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青山学院大学教育学科卒業。TOEIC795点。2児の母。2019年の長女の高校受験時、訳あって塾には行かずに自宅学習のみで挑戦することになり、教科書をイチから一緒に読み直しながら勉強を見た結果、偏差値20上昇。志望校の特待生クラストップ10位内で合格を果たす。 ※サイト全体の運営実績についてはこちらにまとめています。

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  1. 問六の、下線ト「たまらない」とあるが、この時のメロスの感情としてふさわしくないものを次の中から選びなさい。という問題ですが、僕はふさわしくない感情としてはイの満足だと思いました。なんでウのいらだちになるのか教えてください。

    • ゆうとさん

      これはたしかに難しい問題ですね。
      「たまらない」という言葉は、現在では「いやだ(我慢できない)」という意味にイメージが直結しやすいかもしれません。
      でも、走れメロスの作者は現在より80年ほど前に活躍されていた方で、当時と今では、ことばのもつ意味合いにギャップがある部分もあります。
      「たまらない」は、おいしいものを食べて「たまらない(美味しくて満足)」というようにも使うかと思います。
      つまり、「いやだ」と「満足」の2通りで使える言葉ですね。

      では、本題の「ここでのメロスの感情はどうだったのか?」ということになるのですが、
      この「たまらない」の前後に注目してみてください。

      「君は、いつでも私を信じた。私も君を欺かなかった。私たちは、本当によい友と友であったのだ。一度だって、暗い疑惑の雲を、お互い胸に宿したことはなかった。」
      「今だって、君は私を無心にまっているだろう。」「ありがとう」「よくも私を信じてくれた。(この「よくも」も悪いイメージがつよいかもしれませんが、ここでは、こんな不利な状況の中、私を信じてくれたなんて凄いというイメージ)」
      「友と友の間の真実は、この世でいちばん誇るべき宝」

      つまり、このときのメロスは、友が自分を信じてくれたことに感謝し、それをたまらなく(嬉しい)思っています。
      そして、そんな信じてくれた友に報いることができなくて、自分を情けなく、申し訳なく思っています(罪悪感)。
      そして、友が信じてくれたこと、そんな友を持つことができたことに満足しています。

      ここには、「いらだち」はありません。
      よって、「ふさわしくないもの」は「ウ」となります。

      ここまでのメロスが、大変な思いをしながら走っていて、間に合いそうにないことに焦っているので、「いらだち」が正しいようにも感じてしまうかもしれませんね。
      なので、なかなか難しい問題になっています。

      細かいところまで勉強されていて、わからない部分をきちんとクリアにしようとされている ゆうとさん、すごいですね!!
      テスト頑張ってください!応援しています。

    • 99点!!
      すごいですね!!
      お役に立ててとても嬉しいです。
      今回も応援しています(^^)

  2. 問14なんですけど、なぜ答え方がメロス視点になっているのですか?なぜ三人称視点ではだめなのか教えてください

  3. 問14なんですけど、なぜ答え方が三人称視点ではなく、メロス視点になっているのですか?三人称視点との違いを教えてほしいです。

    • 「なぜメロスの言葉(私)のまま答えるのか?」という疑問ですね。
      これは、国語のテストでとっても大事なルールに関わる質問だと思います。

      結論から言うと、この問題が「書き抜いて答えなさい」という問題だからです。

      理由を詳しく解説しますね。
      「書き抜く」=「コピー&ペースト」
      問題文に「文章中から書き抜いて」とある時は、本文に書かれている言葉を、一文字も変えずにそのまま抜き出すのが絶対のルールになります。
      なので、もしここで「セリヌンティウスだけはメロスを信じてくれる~」と自分で言葉を変えてしまうと、書き抜き問題としては不正解になってしまいます。

      もしも問題が「『それ』とはどういうことですか。説明しなさい」というものだった場合は、匿名さんの言う通り三人称視点で答えるのが正解になることが多いです。
      例:「セリヌンティウスだけはメロスを信じてくれるにちがいないということ。」
      説明問題では、「誰が読んでもわかるように客観的に書く」のが基本だからですね。

      まとめると、
      「書き抜け」と言われたら → 本文のまま(一人称でもOK!)
      「説明せよ」と言われたら → 誰のことか分かるように言い換える(三人称にする)
      この違いをマスターすれば、国語のテストで迷わなくなると思います!

  4. 問1の【ア】の読み方の答えが“ひちょう”となっていますが、“あすか”ではだめですか、?

    • 「飛鳥」は確かに「あすか」とも読みますよね。
      でも、この問題の答えの場合は「ひちょう」でないとダメということになります。
      理由は「言葉の意味」が違うからです。

      あすか:奈良県の地名や、「飛鳥時代」などの時代を表すときの読み方。
      ひちょう:「空を飛ぶ鳥」という意味。

      この文章では、「メロスが『空を飛ぶ鳥のように』素早く襲いかかった」ということを表しているので、鳥という意味の「ひちょう」と読むのが正解になります。
      漢字の読み方は、「前後の意味(文脈)」に合わせて使い分けることが大事になります。

      テスト頑張ってください!応援しています。

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