ものが水に溶けるってどういうこと?水溶液って何?
「物のとけ方」について、ココを押さえればOKなポイントをまとめました。
漫画もあるからわかりやすい!
「物の溶け方」の導入について、楽しく学習するためのページです。
「ものの溶け方」
おさえるべきポイントはココ!
- ものが水にとけるとどうなるのかを理解する
- とけたものは無くなったわけではないことを理解する
- とけたものが無くなっていないことを調べる実験について理解する
- 「水にとける」・「水溶液」という言葉の意味を理解する

それではそれぞれのポイントを解説していくよ!
目次【本記事の内容】
- 1.ポイント①水にものを入れるとどうなるのか
- 2.ポイント②とけたものは無くなったわけではない
- 3.ポイント③とけたものが無くなったわけではないことを調べる実験
- 4.ポイント④「水にとける」「水溶液」ってどういう意味?
- 5.まとめ
「ものの溶け方」ポイント①
水に物をいれるとどうなるか
水に入っているはずなのに、見えない物
水に物をいれた時に、入れた物が見えなくなっちゃうことってあるよね。



たしかに。
角砂糖は、白い塊なのに、紅茶に入れると見えなくなるよね。
角砂糖は、白い塊なのに、紅茶に入れると見えなくなるよね。



たろう君は海で泳いだことはあるかな?
海も、塩水だよね。でも、塩のつぶつぶも見えないよね。
海も、塩水だよね。でも、塩のつぶつぶも見えないよね。
「ものの溶け方」ポイント②
とけたものは無くなったわけではない!
見えなくなった
→消えてしまったのか?



角砂糖を入れた紅茶の場合だけど、砂糖が見えなくなったということは、砂糖が消えてしまったのかな??



うーん・・見えないけど、飲んでみるとちゃんと「甘い」よね。



そう。
実は、砂糖や塩の粒は、水の中に入って「見えなくなるくらい小さくなってしまった」
だけなんだよ。
消えてしまったワケじゃないから、しっかり「甘さ」とか「しょっぱさ」は感じるというわけだね。
実は、砂糖や塩の粒は、水の中に入って「見えなくなるくらい小さくなってしまった」
だけなんだよ。
消えてしまったワケじゃないから、しっかり「甘さ」とか「しょっぱさ」は感じるというわけだね。
「ものの溶け方」ポイント③
とけたものが残っていることがわかる実験
見えないから「本当に残っているか」なんて分からない?



たしかに「甘さ」や「しょっぱさ」は感じるけど、本当に残ってるの?
だって、見えないんだから確かめられないよ。
だって、見えないんだから確かめられないよ。



見えなくても、「ちゃんと残っているか」を調べる実験があるよ!
溶けたものが無くなったわけではないことが分かる実験
「水に入れる前と、入れた後の重さを比べてみよう!」



水の中に入れる前の「水」と「塩」の重さと、水の中に入れた後の水の重さが一緒ということは、塩は消えてもいないし、減ってもいないということが分かるね!



ということは、本当に見えなくなっちゃっただけで、物は水の中にそのまま残っているんだね。
「ものの溶け方」ポイント④
「水にとける」・「水溶液」ってどういうこと?
こうやって 「物を水に入れたときに、見えなくなるくらい小さくなって水の中全体に広がる」状態を「水にとける」 というよ。
「水にとける」とは
ものを水に入れたとき、見えなくなるくらい小さくなって、水の中全体に広がること!
そして、そうやって 「物がとけた水」のことを、「水よう液」というんだ。



水よう液??
なんだか覚えづらい言葉だなぁ・・
なんだか覚えづらい言葉だなぁ・・



水よう液は、全部漢字にすると「水溶液」と書くんだよ。
「溶」は「溶かす」という漢字だね。
ちなみに、「物が溶けた液体」のことを「溶液」というんだ。
溶液は、べつに水じゃなくても使える言葉だよ。
たとえば、甘いホットミルク。
砂糖を牛乳に溶かしたものだけど、これだって溶液だよ。
だから、「水に物が溶けた」ことをあらわすために、「水」+「溶液」で「水溶液」と呼ぶんだね。
「溶」は「溶かす」という漢字だね。
ちなみに、「物が溶けた液体」のことを「溶液」というんだ。
溶液は、べつに水じゃなくても使える言葉だよ。
たとえば、甘いホットミルク。
砂糖を牛乳に溶かしたものだけど、これだって溶液だよ。
だから、「水に物が溶けた」ことをあらわすために、「水」+「溶液」で「水溶液」と呼ぶんだね。



この「溶液」や「水溶液」という言葉は、中学でもたくさん使うよ!今から言葉の意味をちゃんと理解しておくと後がラクになるよ!
「もののとけ方」
小学5年生はココを押さえればOK!
まとめ
まとめ
※赤いキーワードは必ず覚えよう!
- 物を水に入れた時、見えなくなる物がある。
- 見えなくなっても、物は消えてしまったワケではない。
- 物を水に入れる前と、入れた後では重さは変わらない。
- 物を水に入れた時、見えなくなるくらい小さくなって広がることを「水にとける」という。
- 物が溶けた水のことを、「水よう液」という。



つぎは、「ものが水にとけることができる量」について解説するよ!
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