『洗濯機を用いた洗濯』解説!手順や洗剤・干し方のポイントまとめ
洗濯機を用いた洗濯では、ただ洗濯機のボタンを押すだけでなく、洗濯前の確認、洗剤の準備、洗濯機での洗濯、干し方、仕上げ、収納までをまとめて学ぶよ。
洗濯は、衣服を清潔に保つために大切な手入れなんだ。でも、やり方をまちがえると、汚れが落ちにくかったり、衣服が縮んだり、型くずれしたり、色移りしたりすることがあるよ。
この記事では、中学家庭科で学習する洗濯機を用いた洗濯について、洗濯前から収納までの流れをわかりやすく整理するよ。
この記事で分かること
- 洗濯機を使って洗濯するときの基本の流れ
- 洗濯前に確認すること
- 洗剤の準備と使い方のポイント
- しみ抜きの基本
- 日干し・陰干し・つり干し・平干しの違い
- 洗濯後の仕上げと収納の工夫
目次
たろう
くまごろう1. 洗濯機を用いた洗濯とは?
洗濯機を用いた洗濯とは、洗濯機を使って衣服の汚れを落とす方法のことだよ。
洗濯機を使うと、手洗いよりも多くの洗濯物を一度に洗うことができるんだ。
ただし、どんな衣服でも同じように洗ってよいわけではないよ。衣服にはそれぞれ、使われている繊維や、適した洗い方があるんだ。
そのため、洗濯をするときは、洗濯機に入れる前に衣服の状態や表示を確認することが大切だよ。
2. 洗濯全体の流れを確認しよう

洗濯機を用いた洗濯は、洗濯機を動かすところだけで考えるのではなく、洗う前から収納までの流れで考えることが大切だよ。
| 順番 | 内容 | ポイント |
|---|---|---|
| 1 | 表示を確認する | 組成表示や取り扱い表示を見て、洗い方を確認する。 |
| 2 | 衣服を点検する | ポケット、しみ、ほころび、ボタンやスナップなどを確認する。 |
| 3 | 仕分けをする | 白い物と色のこい物、汚れのひどい物などを分ける。 |
| 4 | 洗剤を準備する | 洗濯物の量や衣服に合った洗剤を、適切な量で使う。 |
| 5 | 洗濯機で洗う | 衣服に合ったコースを選んで洗う。 |
| 6 | 干す | 衣服に合った干し方で、形を整えて干す。 |
| 7 | 仕上げ・収納をする | 必要に応じてアイロンをかけ、取り出しやすく収納する。 |
このように、洗濯では「洗う前」「洗うとき」「洗ったあと」のすべてが大切なんだ。
たろう
くまごろう3. 洗濯前に確認すること
洗濯機を使う前には、まず衣服を確認しよう。ここをていねいにすると、洗濯の失敗を減らしやすくなるよ。
組成表示と取り扱い表示を確認する
まずは、衣服についている組成表示と取り扱い表示を確認しよう。
| 表示 | 分かること |
|---|---|
| 組成表示 | どの繊維がどれくらい使われているかが分かる。 |
| 取り扱い表示 | 洗い方、乾かし方、アイロンのかけ方などが分かる。 |
たとえば、熱に弱い繊維が使われている衣服に高温のアイロンをかけると、傷んでしまうことがあるよ。
だから、衣服を手入れするときは、表示を見ることがとても大切なんだ。
衣服を点検する
次に、衣服の状態を点検しよう。
- ポケットの中に物が入っていないか
- ボタンやスナップが取れかけていないか
- ほころびや破れがないか
- しみやひどい汚れがないか
- 色落ちしやすい衣服ではないか
ポケットの中にティッシュなどが入っていると、洗濯中に細かくやぶれて、ほかの衣服についてしまうことがあるよ。
また、ボタンやスナップが取れかけているときは、洗濯前に補修しておくと安心だね。
仕分けをする
洗濯物は、いっしょに洗ってよいかを考えて、仕分けることも大切だよ。
- 白い物と色のこい物を分ける
- ひどく汚れた物を分ける
- 色落ちしやすい物を分ける
- 素材や取り扱い表示に合った物どうしで分ける
仕分けをすると、色移りや衣服の傷みを防ぎやすくなるんだ。
