なんじ・なんぷん(問題プリント)
小学校1年生の算数で学習する「時計の読み方」のうち、「なんじ・なんぷん」の時計の読み方をわかりやすく解説しています。
「なんじ・なんぷん」の時計を読む無料の練習問題プリントも用意したので、ダウンロードしてたくさん練習してみましょう。
長い針や短い針の役割など、時計の基本的な読み方を説明しているページもあります。
なんじ・なんぷん(とけいの よみかた)
このページでは、「なんじ・なんぷん」の とけいの よみかたを かいせつ するよ。
「なんじ」の よみかた
とけいには、1から12までの すうじが かかれているよね。
みじかい はりが、「じかん」を あらわすんだったね。
でも、みじかい はりが ぴったり すうじのところを さしていないことも あるんだ。
たとえば、うえの イラストのように 「1じ」ぴったりだと、みじかい はりは 「1」の ところを ぴったり さしているから わかりやすいね。
でも、「1じはん」だと どうなるかな?
そう、みじかい はりは、1と2の ちょうど はんぶん くらいのところを さしていたよね。
このように、1じから 2じに なるあいだに、みじかい はりは ゆっくりと すうじと すうじの あいだを すすんで いくんだ。
このとき、みじかい はりが しゅっぱつした すうじから つぎの すうじに いくまでの あいだは、 しゅっぱつした すうじの じかんが そのときの じかんだよ。
たとえば、みじかい はりが 1を しゅっぱつして、2に いくまでは、そのじかんは 「1じ」なんだ。
「なんじ」かが よめるように なれば、あとは「なんぷん」かを よめるように なるだけだよ!
「なんぷん」の よみかた
「なんぷん」かは、ながい はりが どこに あるかで わかるんだったね。
とけいには、すうじと すうじの あいだに、4ほんの せんが かかれているよね。
すうじの ところの せんも あわせると、ぜんぶで 60ぽんの せんが あるんだ。
1じかんは 60ぷんだから、せんも 60ぽんに なっているんだね。
ながい はりは、12から はじまって ぐるっと いっしゅうして、また 12の ところに もどってくるよ。
だから、12の せんの ところが「0」、そこから 1つの せんずつ「2、3、4…」と ひとつずつ ふえていくんだ。
そうやって かぞえると、つぎの イラストのように なるよ。
たとえば、ながい はりが 4の ところなら、「20」、8の ところなら「40」というように 「なんぷん」かを よむことが できるね。
でも、0から ひとつずつ かぞえていたら、たいへんだなぁ。
たしかに、ふつうは 「なんぷん」かが わかる すうじは とけいには かいていないよね。
だからといって、せんを ひとつずつ かぞえていたら、たいへんだよね。
なので、せんが「5ほんごと」に なるように ちゅうい してみよう。
このとき、1から12の ところは なんぷんに なっているかな?
12の ところが スタートで、
1は「5」
2は「10」
3は「15」
4は「20」…
そう、ちょうど すうじのところは 「5ふんずつ」おおくなるように なっているね。
この すうじのところの 「ふん」だけを まずは おぼえておくと、そこから かぞえることが できるから、とても らくちんなんだ。
たとえば 「8」から みっつめの せんの ところに ながい はりが あったら、「8」は「40ふん」なので、さらに 3ぷんを たした「43ふん」ということだね。
「なんじ・なんぷん」とけいを よんでみよう
それでは、いろいろな とけいが「なんじ・なんぷん」なのか じっさいに よんでみよう。
みじかい はりは、12から 1の ところに あるね。なので、「12」じだよ。
ながい はりは、7の すうじの「35」から、もうひとつ すすんだ ところなので、「36ぷん」だよ。
なので、この とけいは「12じ36ぷん」だね。
みじかい はりは、8から 9の ところに あるね。なので、「8」じだよ。
ながい はりは、4の すうじの「20」から、もう3つ すすんだ ところなので、「23ぷん」だよ。
なので、この とけいは「8じ23ぷん」だね。
みじかい はりは、10から 11の ところに あるね。なので、「10」じだよ。
ながい はりは、1の すうじの「5」から、もう4つ すすんだ ところなので、「9ふん」だよ。
なので、この とけいは「10じ9ふん」だね。
「なんじ・なんぷん」もんだいプリント
とけいの「なんじ・なんぷん」を こたえる もんだいを よういしたよ。
プリントを ダウンロードして、れんしゅうしてみよう!
運営者情報
ゆみねこ
詳しいプロフィールを見る
青山学院大学教育学科卒業。TOEIC795点。2児の母。2019年の長女の高校受験時、訳あって塾には行かずに自宅学習のみで挑戦することになり、教科書をイチから一緒に読み直しながら勉強を見た結果、偏差値20上昇。志望校の特待生クラストップ10位内で合格を果たす。