「will」と「be going to」という二つの形があるんだ。
それらの違いについて見ていこう。
助動詞「will」
日本語で「~するつもり」や「~するだろう」と未来のことを表すときに使うよ。
この単語は助動詞という単元になるんだ。
助動詞と言うのは、「動詞を助ける」働きをする単語のことで、canやmustなどと同じグループだよ。
助動詞を使った文の構文は、「主語 + 助動詞 + 動詞の原形」となるルールがある。だから、三人称単数現在の「S」が付かないということを覚えておこう。
willも同様で「主語 + will + 動詞の原形」となるよ。
現在形から未来形に変える手順
現在形を未来形(will)に変える場合は動詞の前にwillをつけるんだ。
「現在形」を未来形にすると、「will+動詞の原形」になるんだ。図で見てみよう。
このように現在形のときは主語が三人称単数形の場合は動詞に「s」が付いていたんだ。
それが未来形の場合は、「willのあとは動詞の原形」に変更することに注意しよう。
willの省略
willは主語と合体して省略することが出来るんだ。
一覧で見てみよう。
省略前 | 省略 | 読み方 |
---|---|---|
I will | I’ll | アイル |
You will | You’ll | ユール |
He will | He’ll | ヒール |
She will | She’ll | シール |
We will | We’ll | ウィール |
They will | They’ll | ゼイル |
It will | It’ll | イトゥル |
例文:
- You will see the Merlion. (あなたはマーライオンが見えるでしょう)
- I will make a reservation. (私は予約をするつもりだ)
willの否定文
日本語にすると「~しないだろう」「~しないつもりだ」という意味にするときは否定文にしよう。
willの否定文は「主語 + will not + 動詞の原形」という構文になるよ。
will notは短縮形があって、 「won’t (ウォント)」という単語になるんだ。
文字数で選択肢が変わる場合に注意しよう。
例文:
- I will not (won’t) take pictures of the Merlion. (私はマーライオンの写真を撮らないつもりだ)
- I will not (won’t) buy this cute pen.(私はこのかわいいペンを買わないつもりだ)
- We will not (won’t) get to the restaurant soon.(私たちはすぐにはレストランにつかないだろう)
willの疑問文
日本語にすると「~するつもりですか」「~するでしょうか」という意味にするときは疑問文にしよう。
willの疑問文は「Will + 主語 + ~ ?」という構文になるよ。
例文:
- Will you take pictures of the Merlion?(あなたはマーライオンの写真を撮るつもりですか)
- Will you buy this cute pen?(あなたはこのかわいいペンを買うつもりですか)
- Will we get to the restaurant soon?(私たちはすぐレストランにつくでしょうか)
be going to
もう一つの未来を表す表現は「be going to」を使うよ。
be going to を使った場合はあらかじめ決まった予定や未来を表す表現だから、「つもりです」や「予定です」と訳すんだ。
このbeはbe動詞のことだから、主語に合わせて形を「am, is, are」に変えよう。
そしてもう一つ大事なことは、toの次に来るのは「動詞の原形」というルールがあるんだ。
構文:「主語 + be going to + 動詞の原形 + ~.」という形になるよ。
現在形からbe going toを使った未来形への変換
現在形を未来形に変える場合は、動詞の前に「be going to」をつけるんだ。
そして、動詞は現在形から原形に変更するよ。
be動詞の原形は「be」を使うことに気を付けよう。
例文:
- I am going to visit Singapore nextweek. (私は来週シンガポールを訪れるつもりです)
- I’m going to have dinner on the airplane. (私は飛行機で夕食を食べる予定です)
- We will visit a famous park this Saturday.(私たちは今週の土曜日に有名な公園を訪れるつもりです)
be going toの否定文
否定文は日本語にすると「~しないだろう」「~しないつもりだ」という意味になるよ。
be going toを否定文にするときは、be going toにnotを入れて
「主語 + be not going to + 動詞の原形」にするんだ。
例文:
- I’m not going to eat cake. (私はケーキを食べないつもりです)
- We are not going to visit the park. (私たちは公園を訪れないつもりです)
- He is not going to see a doctor. (彼は病院に行かないつもりです)
be going toの疑問文
日本語にすると「~するつもりですか」「~する予定ですか」という意味にするときは疑問文にしよう。
be動詞の疑問文と同じように、「be + 主語 + going to + 動詞の原形 + ~?」という形になるよ。
主語によってbe動詞が変化するから気を付けよう!
- Are you going to leave for Singapore tomorrow? (あなたは明日シンガポールに出発する予定ですか)
- Is she going to do her homework this evening?(彼女は今日の夕方に宿題をするつもりですか)
- Are they going to go fishing next weekend?(彼らは週末に釣りに行く予定ですか)
willとbe going toの違い、使いわけ
willとbe going toはどちらも未来のことを表す表現だから、置き換えることができるんだ。
例えば、
I will go to the city. = I am going to go to the city.
You will eat lunch. = You are going to eat lunch.
でも使いたい意味によっては置き換えが出来ない場合があるんだ。
下記の表を見てみよう。
willを使う場合 | be going toを使う場合 |
---|---|
約束や提案の瞬間 | 予定の場合 |
自分の意志の場合 | 理由がある場合 |
会話しながら決めた場合
I will open the door(ドアを開けましょう)
⇒今ドアを開けることに決めた(事前に決まっていない)
予定していた場合
I am going to go camping. (キャンプに行くつもりです)
⇒前からキャンプに行く計画をしていた
「I will go camping.」と言った場合、今決めた!という感じになるよ。
このように、あらかじめ決まっていたことか決まっていないことかでwillとbe going toを使い分けることができるんだ。
まとめ
will
構文:「主語+will+動詞の原形」
意味:「~するつもり」や「~するだろう」といった不確定な未来
be going to
構文:「主語 + be going to + 動詞の原形」
意味:「~する予定」や「~するつもり」といった確定した未来
ここまで学習できたら、「will」と「be going to」(未来形)のテスト対策問題ページにチャレンジしてみよう!
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ゆみねこ
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青山学院大学教育学科卒業。TOEIC795点。2児の母。2019年の長女の高校受験時、訳あって塾には行かずに自宅学習のみで挑戦することになり、教科書をイチから一緒に読み直しながら勉強を見た結果、偏差値20上昇。志望校の特待生クラストップ10位内で合格を果たす。