図工「作品カード」の書き方!作品名・工夫したところ・感想の例文
図工で絵や工作を作ったあと、「作品カード」を書くことがあるよね。
でも、「作品名ってどうつければいいの?」「工夫したところが思いつかない」「感想に何を書けばいいの?」と困ることはないかな。
作品カードは、自分の作品について、見る人に伝えるためのカードだよ。上手にできたかどうかだけでなく、何を表したかったのか、どこを工夫したのかを書くことが大切なんだ。
この記事では、図工の作品カードの書き方を、小学生にもわかりやすく解説するよ。作品名のつけ方や、工夫したところ、感想の例文も紹介するね。
この記事で分かること
- 図工の作品カードに書くこと
- 作品名のつけ方
- 「工夫したところ」の書き方
- 「感想」の書き方
- 絵・工作・粘土で使える例文
作品カードって何?
作品カードとは、図工で作った作品について、作品名や工夫したところ、感想などを書くカードのことだよ。
作品カードを書くと、見る人に「この作品は、こういう思いで作ったんだよ」と伝えやすくなるんだ。
作品カードには、たとえば次のようなことを書くことがあるよ。
- 作品名
- 何を作ったか
- 何を表したかったか
- がんばったところ
- 工夫したところ
- 見てほしいところ
- 作ってみた感想
たろう
くまごろう作品カードに書く基本のこと
作品カードに何を書けばよいか迷ったら、まずは次の5つから考えてみよう。

| 書くこと | 考えること |
|---|---|
| 作品名 | 作品にぴったりの名前をつける |
| 作ったもの | 何を描いたか、何を作ったか |
| 表したかったこと | 楽しさ、元気さ、自然、思い出など |
| 工夫したところ | 色、形、大きさ、材料、置き方など |
| 感想 | 作ってみて思ったこと、次にやってみたいこと |
ぜんぶを長く書く必要はないよ。カードの大きさや先生の指示に合わせて、大切なことを選んで書こう。
作品名のつけ方
作品名は、作品につける名前だよ。作品を見る人が、「どんな作品なのかな」と思えるような名前をつけてみよう。
何を作ったかをそのまま作品名にする
低学年や、作品名に迷ったときは、作ったものをそのまま名前にしてもよいよ。
- 「わたしのすてきな花」
- 「ぼくのロケット」
- 「大きな魚」
- 「楽しい町」
- 「元気な犬」
気持ちを入れた作品名にする
作品にこめた気持ちを入れると、自分らしい作品名になるよ。
- 「わくわく海の世界」
- 「どきどき運動会」
- 「にこにこ家族の日」
- 「しずかな夜の森」
- 「うれしかった遠足」
見てほしいところを作品名にする
作品の中でいちばん見てほしいところを、作品名に入れる方法もあるよ。
- 「空いっぱいの花火」
- 「大きくジャンプする自分」
- 「きらきら光る海」
- 「高いビルがならぶ町」
- 「羽を広げた鳥」
たろう
くまごろう「工夫したところ」の書き方
工夫したところとは、自分で考えて、「もっとよく見えるように」「伝わるように」とやってみたことだよ。
すごく特別なことではなくても大丈夫。色を選んだこと、形を変えたこと、大きさを考えたことも、工夫になるんだ。
| 工夫の種類 | 書き方の例 |
|---|---|
| 色 | 楽しい感じにするために、明るい色を使いました。 |
| 形 | 動いているように見えるよう、手足の向きを変えました。 |
| 大きさ | 主役が目立つように、中央に大きく描きました。 |
| 材料 | 箱の形をいかして、ロボットの体にしました。 |
| 見せ方 | 見る人に伝わるように、いちばん見てほしいところを大きくしました。 |
工夫したところは、「〜になるように、〇〇しました」の形で書くと書きやすいよ。
- 明るい感じになるように、黄色を多く使いました。
- 強そうに見えるように、体を大きく作りました。
- 遠くまで続いているように、道を細く描きました。
「感想」の書き方
感想には、作品を作ってみて思ったことを書こう。
「たのしかったです」だけでも気持ちは伝わるけれど、何がたのしかったのかを足すと、もっと分かりやすい感想になるよ。
「たのしかった」をくわしくする
- 色を混ぜて、新しい色を作るのがたのしかったです。
- 紙を切ったり貼ったりして、形が変わっていくのがたのしかったです。
- 友達と作品を見せ合うのがたのしかったです。
「むずかしかった」を前向きに書く
- 形を作るのはむずかしかったけれど、最後まであきらめずにできました。
- 色を混ぜるのがむずかしかったけれど、少しずつ試して作りました。
- 細かいところを作るのに時間がかかったけれど、ていねいにできました。
