小学生向け「歴史新聞」の作り方!かんたんなテーマ・まとめ方・レイアウト例
小学生の夏休みの宿題や、社会の調べ学習で使える「歴史新聞」の作り方を、やさしく解説するよ。
「何をテーマにすればいいの?」「新聞には何を書けばいいの?」「どんなふうに紙にまとめればいいの?」という人は、この記事を読みながら、歴史新聞の作り方を確認しよう。
この記事で分かること
- 歴史新聞とは何か
- 歴史新聞のテーマの決め方
- 小学生におすすめのテーマ
- 歴史新聞に入れる内容
- 見出しの作り方
- 新聞らしいレイアウトの例
- 調べたことを自分の言葉でまとめるコツ
目次
歴史新聞とは?
「歴史新聞」とは、歴史のできごとや昔のくらし、有名な人物について調べたことを、新聞のようにまとめたものだよ。
ふつうのレポートのように文章だけで書くのではなく、大きな見出しや記事、年表、イラスト、地図などを使って、読む人に分かりやすく伝えるのが特徴なんだ。
たとえば、織田信長について調べるなら、信長が何をした人なのか、どんな時代に生きていたのか、どんなところがすごいのかを、新聞の形にしてまとめるよ。
たろう
くまごろう歴史新聞で大切なのは、調べたことをただ写すことではなく、自分の言葉で、読む人に分かりやすく伝えることだよ。

歴史新聞を作る前に決めること
歴史新聞を作る前に、まずはテーマを決めよう。
テーマとは、「何について調べるか」ということだよ。
テーマを決めるときは、いきなり大きすぎるテーマにしないことがポイントなんだ。
たとえば、「日本の歴史」というテーマは、とても広いよね。調べることが多すぎて、新聞にまとめにくくなってしまうよ。
でも、「昔のくらし」「織田信長」「江戸時代の学校」「自分の町にあるお城」のようにすると、調べることがしぼられて、まとめやすくなるんだ。
テーマを決めるコツ
- 「おもしろそう」と思うものを選ぶ
- 人物・昔のくらし・地域の歴史から選ぶ
- 広すぎるテーマにしない
- 絵や表にしやすいテーマを選ぶ
- 本や資料で調べやすいテーマを選ぶ
人物から選ぶ
歴史に出てくる人物を一人選んで、その人について新聞にする方法だよ。
たとえば、卑弥呼、聖徳太子、紫式部、源頼朝、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、坂本龍馬、福沢諭吉、渋沢栄一などがテーマにしやすいよ。
人物をテーマにするときは、その人が何をしたのか、なぜ有名なのかを調べると、まとめやすいよ。
昔のくらしから選ぶ
昔のくらしをテーマにすると、絵や写真を使いやすく、小学生でも分かりやすい新聞にしやすいよ。
たとえば、昔の家、昔の学校、昔の給食、昔の遊び、昔の道具、昔の交通などがあるね。
「今と昔をくらべる」形にすると、読む人にも分かりやすくなるよ。
地域の歴史から選ぶ
自分の住んでいる地域の歴史をテーマにするのもおすすめだよ。
近くにあるお城、神社、お寺、古い道、地名の由来、昔からあるお祭りなどを調べると、身近な歴史新聞を作ることができるんだ。
小学生におすすめの歴史新聞テーマ

ここでは、小学生が歴史新聞を作るときに使いやすいテーマを紹介するよ。
「これなら調べやすそう」「おもしろそう」と思うものを選んでみよう。
| テーマ | 新聞タイトルの例 | 調べるポイント |
|---|---|---|
| 昔のくらし | 昔のくらし新聞 | 家、道具、食事、学校、遊びを今とくらべる |
| 昔の道具 | 昔の道具はっけん新聞 | 洗濯板、黒電話、かまどなどの使い方 |
| 地域の歴史 | わたしの町の歴史新聞 | 地名、古い建物、お祭り、神社やお寺 |
| お城 | お城たんけん新聞 | だれが建てたのか、何のために作られたのか |
| 歴史人物 | 人物はっけん新聞 | その人が何をしたのか、なぜ有名なのか |
| 戦国時代 | 戦国時代ニュース | 武将、戦い、お城、天下統一 |
| 江戸時代 | 江戸のくらし新聞 | 町人のくらし、寺子屋、浮世絵 |
| 明治時代 | 文明開化新聞 | 服装、学校、鉄道、くらしの変化 |
| 給食の歴史 | 給食いまむかし新聞 | 昔の給食と今の給食のちがい |
| お金の歴史 | お金の歴史新聞 | 昔のお金、今のお金、新しいお札 |
小学生の場合は、むずかしい政治のしくみだけをテーマにするよりも、くらし・人物・地域・今とのちがいをテーマにするとまとめやすいよ。
たろう
くまごろう歴史新聞に入れる内容

歴史新聞には、次のような内容を入れると分かりやすくなるよ。
歴史新聞に入れるもの
- 新聞名
- 大きな見出し
- 記事本文
- 人物紹介
- 年表
- イラスト・地図・写真
- 感想・分かったこと
- 参考にした本やサイト
新聞名
新聞のいちばん上には、新聞名を書こう。
新聞名は、テーマに合わせて考えると楽しいよ。
- 戦国時代ニュース
- 江戸くらし新聞
- 明治タイムズ
- 昔の道具はっけん新聞
- わたしの町の歴史新聞
大きな見出し
大きな見出しは、新聞の中でいちばん目立つ言葉だよ。
読む人が「何について書いてある新聞なのか」をすぐに分かるように、短く、はっきり書こう。
- 信長、天下統一へ大きく前進!
