【高校日本史】「ヤマト政権の統治制度」発展ドリル
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高校日本史「ヤマト政権の統治制度」についての発展ドリルです。
氏姓制度、伴造・部民、磐井の乱、屯倉、冠位十二階への流れを、理由や背景まで考えながら確認しましょう。
ヤマト政権が、各地の豪族を自分の支配のしくみに組み込む必要があった理由として、最も適切なものを選びましょう。
正解は「各地の豪族は土地や人々を支配する力を持っていたため、大王は豪族を味方につけながら支配を広げる必要があった。」です。
ヤマト政権は、最初から全国を細かく直接支配していたわけではありません。各地の豪族を味方につけ、氏姓制度などによって政権の支配秩序に組み込みながら、支配を広げていきました。
氏姓制度を「豪族をまとめるためのしくみ」として説明したものとして、最も適切なものを選びましょう。
正解は「氏姓制度は、豪族の一族に身分・称号を与え、ヤマト政権の序列に組み込むためのしくみだった。」です。
氏姓制度は、氏に姓を与えることで、豪族をヤマト政権の序列に組み込むしくみでした。単なる名前の制度ではなく、豪族をまとめるための政治的な制度として理解することが大切です。
臣・連などの姓と、伴造の違いを説明したものとして、最も適切なものを選びましょう。
正解は「臣・連は氏族の身分・地位を示す姓、伴造は特定の職務を担当する豪族を指す。」です。
臣・連などの姓は、豪族の身分・地位を示すものです。一方、伴造は特定の職務を担当する豪族を指します。つまり、姓は身分の話、伴造は仕事の役割の話として分けて考えると整理しやすくなります。
「姓を持つ豪族」と「伴造」の関係について、最も適切なものを選びましょう。
正解は「身分・地位を示す姓と、仕事の役割を示す伴造は、同じ豪族に重なることがある。」です。
ある豪族は、姓によってヤマト政権内での身分・地位を示されながら、同時に伴造として特定の職務を担当することがありました。身分・地位と仕事の役割は、同じ人物や氏族に重なって考えられる場合があります。
磐井の乱を、ヤマト政権の地方支配と結びつけて説明したものとして、最も適切なものを選びましょう。
正解は「地方豪族が強い力を持ち、ヤマト政権の地方支配がまだ十分ではなかったことを示す事件である。」です。
磐井の乱は、ヤマト政権の命令が地方の有力豪族に必ず通るわけではなかったことを示す事件です。九州北部のような重要地域にも、強い地方豪族が存在していたことがわかります。
磐井の乱で、筑紫が重要な地域として扱われる理由として、最も適切なものを選びましょう。
正解は「筑紫は朝鮮半島に近く、軍事・外交上の重要地域だったため。」です。
筑紫は現在の九州北部にあたり、朝鮮半島に近い地域でした。そのため、朝鮮半島情勢に関わる軍事・外交上の重要地域であり、そこを支配する地方豪族の動きはヤマト政権にとって大きな問題になりました。
磐井の乱から屯倉の設置へ向かう流れとして、最も適切なものを選びましょう。
正解は「磐井の乱によって地方支配の弱さが見えたため、大王の直轄地である屯倉を置くなどして支配を強めた。」です。
磐井の乱後、ヤマト政権は地方支配を強める方向へ進みました。屯倉は大王の直轄地・直轄耕地であり、地方豪族に任せきりにしない支配のしくみとして理解できます。
屯倉・田部・名代・子代の関係として、最も適切なものを選びましょう。
正解は「屯倉は大王の直轄地、田部はそこで農業を担った人々、名代・子代は大王や王族を支えた人々である。」です。
屯倉は土地・耕地で、田部はそこで農業を担った人々です。名代・子代は大王や王族を支えた直轄民・部民として整理されます。土地と人々を分けると理解しやすくなります。
ヤマト政権の支配が中央集権化へ向かう流れとして、最も適切なものを選びましょう。
正解は「豪族に身分を与えて組み込み、さらに屯倉などで大王の直接支配を強めていく流れ。」です。
ヤマト政権は、豪族を氏姓制度によって組み込みつつ、磐井の乱のような事件を経て、大王の直接支配を強めていきました。これは中央集権化に向かう動きとして理解できます。
氏姓制度と冠位十二階の違いを説明したものとして、最も適切なものを選びましょう。
正解は「氏姓制度は氏族や家柄に基づくしくみ、冠位十二階は個人の能力や功績を評価しようとしたしくみである。」です。
氏姓制度は、氏族や家柄に基づく身分・序列の制度です。一方、冠位十二階は個人に位を与え、能力や功績を評価しようとした制度です。原則として世襲されない点も重要です。
冠位十二階が氏姓制度と比べて重要な点として、最も適切なものを選びましょう。
正解は「位が氏族単位ではなく個人に与えられ、原則として世襲されなかった点。」です。
冠位十二階では、位が氏族単位ではなく個人に与えられ、原則として世襲されませんでした。これは、氏族や家柄に左右されやすい氏姓制度との違いとして重要です。
ヤマト政権の統治制度全体の流れとして、最も適切なものを選びましょう。
正解は「豪族連合的な支配から、しだいに大王・天皇を中心とする中央集権的な政治へ向かう流れ。」です。
ヤマト政権の統治制度は、豪族連合的な支配から、しだいに大王・天皇を中心とする中央集権的な政治へ向かう流れの中で理解します。氏姓制度、磐井の乱、屯倉、冠位十二階を別々に暗記するのではなく、つながりで押さえましょう。
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青山学院大学教育学科卒業。TOEIC795点。2児の母。2019年の長女の高校受験時、訳あって塾には行かずに自宅学習のみで挑戦することになり、教科書をイチから一緒に読み直しながら勉強を見た結果、偏差値20上昇。志望校の特待生クラストップ10位内で合格を果たす。 ※サイト全体の運営実績についてはこちらにまとめています。