「次にやりたいこと」を書く
- 次は、もっと大きな作品を作ってみたいです。
- 次は、色をもっと工夫して使いたいです。
- 次は、友達の作品のよいところもまねしてみたいです。
作品カードの基本の書き方
作品カードは、次の形にすると書きやすいよ。
作品名:〇〇
作ったもの:〇〇を作りました。
工夫したところ:〇〇に見えるように、□□を工夫しました。
感想:〇〇がたのしかったです。次は□□してみたいです。
たとえば、こんな作品カードになるよ。
作品名:きらきら海の世界
わたしは、海で魚が泳いでいる絵を描きました。水がきらきらして見えるように、水色と白を使いました。魚の色を明るくしたところを工夫しました。色を混ぜるのがたのしかったです。
絵の作品カード例文
絵の作品カードでは、何を描いたか、どんな気持ちを表したかったか、色や形の工夫を書くとよいよ。
低学年でも書きやすい例文
- 作品名は「にこにこ花ばたけ」です。花が明るく見えるように、ピンクと黄色を使いました。色をていねいにぬることをがんばりました。
- 作品名は「大きな魚」です。魚が元気に泳いでいるように、体を大きく描きました。うろこの色を変えたところを工夫しました。
- 作品名は「たのしい運動会」です。走っているところが分かるように、手と足を大きく動かして描きました。
中学年・高学年におすすめの例文
- 作品名は「夕焼けに包まれた町」です。夕方のあたたかい感じを表したかったので、オレンジや赤、紫を少しずつ重ねました。空の色が変わっていくように見せたところを工夫しました。
- 作品名は「ゴールへ向かって」です。運動会で最後まで走ったときの気持ちを表しました。体をななめにして、前へ進む動きが伝わるようにしました。
- 作品名は「物語の中の森」です。読書感想画で、主人公が森に入る場面を描きました。少しふしぎな感じにするために、緑に青や紫を混ぜました。
工作の作品カード例文
工作の作品カードでは、材料、形、組み合わせ方、動くしくみなどを書くとよいよ。
- 作品名は「くるくる走る車」です。牛乳パックを使って車を作りました。タイヤが回りやすいように、軸の通し方を工夫しました。
- 作品名は「空とぶロケット」です。紙の筒を使ってロケットを作りました。高く飛びそうに見えるように、先をとがった形にしました。
- 作品名は「にぎやかな町」です。箱や紙を組み合わせて、建物を作りました。高さを変えて、町がにぎやかに見えるようにしました。
- 作品名は「ゆらゆら鳥さん」です。紙を折ったり切ったりして、鳥を作りました。羽が広がって見えるように、左右の形を考えました。
粘土・立体作品の作品カード例文
粘土や立体作品では、形、大きさ、向き、見る方向などを書くとよいよ。
- 作品名は「走る犬」です。粘土で元気な犬を作りました。走っているように見えるように、足の向きを変えました。
- 作品名は「強そうな恐竜」です。大きな口と背中のとげを作りました。強そうに見えるように、体を大きくしたところを工夫しました。
- 作品名は「おいしそうなケーキ」です。紙粘土でケーキを作りました。上に果物をたくさんのせて、楽しい感じにしました。
- 作品名は「未来のロボット」です。箱を組み合わせて、ロボットを作りました。腕が動いているように見えるよう、左右の形を変えました。
版画の作品カード例文
版画の作品カードでは、線や形、白と黒の見え方、刷り方などを書くとよいよ。
- 作品名は「海を泳ぐ魚」です。紙版画で魚を作りました。うろこの形が分かるように、小さな紙をたくさん貼りました。
- 作品名は「ジャンプする自分」です。動きが伝わるように、手足を大きく広げました。元気な感じが出るように工夫しました。
- 作品名は「夜の木」です。白いところと黒いところの形を考えて作りました。静かな夜の感じが出るようにしました。
作品カードに使える言葉
作品カードで使える言葉を知っておくと、文が書きやすくなるよ。
| 書きたいこと | 使える言葉 |
|---|---|
| 色 | 明るい、暗い、やさしい、元気な、落ち着いた、あたたかい |
| 形 | 大きい、小さい、丸い、細長い、とがった、広がった |
| 工夫 | 〜に見えるように、〜になるように、〜を考えて、〜を選んで |
| がんばり | ていねいに、最後まで、あきらめずに、何度も、ゆっくり |
| 感想 | たのしかった、むずかしかった、うれしかった、次は〜したい、もっと〜したい |
「何を書けばいいか分からない」ときの質問
作品カードに書くことが思いつかないときは、次の質問に答えてみよう。
- この作品で、何を表したかった?