- 江戸の町人のくらしを調べた!
- 昔の学校は今とこんなにちがった!
- 黒電話ってどうやって使うの?
- わたしの町に残る古い道のひみつ
記事本文
記事本文には、調べたことを文章で書くよ。
いきなり長い文章にしようとせず、次のように分けて考えると書きやすいよ。
- いつの時代のことか
- だれが関係しているのか
- 何があったのか
- どんなところがおもしろいのか
- 今とくらべてどうちがうのか
- 調べて分かったことは何か
年表
年表を入れると、できごとの順番が分かりやすくなるよ。
たくさん書きすぎる必要はないよ。大事なできごとを3〜5こくらい選ぶと、見やすくなるんだ。
| 年 | できごと |
|---|---|
| 1543年 | 鉄砲が日本に伝わる |
| 1560年 | 桶狭間の戦いで織田信長が勝つ |
| 1575年 | 長篠の戦いが起こる |
| 1582年 | 本能寺の変が起こる |
イラスト・地図・写真
歴史新聞には、イラストや地図を入れると読みやすくなるよ。
昔の道具を調べたなら道具の絵、地域の歴史を調べたなら地図、人物を調べたなら人物のイラストを入れるといいね。
感想・分かったこと
最後に、自分が調べて分かったことや、考えたことを書こう。
感想は、「すごいと思いました」だけで終わらせず、何が、なぜ、すごいと思ったのかを書くとよいよ。
感想の例
昔の学校には、今のようなタブレットや電子黒板はなかったけれど、子どもたちは寺子屋などで読み書きやそろばんを学んでいたことが分かった。道具は今とちがっていても、勉強を大切にしていたところは、今と同じだと思った。
歴史新聞の見出しの作り方
見出しは、新聞の中でとても大切な部分だよ。
見出しを見ただけで、「何についての記事なのか」が分かるようにしよう。
見出しを作るコツ
- 短くする
- 大事な言葉を入れる
- 読んでみたくなる言葉にする
- 「なぜ?」「どうして?」を使うと考えやすい
テーマごとに、次のような見出しが考えられるよ。
| テーマ | 見出しの例 |
|---|---|
| 織田信長 | 信長、天下統一へ大きく前進! |
| 徳川家康 | 江戸幕府を開いた家康の作戦とは? |
| 昔の学校 | 昔の学校は今とこんなにちがった! |
| 昔の道具 | 洗濯板のひみつを調べた! |
| 地域の歴史 | 町に残る古い道のなぞをはっけん! |
| 明治時代 | 文明開化でくらしはどう変わった? |
「〇〇について調べました」だけでもよいけれど、新聞らしくするなら、ニュースのような言い方にすると、もっと読みたくなるよ。
歴史新聞のレイアウト例

歴史新聞は、どこに何を書くかを先に決めておくと作りやすいよ。
紙にいきなり清書する前に、まずはうすく下書きをして、場所を決めておこう。
レイアウトのポイント
- 新聞名と見出しは大きく書く
- 記事は短く分けて書く
- イラストや表を入れて見やすくする
- 年表を入れると、できごとの順番が分かりやすい
- 最後に感想や分かったことを書く
下のように場所を分けると、見やすい新聞になるよ。
いつ・どこで・だれが・何をしたかを書く
写真
地図
このように、新聞名、大きな見出し、記事、イラスト、年表、感想の場所を分けると、見やすい新聞になるよ。
絵が得意な人はイラストを大きくしてもいいし、文章をたくさん書きたい人は記事の部分を大きくしてもいいね。
調べたことを文章にまとめるコツ
歴史新聞では、調べたことをそのまま丸写しするのではなく、自分の言葉でまとめることが大切だよ。
文章を書くときは、次の順番で考えると書きやすくなるよ。
文章を書く順番
- 何について調べたのか
- いつの時代のことか