たろう
くまごろう4. 洗剤の準備をしよう
洗濯をするときは、衣服に合った洗剤を選び、洗濯物の量に合った量を使うことが大切だよ。
洗剤が少なすぎると、汚れが十分に落ちにくいことがあるよ。反対に、多すぎると、すすぎが不十分になったり、洗剤が衣服に残りやすくなったりすることがあるんだ。
だから、洗剤は「なんとなく」で入れるのではなく、使用量の目安を確認して使おう。
洗剤の量の目安
洗剤の量は、次のようなものを見て決めるよ。
- 洗濯物の量
- 水の量
- 洗剤の容器に書かれた説明
- 洗濯機の表示や説明
同じ洗剤でも、製品によって使い方が少し違うことがあるよ。洗剤の容器に書かれた説明を読んで、適切な量を使おう。
5. 洗濯機での洗濯のしかた
洗濯前の確認や仕分けができたら、洗濯機で洗っていくよ。
洗濯機の使い方は、機種によって少しずつ違うことがあるよ。実際に使うときは、洗濯機の取り扱い説明書や表示を確認しよう。
基本的には、次のような流れで行うことが多いよ。
| 手順 | 内容 |
|---|---|
| 1 | 洗濯物を入れる。 |
| 2 | 電源を入れる。 |
| 3 | 衣服や汚れに合ったコースを選ぶ。 |
| 4 | 表示や説明を見て、適切な量の洗剤を入れる。 |
| 5 | ふたやドアを閉め、スタートする。 |
| 6 | 洗濯が終わったら、早めに取り出して干す。 |
洗濯機には、標準コース、手洗いに近いコース、毛布用のコースなど、いろいろなコースがあることが多いよ。
衣服や汚れの程度に合わせて、適したコースを選ぼう。
洗濯が終わったら、そのまま長く放置せず、できるだけ早く取り出して干そう。ぬれたまま長く置いておくと、しわやにおいの原因になることがあるよ。
6. しみ抜きの基本
しみ抜きとは、衣服についた部分的な汚れを落とすことだよ。
食べこぼしや泥などのしみは、洗濯機でそのまま洗うだけでは落ちにくいことがあるんだ。そういうときは、洗濯前にしみ抜きをしておくとよいよ。
しみ抜きでは、しみの種類によって落とし方が違うことを知っておくことが大切だよ。
| しみの種類 | 手入れの考え方 |
|---|---|
| 水で落ちやすい汚れ | 水で早めに処理すると落ちやすいものがある。 |
| 油分を含む汚れ | 水だけでは落ちにくく、洗剤を使うことがある。 |
| 部分的な汚れ | 洗濯前に部分洗いをすると落ちやすくなることがある。 |
しみ抜きのポイント
- できるだけ早く行う
- こすりすぎず、布を傷めないようにする
- 衣服の素材やしみの種類に合った方法で行う
- 取り扱い表示を確認する
- 落ちにくい場合は無理をせず、専門業者に相談する
しみ抜きは、強くこすればよいというものではないよ。こすりすぎると、布を傷めたり、汚れが広がったりすることがあるんだ。
自分で落とすのが難しいしみは、無理をせず、クリーニング店などの専門業者に相談しよう。
7. 洗剤の種類を知ろう
家庭で使う洗剤には、主にせっけんと合成洗剤があるよ。
どちらも衣服の汚れを落とすために使われるけれど、原料や特徴に違いがあるんだ。
| 種類 | 特徴 |
|---|---|
| せっけん | 天然油脂を原料とする洗剤。昔から使われてきた。 |
| 合成洗剤 | 石油などを原料とすることが多い洗剤。衣服や用途に合わせてさまざまな種類がある。 |
中学家庭科では、洗剤の細かな種類をすべて覚えるよりも、まず衣服に合った洗剤を選ぶことと、決められた量を守って使うことが大切だよ。
洗剤は、多く使えばよいというものではないんだ。洗濯物の量や汚れの程度、洗剤の説明に合わせて使おう。
8. 乾燥・仕上げ・収納のポイント
洗濯が終わったら、次は乾燥・仕上げ・収納だよ。ここまできちんと行うことで、衣服をより気持ちよく使えるようになるんだ。

衣服の干し方
