7【中学国語】吉野弘「虹の足」内容理解ドリル

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ここからは「読解ドリル①(内容理解編)」です。詩の大きな構成や、どこで誰が何をしているのかという具体的な情景を正確に読み取れているか、確認していきましょう。

この詩を内容から大きく2つのまとまり(前半と後半)に分けるとしたら、後半はどの行から始まると読むのが最も適切ですか。1つ選びましょう。

正解は「そんなこともあるのだろう」です。

この詩は大きく2つのまとまりに分けることができます。前半は「虹の足を見た情景」、後半は「そこから作者が気づいた人間の幸福についての考え」です。その切り替わり(後半の始まり)がこの行です。

「僕ら」が虹を見たのは、どのような天候のときですか。最も適切なものを1つ選びましょう。

正解は「雨が上がって、雲の間からまっすぐな太陽の光が差し込んでいるとき。」です。

「雨があがって 雲間から 乾麺みたいに真直な 陽射しがたくさん地上に刺さり」という記述から、雨上がりの明るい日差しが差し込んでいる情景であることがわかります。

虹を見たとき、「僕ら(作者や乗客たち)」はどこにいましたか。最も適切なものを1つ選びましょう。

正解は「山路を登るバスの中」です。

詩の中に「山路を登るバスの中で見たのだ」と書かれています。僕らは高い場所へ移動するバスの中から、下の方(眼下)を見下ろしています。

美しい「虹の足」は、どこに下ろされていましたか。最も適切なものを1つ選びましょう。

正解は「眼下にひろがる田圃(野面)の上」です。

詩の中に「眼下にひろがる田圃の上に 虹がそっと足を下ろしたのを!」「野面にすらりと足を置いて」と書かれています。バスから見下ろした平野部に、虹の根本がありました。

その「虹の足の底」には、何がありましたか。最も適切なものを1つ選びましょう。

正解は「小さな村といくつかの家」です。

「その虹の足の底に 小さな村といくつかの家が すっぽり抱かれて染められていたのだ。」とあります。虹の根本の光の中に、村が包まれている美しい情景です。

虹の足の底にいる「村の人々」は、どのような行動をしていましたか。最も適切なものを1つ選びましょう。

正解は「家から飛び出してくる人影は見えない。」です。

「それなのに 家から飛び出して虹の足にさわろうとする人影は見えない。」とあります。虹の足の底という素晴らしい場所にいるのに、村の人々はいつも通り家の中にいるようです。

「―――おーい、君の家が虹の中にあるぞオ」という言葉は、どのようなことを表していますか。最も適切なものを1つ選びましょう。

正解は「心の中で「君の家が虹の中にあるぞ」と呼びかけたくなるような気持ちになった。」です。

バスは山道を走っているので、実際に声は届きません。これは、素晴らしい虹の中にいるのに気づいていない村の人々に対して、「教えてあげたい!」という作者(乗客たち)の心の声(気持ち)を表しています。

「乗客たちは頬を火照らせ」ていましたが、彼らは何に見とれて感動していましたか。最も適切なものを1つ選びましょう。

正解は「美しい虹の足が、野面に立っていること。」です。

「乗客たちは頬を火照らせ 野面に立った虹の足に見とれた」とあります。興奮と感動で頬を赤くしながら、美しい虹の風景をうっとりと眺めている乗客たちの姿が描かれています。

「多分、あれはバスの中の僕らには見えて」の「あれ」とは何のことですか。最も適切なものを1つ選びましょう。

正解は「村をすっぽり抱いている虹の足(虹の美しさ)」です。

「あれはバスの中の僕らには見えて 村の人々には見えないのだ」の「あれ」とは、これまで語られてきた「村をすっぽり包むように立っている、美しい虹の足」のことです。

作者はなぜ、「村の人々には(虹の足が)見えないのだ」と想像したのですか。その理由として最も適切なものを1つ選びましょう。

正解は「村の人々が、虹にさわろうと家から飛び出してこなかったから。」です。

これほど美しくて珍しい光景のなかにいるのに、誰もさわろうとして家から出てこない。だから作者は「近すぎて、本人たちには虹が見えていないのだろう」と推測したのです。

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