6【中学国語】吉野弘「虹の足」語句・表現技法ドリル
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続いて「語句・表現技法ドリル」です。詩に出てくる重要な言葉の意味や、作者が工夫して使っている「表現技法」について、しっかりと確認していきましょう。
「雲間から乾麺みたいに真直な陽射しが」の「雲間」とはどのような意味ですか。最も適切なものを1つ選びましょう。
正解は「雲と雲のすき間。」です。
「雲間(くもま)」とは、雲と雲のすき間のことです。雨上がりの雲のすき間から、太陽の光が差し込んできている情景を表しています。
「行手に榛名山が見えたころ」の「行手」とはどのような意味ですか。最も適切なものを1つ選びましょう。
正解は「これから進んでいく方向、前方。」です。
「行手(ゆくて)」とは、これから進んでいく方向、前方のことです。バスが山道を登っていく前方に、榛名山が見えた情景を表しています。
「山路を登るバスの中で見たのだ」の「山路」とはどのような意味ですか。最も適切なものを1つ選びましょう。
正解は「山の中を通る道。」です。
「山路(やまじ)」とは、山の中を通る道のことです。僕らが乗っているバスが、山道を登っている状況を表しています。
「眼下にひろがる田圃の上に」の「眼下」とはどのような意味ですか。最も適切なものを1つ選びましょう。
正解は「見下ろした目の下のこと。」です。
「眼下(がんか)」とは、見下ろした目の下のことです。バスが高い山道を登っているため、田圃(たんぼ)や村が下の方に見えている情景を表しています。
「虹のアーチが軽やかに」の「軽やか」とはどのような様子を表していますか。最も適切なものを1つ選びましょう。
正解は「重苦しさがなく、軽快な様子。」です。
「軽やか(かろやか)」とは、動きや様子が軽快で、重苦しさがないことです。虹のアーチが空に向かってスッと美しく立っている様子を表しています。
「乗客たちは頬を火照らせ」の「火照る」とはどのような意味ですか。最も適切なものを1つ選びましょう。
正解は「顔などが熱っぽく赤くなること。」です。
「火照る(ほてる)」とは、顔などが熱っぽく赤くなることです。乗客たちが美しい「虹の足」を見て、深く感動や興奮をしている様子を表しています。
「野面に立った虹の足に見とれた」の「見とれる」とはどのような意味ですか。最も適切なものを1つ選びましょう。
正解は「心を奪われて、うっとりと見つめること。」です。
「見とれる」とは、その美しさや素晴らしさに心を奪われ、うっとりと見つめることです。乗客たちが虹の足に深く感動していることがわかります。
「格別驚きもせず幸福に生きている」の「格別」とはどのような意味ですか。最も適切なものを1つ選びましょう。
正解は「特別に。とりたてて。」です。
「格別(かくべつ)」とは、「特別に」「とりたてて」という意味です。「格別驚きもせず」は、村の人々が特別な驚きも感じず、いつも通りに暮らしている様子を表しています。
「乾麺みたいに真直な陽射しが」という部分に使われている表現技法は何ですか。最も適切なものを1つ選びましょう。
正解は「直喩」です。
「〜みたいに(〜のように)」という言葉を直接使って、あるものを別のものに例える表現技法を「直喩(ちょくゆ)」といいます。まっすぐな陽射しを乾麺に例えています。
「虹がそっと足を下ろしたのを!」や「すっぽり抱かれて」という部分に使われている表現技法は何ですか。最も適切なものを1つ選びましょう。
正解は「擬人法」です。
人間以外のものを、まるで人間(または生き物)のように例えて表現する技法を「擬人法」といいます。虹を、足があって意思を持った存在のように描いています。
「山路を登るバスの中で見たのだ、虹の足を。」という部分には、語順を入れ替えて印象を強める表現上の工夫が使われています。これを一般的に何といいますか。最も適切なものを1つ選びましょう。
正解は「倒置法」です。
普通の言葉の順番(山路を登るバスの中で、虹の足を見たのだ)を逆にして、「虹の足を。」を文の最後に持ってくることで、作者の感動を読者に強く印象づける表現上の工夫です。
「虹のアーチが軽やかに」という表現は、虹の半円形の形を建造物(橋や門)に例えています。このような表現技法を何といいますか。最も適切なものを1つ選びましょう。
正解は「隠喩(暗喩)」です。
「〜のようだ」という言葉を使わずに、別のものに例える表現技法を「隠喩(暗喩)」といいます。空にかかる半円形の虹の形を、丸いアーチ型の建造物(橋や門など)に例えています。
この詩では、「そっと」「すらりと」「すっくと」などの状態を表す言葉(擬態語)が多く使われています。これにより、どのような情景が読者に伝わりますか。最も適切なものを1つ選びましょう。
正解は「虹が生き生きとして、不思議で美しい動きをしている様子。」です。
「そっと」「すらりと」「すっくと」「すっぽり」という擬態語(オノマトペ)が連続して使われることで、まるで虹が意思を持って動いているかのような、生き生きとした情景が頭に浮かびます。
この詩の全体を通して、最も重要な「対比(対立する2つのものの違いを際立たせること)」の構造になっているのはどの組み合わせですか。最も適切なものを1つ選びましょう。
正解は「バスの中の僕らと、村の人々。」です。
「遠くから見ている他人(僕ら)」と、「虹の中にいる自分(村の人々)」という立場の違いを対比させることで、この詩の深いメッセージ(幸福への気づき)が浮かび上がってきます。
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青山学院大学教育学科卒業。TOEIC795点。2児の母。2019年の長女の高校受験時、訳あって塾には行かずに自宅学習のみで挑戦することになり、教科書をイチから一緒に読み直しながら勉強を見た結果、偏差値20上昇。志望校の特待生クラストップ10位内で合格を果たす。 ※サイト全体の運営実績についてはこちらにまとめています。
