【小学国語】戸森しるこ「おにぎり石の伝説」発展ドリル

解答・解説をみる

この物語のテーマである「上下関係」や、みんなの気持ちの変化について、さらに深く読み解きましょう!

一成が「真のクラス、なんだかちょっと変じゃない?」と言ったのは、どんな様子を見ていたからですか。

正解は「五年二組のみんなが、クラス全員で何かにとりつかれたようにおにぎり石さがしをしていたから。」です。

外のクラスから見ると、クラス全員が石探しに必死になっている様子は「異常(変)」に見えたのですね。客観的な視点から、ブームの異常さを指摘する役割があります。

「ぼくの頭の中で、まぬけな声のカラスが鳴いた」という表現は、ぼくのどのような気持ちを表していますか。

正解は「おにぎり石がただの人工石だと知り、今までの必死さがバカバカしくなって力が抜ける気持ち。」です。

「今まで必死にさがしていたのは、いったいなんだったんだ…」と、思いえがいていた伝説と事実との落差に、あっけにとられて、力がぬけていく真の気持ちを表しています。

この物語における「上下関係」とはどういうことですか。最も近いものを選びましょう。

正解は「おにぎり石を見つけた人がえらくて、見つけられない人はみじめだという関係。」です。

おにぎり石を見つけた人が「勝ち(人気者)」で、まだ見つけていない人が「負け」という空気になってしまっていたことを指します。

だれかが「真の気持ち、分かるよ。」と言った後、みんなが「いっせいに色が変わるみたいに」同じことを言い始めたのはなぜですか。

正解は「みんなも内心では、おにぎり石による競争や上下関係を終わらせたいと思っていたから。」です。

みんなもおにぎり石のせいでクラスの居心地が悪くなっていることに気づいており、競争を終わらせるきっかけを求めていたからこそ、すぐに賛成したのです。

物語の終わりで、みんながおにぎり石を持ち帰らなかったのはなぜですか。最も適切なものを選びましょう。

正解は「めったに見つけられないから特別だったと気づき、たくさんあると価値が下がって競争もばからしく思えたから。」です。

おにぎり石がたくさんありすぎて特別な感じがなくなり、「見つけないとみじめだ」というあせりやプレッシャーから解放されたからです。

みんなが「ああ、がっかりだよ。」と言いながらも「えがおになった」のはなぜですか。

正解は「伝説がうそだとわかってがっかりしたが、競争やプレッシャーから解放されてほっとしたから。」です。

おにぎり石の価値が下がったことで、見つけたかどうかでできていた「上下関係」が消え、みんなが対等な関係に戻れたことを喜んでいるのです。

「新たな気持ちになって見てみると、おにぎり石は、やっぱりとてもきれいで、すごくユニークな石だった。」とはどういうことですか。

正解は「競争心がなくなったことで、おにぎり石そのものの美しさやユニークさに改めて気づけたこと。」です。

おにぎり石を手に入れたら勝ち、という余計な気持ち(競争心)がない状態で見てみると、おにぎり石そのもののきれいな形に改めて気づけたということです。

この物語を通して、作者が最も伝えたいこと(主題)はどれですか。

正解は「流行の物を持っているかどうかで人の価値が決まるわけではなく、対等で居心地のいい関係が大切だということ。」です。

この物語は、流行りの物を持っているかどうかで人の価値が決まるわけではなく、みんなが居心地のいい対等な関係を築くことの大切さを伝えています。

この物語における「一成」の役割として、最も適切なものはどれですか。

正解は「五年二組のブームの「外側」にいるからこそ、冷静な視点でクラスの異常さに気づかせる役割。」です。

一成は五年一組なので、おにぎり石ブームの「外側」にいる人物です。だからこそ、クラスの異常な空気に気づき、冷静な言葉でみんなを夢から覚ますことができたのです。

結びの「えがおで片手をあげた一成の手をパンとたたいて」という真の行動には、どのような気持ちが込められていますか。

正解は「一成と協力して、クラスのいごこちの悪さを自分たちの力で見事に解決できた喜び。」です。

自分一人では解決が難しかった人間関係のもやもやを、一成と協力して自分たちなりの方法で見事に解決できた喜びと、作戦の成功を祝う気持ちが込められています。

テストを終了する

他の問題を解く

運営者情報

青山学院大学教育学科卒業。TOEIC795点。2児の母。2019年の長女の高校受験時、訳あって塾には行かずに自宅学習のみで挑戦することになり、教科書をイチから一緒に読み直しながら勉強を見た結果、偏差値20上昇。志望校の特待生クラストップ10位内で合格を果たす。 ※サイト全体の運営実績についてはこちらにまとめています。

目次