- どんなことが分かったのか
- 今とくらべてどう思ったのか
- 調べて感じたことは何か
たとえば、「昔の道具」をテーマにするなら、次のようにまとめられるよ。
文章の例
昔の人は、今のように電気で動く洗濯機を使っていたわけではなく、洗濯板を使って手で服を洗っていた。洗濯板には、でこぼこした部分があり、そこに布をこすりつけてよごれを落としていた。今の洗濯機はボタンを押すだけで洗えるので、昔の洗濯は今よりも時間と力が必要だったことが分かった。
このように、昔のようすと今とのちがいを書くと、分かりやすい文章になるよ。
歴史人物をテーマにする場合は、次のように書けるよ。
人物記事の例
織田信長は、戦国時代に活躍した武将で、天下統一をめざした人物である。鉄砲を戦いに取り入れたり、商人が自由に商売しやすいようにしたりして、新しい方法を使ったところが特徴である。信長は本能寺の変で亡くなったが、その後の豊臣秀吉や徳川家康の時代にも大きな影響をあたえた。
人物について書くときは、何をした人なのか、どんなところがすごいのか、その後にどんな影響があったのかを書くとよいよ。
歴史新聞を作るときの注意
歴史新聞を作るときは、次のことに気をつけよう。
本やサイトを丸写ししない
本やインターネットに書いてある文章を、そのまま丸写しするのはよくないよ。
調べたことを読んで、分かったことを自分の言葉でまとめよう。
参考にしたものをメモしておく
何を見て調べたのかをメモしておくことも大切だよ。
本を使ったなら本の名前、インターネットを使ったならサイト名などをメモしておこう。
新聞のすみに「参考にした本・サイト」として書いておくと、ていねいな新聞になるよ。
写真や画像の使い方に気をつける
インターネットにある写真や画像は、何でも自由に使ってよいわけではないよ。
学校に出す新聞で写真や画像を使うときは、先生や家の人に確認しよう。自分で絵をかくと、安心して使いやすいよ。
文字の大きさに変化をつける
新聞は、すべて同じ大きさの文字で書くと、少し読みにくくなるよ。
- 新聞名は大きく
- 大見出しはいちばん目立つように
- 小見出しは本文より少し大きく
- 本文は読みやすい大きさで
このように文字の大きさを変えると、新聞らしく見えるんだ。
そのまま使える歴史新聞メモ
歴史新聞を作る前に、下のメモをうめてみよう。
先にメモを作っておくと、新聞を書くときに迷いにくくなるよ。
歴史新聞メモ
テーマ:
新聞名:
大きな見出し:
いつの時代のこと?:
だれが出てくる?:
何について調べる?:
分かったこと①:
分かったこと②:
分かったこと③:
入れたいイラスト:
入れたい年表:
調べて思ったこと:
参考にした本・サイト:
このメモをもとに、新聞の下書きを作ってから清書すると、まとまりのある歴史新聞になるよ。
歴史新聞は、きれいに作ることも大切だけれど、いちばん大切なのは、自分で調べて、自分の言葉でまとめることなんだ。
「なぜだろう」「今とどうちがうのかな」「この人のどこがすごいのかな」と考えながら作ると、読む人にも伝わる新聞になるよ。
小学生におすすめの歴史新聞テーマや、歴史人物新聞の作り方も参考にして、自分だけの歴史新聞を作ってみよう。
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青山学院大学教育学科卒業。TOEIC795点。2児の母。2019年の長女の高校受験時、訳あって塾には行かずに自宅学習のみで挑戦することになり、教科書をイチから一緒に読み直しながら勉強を見た結果、偏差値20上昇。志望校の特待生クラストップ10位内で合格を果たす。 ※サイト全体の運営実績についてはこちらにまとめています。

