【小学国語】谷川俊太郎「かんがえるのっておもしろい」発展ドリル
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最後は「発展ドリル」です。「どうして考えることが遠くへ行くことなの?」という詩の言葉の意味(深い理解)や、作者が一番伝えたかったメッセージ(主題)など、もう一歩ふみこんだ国語の問題に挑戦しよう!全10問です。
この詩を音読すると、とてもすらすらとリズミカルで心地よく聞こえます。その秘密(詩の形式と音数)を説明したものとして、もっとも正しいものを1つ選びましょう。
正解は「声に出したときにリズムが良く聞こえるように、一部をのぞいて「7・5調」など音の数に一定のきまりがあるから。」です。
現代の言葉(口語)で書かれ、ある程度「7や8」と「5」のまとまりを持った音数のルール(定型)があるため、口に出した時に元気でリズミカルな心地よさが生まれます。「口語定型詩」と呼ばれます。
第1連にある「どこかとおくへいくみたい」「しらないけしきがみえてきて」という表現は、人間の「どのような心の動き」の例えとして使われていると考えられますか。もっともふさわしいものを選びましょう。
正解は「いろいろと深く自分の頭で考えることによって、今まで気づかなかった物事への新しい発見や理解を得ること。」です。
実際の遠くの風景のことではなく、「考え続けるうちに今まで知らなかった素晴らしい世界(理解)にたどり着く」というワクワクする様子を旅行のように表現しているのです。
第1連で、作者が「かんがえるのって おもしろい」と言っているのは、考えることでどのような良い変化があるからだと読めますか。正しく説明しているものを1つ選びましょう。
正解は「物事の理解や見え方が深まる面白さを知ることができるから。」です。
自分でたくさん「かんがえる」ことで、ただの空も奥行きのある色だと気づけるように、物事の見え方が深まる。それが面白い!と表現しているのです。
第2連の読解です。作者が「けんかするのも いいみたい」と、けんかを少し前向きにとらえている理由を正しく説明しているものを1つ選びましょう。
正解は「意見をぶつけ合う(けんかする)ことで、ふだんは隠れている「相手の本当の気持ち」に気づけることがあり、より分かり合える場合があるから。」です。
うわべだけ仲良くしているのではなく、「この人は本当はこう思っていたんだ!」と気づくことができる。それが前より相手と分かり合い、関係が良くなるきっかけになると書いています。
第2連の結びにある「みんなのちからで そだってく」の「みんな」とは、どのような人々・意味を指していると考えられますか。最も適切なものを1つ選びましょう。
正解は「自分も含めた、学校にいるみんなのこと。一人ではなく、全員でより良い関係を作っていくという意味。」です。
学校というものは、自分ひとりや一部の人だけで成長させるものではなく、時にケンカし合い、理解し合う「みんなの力」がなければ育たないと強調しています。
「このおかのうえ このきょうしつは / みらいにむかって とんでいる」という表現からは、学校に対するどのような気持ちが読み取れますか。1つ選びましょう。
正解は「みんなで考え、学び合うことで、前向きに希望を持って自分たちが進んでいくこと(力強さ)の表現。」です。
もともとある小学校の校歌として作られた言葉であるため、これからの学校生活に向けた生徒たちの成長の勢いや明るい未来の様子が表現されています。
この詩の前半(第1連)の主なテーマとなっているのは次のうちどれですか。
正解は「一人でかんがえる楽しさ」です。
第1連は「かんがえるのって おもしろい」とあるように、「自分の頭で考えること(思考・学び)」をテーマにしています。
この詩の後半(第2連)の主なテーマとなっているのは次のうちどれですか。
正解は「他者と関わり合うこと(理解し合うこと)の良さ」です。
第2連は「なかよくする」「けんかする」「すきになる」など、他人とのつながりや学校での成長をテーマにしています。
この詩全体の構成のまとめです。正しい言葉の組み合わせを1つ選びましょう。
「第1連では『自分自身』という【 ア 】の中での深い【 イ 】(考える力)の素晴らしさが描かれ、第2連ではそれを他者とぶつけ合い理解し合う【 ウ 】の中での関わり合いの素晴らしさが描かれている。」
正解は「【ア:個人】【イ:思考】【ウ:集団】」です。
自分で考えを深める力と、みんなとぶつかりながら協力する力。この2つの両方が、みんなを育てる力になります。
この詩全体をふまえて、作者が子どもたちに一番伝えたかったメッセージ(詩の主題)とはどのようなことだと考えられますか。最もふさわしいものを1つ選びましょう。
正解は「考えることのおもしろさと、友達と関わり合いながら分かり合って成長していくことの素晴らしさ。」です。
新学期の国語のスタートにぴったりな、「自分の力で考える楽しさ」と「相手と本音で関わり合う(社会性を学ぶ)こと」の大切さが込められた明るい主題(テーマ)ですね。
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青山学院大学教育学科卒業。TOEIC795点。2児の母。2019年の長女の高校受験時、訳あって塾には行かずに自宅学習のみで挑戦することになり、教科書をイチから一緒に読み直しながら勉強を見た結果、偏差値20上昇。志望校の特待生クラストップ10位内で合格を果たす。 ※サイト全体の運営実績についてはこちらにまとめています。
