41漢詩「春望」(漢詩の風景より)
中学2年生の国語「春望(漢詩の風景より)」についてのテスト対策問題に挑戦しよう。
テストを開始する漢詩「春望」の作者の名前を漢字で答えなさい。
漢詩「春望」の詩の形式を漢字4文字で答えなさい。
「城春にして草木深し」とあるが、どういう意味か、次の中からもっとも適切なものを選びカタカナで答えなさい。
ア:城壁で囲まれた町の中にも春がやってきて、草や木も生い茂っている。
イ:城壁で囲まれた町の中にも春がやってきたが、戦争によって草や木は枯れたままだ。
ウ:城壁で囲まれた町にも春がやってくれば、また草木も生い茂るだろう。
エ:春になり、城壁で囲まれた町は草や木で覆い尽つくされてしまった。
「時に感じては花にも涙を濺ぎ」とあるが、「涙を濺ぐ」とはどういう意味か、次の中から選びカタカナで答えなさい。
ア:涙を流す
イ:涙をぬぐう
ウ:涙をこらえる
エ:涙が枯れる
「別れを恨んでは鳥にも心を驚かす」とあるが、「別れ」とは、作者の杜甫と「誰」の別れのことか。漢字2字で答えなさい。
「別れを恨んでは鳥にも心を驚かす」とあるが、「鳥にも心を驚かす」とはどういう意味か。もっとも適切なものを次の中か選びカタカナで答えなさい。
ア:家族が無事かどうか心配のあまり、鳥の鳴き声さえ腹立たしく思う
イ:家族が無事かどうか心配のあまり、ただ鳥が鳴いただけでもひどく驚いてしまう
ウ:家族と離ればなれになっていることが悲しく、鳥の鳴き声を聞くだけでも不安になる
エ:家族と離ればなれになっていることが悲しく、罪のない鳥にも八つ当たりをしてしまう
「家書万金に抵る」とあるが、その理由としてもっとも適切なものを次の中から選びカタカナで答えなさい。
ア:戦地でひとり耐える自分にとって、家族から送られてくるお金は命を左右するものだから
イ:戦いによって会えない家族の無事を知らせてくれるものだから
ウ:一族のことを記録した書は、戦いの後の世に残すべきものだから
エ:戦争の影響で、家族から手紙を送るだけでも沢山のお金がかかってしまうから
線アの書き下し文を答えなさい。
※漢字の部分はそのまま漢字で答えること。
「国破れて山河在り」と対句になっている句を選び、書き下し文を答えなさい。
※漢字の部分はそのまま漢字で答えること。
「時に感じては花にも涙を濺ぎ」と対句になっている句を選び、書き下し文を答えなさい。
※漢字の部分はそのまま漢字で答えること。
「烽火三月に連なり」と対句になっている句を選び、書き下し文を答えなさい。
※漢字の部分はそのまま漢字で答えること。
「春望」では、4つの句の末尾が韻を踏んでいる。韻を踏んでいる漢字を全て句の順番にそって答えなさい。
「春望」には、作者のどのような思いがこめられているか。もっとも適切なものを次の中から選びカタカナで答えなさい。
ア:争っている人の世とは関係なしに美しい自然への嫉妬
イ:苦境におかれたまま年老いていくしかない悲しみ
ウ:戦争という苦境の中でも変わらぬ一族の誇り
エ:自然の大きな力に抗うことのできない人の世のはかなさ
「烽火三月に連なり」から、どのような状況が読み取れるか。もっとも適切なものを次の中から選びカタカナで答えなさい。
ア:厳しい寒さが続いている
イ:戦争が続いている
ウ:家族と長い間会えずにいる
エ:美しい花々に囲まれている
「別れを恨んでは鳥にも心を驚かす」の他に、作者が家族との別れを辛いと感じていることが読み取れる句を選び、書き下し文を答えなさい。
※漢字の部分はそのまま漢字で答えること。
「春望」とはどういう意味か。もっとも適切なものを次の中から選びカタカナで答えなさい。
ア:春の眺め
イ:春を待ち遠しく思う気持ち
ウ:希望
エ:故郷
「時に感じては花にも涙を濺ぎ」の句の意味としてもっとも適切なものを次の中から選びカタカナで答えなさい。
ア:時々眺めることができる花の美しさに感動して涙を流す
イ:長い時をへて眺めることができた花の美しさに涙を流す
ウ:この時世の状況では花を見ても悲しみのあまり涙を流す
エ:長く花の美しい様子も眺めることができない悲しみに涙を流す
作者の年齢や様子が読み取れる部分を詩から漢字2字で抜き出して答えなさい。
「律詩」の特徴として正しいものを次の中から選びカタカナで答えなさい。
ア:第1句と第2句が対句になっている
イ:第3句と第4句、第5句と第6句が対句になっている
ウ:ひとつの句が5文字で作られている
エ:奇数の句で韻が踏まれる
「渾べて簪に勝へざらんと欲す」の句の意味としてもっとも適切なものを次の中から選びカタカナで答えなさい。
ア:敵国に勝ち、故郷へ早く帰りたい
イ:簪を挿すことは少しも欲していない
ウ:このままでは敵国に勝つことはできない
エ:全くもって簪を挿すこともできない
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ゆみねこ
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青山学院大学教育学科卒業。TOEIC795点。2児の母。2019年の長女の高校受験時、訳あって塾には行かずに自宅学習のみで挑戦することになり、教科書をイチから一緒に読み直しながら勉強を見た結果、偏差値20上昇。志望校の特待生クラストップ10位内で合格を果たす。