- いちばん見てほしいところはどこ?
- 色で工夫したところはある?
- 形や大きさで考えたところはある?
- 作るのがむずかしかったところはどこ?
- 最後までがんばったところはどこ?
- 作ってみて、どんな気持ちになった?
この質問に1つでも答えられたら、それが作品カードに書けることになるよ。
学年別の作品カード例文
1・2年生におすすめ
- 作品名は「にじいろの花」です。花を大きく描きました。色をきれいにぬることをがんばりました。
- 作品名は「ぼくの車」です。車が速く走りそうに見えるように、タイヤを大きくしました。
- 作品名は「たのしい空」です。空に雲や鳥を描きました。明るい色を使ったところを工夫しました。
3・4年生におすすめ
- 作品名は「思い出の遠足」です。友達と歩いている楽しい様子を表しました。表情が明るく見えるように工夫しました。
- 作品名は「高くそびえるタワー」です。紙を丸めたり折ったりして、立体のタワーを作りました。倒れないように、土台を広くしたところを工夫しました。
- 作品名は「秋の森」です。葉っぱの色を少しずつ変えて、秋らしく見えるようにしました。色を混ぜるのがたのしかったです。
5・6年生におすすめ
- 作品名は「未来につながる町」です。未来の町を想像して描きました。建物の形を曲線にして、今の町とはちがう感じが出るように工夫しました。
- 作品名は「守りたい自然」です。自然の大切さを表すために、明るい緑と暗い色を使い分けました。見る人に自然を大切にしたい気持ちが伝わるようにしました。
- 作品名は「心の中の音楽」です。音楽を聞いたときに感じた気持ちを、色と形で表しました。曲の盛り上がりが伝わるように、線の向きや色の強さを変えました。
作品カードを書くときの注意
作品カードを書くときは、次のことに気をつけると、自分の考えが伝わりやすくなるよ。
- 作品名は、作品に合う名前にする
- 「がんばりました」だけでなく、どこをがんばったかを書く
- 「工夫しました」だけでなく、どう工夫したかを書く
- 自分の作品を悪く言いすぎない
- 見てほしいところを一つ入れる
たとえば、「うまくできませんでした」だけで終わるより、次のように書くと、前向きな作品カードになるよ。
色を混ぜるのはむずかしかったけれど、何度も試して、自分の作りたい色に近づけました。次は、もっと色の組み合わせを工夫したいです。
保護者の方へ:作品カードを手伝うときの声かけ
お子さんが作品カードで困っているときは、大人が文を全部考えるより、子どもの言葉を引き出す声かけがおすすめです。
たとえば、次のように聞いてみると、子どもが自分で考えやすくなります。
- 「この作品に名前をつけるなら、どんな名前がいい?」
- 「いちばん見てほしいところはどこ?」
- 「どこを作るのに時間がかかった?」
- 「色や形で考えたところはある?」
- 「作ってみて、どんなところがたのしかった?」
「もっとちゃんと書きなさい」と言うより、「どこを見てほしい?」と聞くと、子どもが自分の工夫を言葉にしやすくなります。
作品カードは、作品の出来ばえだけを説明するものではありません。子どもが何を考え、どこを工夫したのかを言葉にする大切な活動です。
まとめ
図工の作品カードは、自分の作品について、見る人に伝えるためのカードだよ。
作品名、作ったもの、工夫したところ、感想を書くと、自分の考えやがんばりが伝わりやすくなるんだ。
- 作品名は、作品に合う名前にする
- 何を作ったかを書く
- どこを工夫したかを具体的に書く
- 作ってみた感想を書く
- 見てほしいところを入れると、作品が伝わりやすくなる
作品カードに正解は一つではないよ。自分が考えたことや、作品にこめた思いを、自分の言葉で書いてみよう。
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青山学院大学教育学科卒業。TOEIC795点。2児の母。2019年の長女の高校受験時、訳あって塾には行かずに自宅学習のみで挑戦することになり、教科書をイチから一緒に読み直しながら勉強を見た結果、偏差値20上昇。志望校の特待生クラストップ10位内で合格を果たす。 ※サイト全体の運営実績についてはこちらにまとめています。

