10【中学国語】「未来へ」語句・表現技法ドリル
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続いて「語句・表現技法ドリル」です。詩のテストでよく出る「表現技法」や、重要な言葉の意味をしっかりと確認していきましょう!
『未来へ』の詩の形式として、正しいものを1つ選びましょう。
正解は「口語自由詩」です。
『未来へ』は、今の私たちが普段使っている話しことば(口語)で書かれており、五・七・五などの決まった音数や形式にしばられない(自由詩)形式です。
第一連にある「計りしれぬ」の意味として、最も適切なものを1つ選びましょう。
正解は「想像もできないくらい途方もないこと。」です。
「計り知れない」とは、推測(計る)することができないくらい大きい、または多いという意味です。「計りしれぬ過去」で、想像を絶する長い時間を表しています。
第二連にある「無数」の意味として、最も適切なものを1つ選びましょう。
正解は「数え切れないほどたくさんあること。」です。
「無(ない)数」と書きますが、「ゼロ」という意味ではなく、「数えることができない(ほど多い)」という意味になります。「無数の生と死」で数え切れないほどの命を表しています。
第四連にある「彼方(かなた)」の意味として、最も適切なものを1つ選びましょう。
正解は「遠く離れたあちらの方向(未来)のこと。」です。
「彼方(かなた)」は、遠く離れた場所や方向を指します。「限りある日々の彼方」という表現で、今の命が尽きた「その先(未だ来ない未来)」を表しています。
第一連の三行目「この形この色の香りは計りしれぬ過去から来た」は、どのような表現技法として読むことができますか。最も適切なものを1つ選びましょう。
正解は「擬人法」です。
「香り」は人間ではないのに、「(過去から)来た」と人の動作のように表しているため、擬人法として読むことができます。
この詩の中で、「倒置法」が使われている部分はどれですか。最も適切なものを1つ選びましょう。
正解は「人はそれを生きることができる / 限りある日々の彼方を見つめて」です。
「限りある日々の彼方を見つめて、人はそれを生きることができる」という普通の語順をあえて逆にしています。これを「倒置法」といいます。
この詩で「倒置法」を使うことによって、どのような効果が生まれていますか。最も適切なものを1つ選びましょう。
正解は「後にくる言葉の余韻を残し、「未来(彼方)」の印象を強く読者に与えるため。」です。
普通の順番を逆にする(倒置する)ことで、「限りある日々の彼方(=未だ来ないもの、未来)」という言葉が最後に残り、読者に強い印象を与えることができます。
第二連の「足元の土に無数の生と死が埋もれている」の中で、「対比」されている言葉の組み合わせはどれですか。最も適切なものを1つ選びましょう。
正解は「生と死」です。
「生(生まれること)」と「死(死ぬこと)」という正反対の意味を持つ言葉が並べられています。これを対比といいます。
第四連で「対比」されている言葉の組み合わせとして、正しいものを1つ選びましょう。
正解は「「限りないもの」と「限りある日々」」です。
第四連で、人間には知り尽くせない「限りないもの(無限の時間)」に対して、人間の命である「限りある日々」が対比されています。
この詩でたくさんの「対比」が使われているのは、どのような効果を狙ったためと考えられますか。最も適切なものを1つ選びましょう。
正解は「「果てしない時間」と「今を生きる私たちの命」の違いや尊さを、くっきりと浮かび上がらせるため。」です。
「計りしれぬ過去」や「限りないもの」という果てしないスケールと対比させることで、「今(今日)」や「限りある日々」を生きる命の尊さがより強調されています。
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青山学院大学教育学科卒業。TOEIC795点。2児の母。2019年の長女の高校受験時、訳あって塾には行かずに自宅学習のみで挑戦することになり、教科書をイチから一緒に読み直しながら勉強を見た結果、偏差値20上昇。志望校の特待生クラストップ10位内で合格を果たす。 ※サイト全体の運営実績についてはこちらにまとめています。
