11クマゼミ増加の原因を探る
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(第5段落・5行目)「卵はやがて休眠に入り、そのまま地上で冬を越す」とあるが、「冬を越す」ためにはどのようなことが必要か。「〜こと」と続くように、本文からぬき出して9字で答えなさい。
正解は「厳しい寒さに耐える」です。
クマゼミの一生について、特に危険な状態はクマゼミがどんな状態の時か。本文の言葉をそのまま抜き出して8字で答えなさい。
正解は「小さく未熟な状態」です。
クマゼミの一生について、クマゼミの生存を左右するおそれのあるものは、厳しい寒さ、乾燥とあと一つはなにか、本文から抜き出して答えなさい。
正解は「アリ」です。
筆者が【前提】として、クマゼミの一生と、環境の影響を受ける時期を記した狙いはなにか。もっとも適切なものを次の中から選び、カタカナで答えなさい。
ア:読者に、クマゼミの生態により興味を持ってもらうことで、本分の内容を深く理解してもらうため
イ:クマゼミと、アブラゼミやニイニイゼミなどの他のセミとの生態の違いを明らかにすることで、本分の内容をより深いものとするため
ウ:気温や湿度がクマゼミに与える影響をあらかじめ理解することで、仮説の必要性と目的が明確になるため
正解は「ウ」です。
仮説3において、セミの幼虫が土に潜る能力を比較する実験で、クマゼミだけもっとも柔らかい土での実験を行わなかったのはなぜか。もっとも適切なものを次の中から選び、カタカナで答えなさい。
ア:すでにクマゼミが他のセミに比べ圧倒的に潜る能力が高いと判明したから
イ:孵化する時期が他のセミに比べて遅いため、十分な数の幼虫が確保できなかったから
ウ:2008年に行った抜け殻調査の時に、土の硬さも測定していたため、あらためて実験する必要がなかったから
正解は「ア」です。
欄外に、実験をしなかった理由が明記されている。
「クマゼミ増加の原因を探る」において、筆者の主張はなにかを説明している次のうち、もっとも適切なものを選び、カタカナで答えなさい。
ア:都市化によるヒートアイランド現象は、生物の生態に影響を及ぼすため、私たちは環境保全の取り組みに励まなければならない。
イ:大阪市内でクマゼミの占める割合が高まった背景には、都市部におけるヒートアイランド現象の影響がある。
ウ:環境の変化と、生物の生態の変化は、関連づけて語られることが多い。
エ:物事の原因を追求するには、科学的な根拠を一歩一歩積み上げて挑む姿勢が大切である。
正解は「エ」です。
アについては、本文では特に語られていない。 イとウについては、本文で明記されているものの、事実を述べているだけで、筆者の主張とはいえない。
クマゼミの一生のうち、特に危険であるとされる段階は、卵の段階ともうひとつは何か。本文から抜き出して答えなさい。
正解は「孵化して土に潜る段階」です。
「クマゼミ増加の原因を探る」において、図表が用いられていることによってどのような効果が狙えるか、次の中から適切ではないものを選び、カタカナで答えなさい。
ア:視覚的に理解しやすくなる
イ:情報が整理されて理解しやすくなる
ウ:別視点による情報を付け加える事ができる
エ:文章では伝えにくい点を補う事ができる
正解は「ウ」です。
「クマゼミ増加の原因を探る」では、図表は文章の内容を視覚的に理解しやすいように整理するために用いら、文章だけでは伝わりにくい部分を補っている。文章の内容にそった情報を伝えているので、「別視点による情報」ではない。
2008年の抜け殻調査の結果により、どこでクマゼミの占める割合が高くなったことがわかったか。本文の言葉を抜き出して答えなさい。
正解は「大阪市内」です。
筆者は、大阪市内でクマゼミの占める割合が高くなったのは、何による環境変化が原因と考えたか。本文の言葉を抜き出して答えなさい。
正解は「ヒートアイランド現象」です。
セミの卵が孵化するためには何が必要か。漢字1字で答えなさい。
正解は「雨」です。
「セミの卵がこの状態で雨を待つ」「雨の日を狙って孵化する」「孵化には雨が必須であり」という部分から判断しよう。
「左右する」の意味として正しいものを次の中から選び、カタカナで答えなさい。
ア:迷わせる
イ:選ぶ
ウ:影響する
エ:繰り返す
正解は「ウ」です。
「必須」の意味として正しいものを次の中から選び、カタカナで答えなさい。
ア:確かであること
イ:必要であること
ウ:当然であること
エ:通常であること
正解は「イ」です。
「推定」の意味として正しいものを次の中から選び、カタカナで答えなさい。
ア:おしはかって定めること
イ:仮に定めること
ウ:決め付けること
エ:想像すること
正解は「ア」です。
「さらす」の意味として正しいものを次の中から選び、カタカナで答えなさい。
ア:特別あつかいすること
イ:明らかにすること
ウ:むき出しの状態にすること
エ:慣れさせること
正解は「ウ」です。
仮説1「冬の寒さの緩和」について、実験の結果から導き出された結論を次の中から選び、カタカナで答えなさい。
ア:クマゼミ増加の原因かどうか判断がつかなかった
イ:クマゼミ増加の原因ではなかった
ウ:クマゼミ増加の原因と認められた
正解は「イ」です。
「冬の寒さの緩和わクマゼミ増加の原因ではない。」とハッキリ書かれている。
仮説2「気温上昇による孵化の時期の変化」について、実験の結果から導き出された結論を次の中から選び、カタカナで答えなさい。
ア:クマゼミ増加の原因だが、クマゼミだけの増加の原因とはいえなかった
イ:クマゼミ増加の原因ではなかった
ウ:クマゼミだけが増加した原因と認められた
正解は「ア」です。
仮説3「ヒートアイランド現象による乾燥と地表の整備による土の硬化」について、実験の結果から導き出された結論を次の中から選び、カタカナで答えなさい。
ア:クマゼミ増加の原因かどうか判断がつかなかった
イ:クマゼミ増加の原因ではなかった
ウ:クマゼミ増加の原因と認められた
正解は「ウ」です。
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ゆみねこ
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青山学院大学教育学科卒業。TOEIC795点。2児の母。2019年の長女の高校受験時、訳あって塾には行かずに自宅学習のみで挑戦することになり、教科書をイチから一緒に読み直しながら勉強を見た結果、偏差値20上昇。志望校の特待生クラストップ10位内で合格を果たす。