衣服は、繊維の性質や形によって、適した干し方があるよ。
| 干し方 | 意味 | 向いている場合 |
|---|---|---|
| 日干し | 日光の当たる場所に干すこと。 | 日光に当てても色あせしにくい衣服を乾かすとき。 |
| 陰干し | 直射日光を避けて干すこと。 | 色あせしやすい衣服や、日光に弱い素材を干すとき。 |
| つり干し | ハンガーなどにかけて干すこと。 | シャツなど、つって形を整えながら干したいとき。 |
| 平干し | 平らに広げて干すこと。 | 型くずれしやすいセーターなどを干すとき。 |
干すときは、しわをのばし、形を整えてから干すことが大切だよ。
型くずれしやすい衣服は、ハンガーにつるすよりも、平干しが向いていることがあるんだ。
洗濯の失敗例
洗濯では、次のような失敗が起こることがあるよ。
- 汚れが十分に落ちていない
- 衣服が縮む
- 衣服が型くずれする
- 色移りしてしまう
こうした失敗を防ぐには、表示の確認、仕分け、適切な洗剤の量、洗濯コースの選択、干し方が大切なんだ。
収納の工夫
洗濯が終わって、衣服がきれいに乾いたら、最後は収納だよ。
収納では、取り出しやすく、見やすいようにしまい方を工夫することが大切なんだ。
- 下着や靴下は、仕切りのある箱を使う
- Tシャツは、しわをつけないようにたたむ
- セーターは、型くずれしないようにたたんでしまう
- 引き出しの中は、取り出しやすいように整理する
汚れが残ったまま収納すると、においや虫食いの原因になることがあるよ。衣服は、きれいな状態で収納しよう。
たろう
くまごろう9. テストに出やすいポイント

テストに出やすいポイント
- 洗濯機を用いた洗濯では、洗う前の確認から収納までを考える。
- 洗濯前には、組成表示と取り扱い表示を確認する。
- ポケットの中身、ほころび、ボタンやスナップ、しみなどを点検する。
- 白い物と色のこい物、汚れのひどい物、色落ちしやすい物は仕分ける。
- 洗剤は、洗濯物の量や水の量に合った量を使う。
- 洗濯機は、衣服や汚れに合ったコースを選んで使う。
- しみ抜きは、しみの種類や衣服の素材に合わせて行う。
- しみ抜きでは、こすりすぎず、布を傷めないようにする。
- せっけんは、天然油脂を原料とする洗剤である。
- 合成洗剤は、石油などを原料とすることが多い洗剤である。
- 干し方には、日干し・陰干し・つり干し・平干しがある。
- 色あせしやすい衣服は、陰干しが向いていることがある。
- 型くずれしやすい衣服は、平干しが向いていることがある。
- 洗濯後は、衣服を見やすく取り出しやすいように収納する。
洗濯機を用いた洗濯では、洗濯機の操作だけでなく、洗濯前の確認、仕分け、洗剤の準備、しみ抜き、干し方、収納までをつなげて理解することが大切だよ。
テストでは、表示の確認、仕分け、洗剤の量、しみ抜き、干し方がよく出るよ。言葉の意味だけでなく、「なぜその手順が必要なのか」も説明できるようにしておこうね。
ここまで学習できたら、「洗濯機を用いた洗濯」のテスト対策とドリルに挑戦しよう!
『洗濯機を用いた洗濯』テスト対策練習問題と過去問まとめ
【中学家庭科】「洗濯機を用いた洗濯」重要語句ドリル
【中学家庭科】「洗濯前の確認と洗剤の準備」内容理解ドリル
【中学家庭科】「洗濯・乾燥・収納」内容理解ドリル
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青山学院大学教育学科卒業。TOEIC795点。2児の母。2019年の長女の高校受験時、訳あって塾には行かずに自宅学習のみで挑戦することになり、教科書をイチから一緒に読み直しながら勉強を見た結果、偏差値20上昇。志望校の特待生クラストップ10位内で合格を果たす。 ※サイト全体の運営実績についてはこちらにまとめています。

