21短歌「くれないの二尺伸びたる~」
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以下の短歌について答えなさい。
くれなゐの二尺伸びたる薔薇の芽の針やはらかに春雨のふる
このこの短歌の作者を漢字で答えなさい。
正解は「正岡子規」です。
以下の短歌について答えなさい。
くれなゐの二尺伸びたる薔薇の芽の針やはらかに春雨のふる
この短歌の作者が歌人・俳人として主に活躍した時代を答えなさい。
※「○○時代」という形式で入力すること
正解は「明治時代」です。
以下の短歌について答えなさい。
くれなゐの二尺伸びたる薔薇の芽の針やはらかに春雨のふる
この短歌の作者の代表作を次の中から選び、カタカナで答えなさい。
ア:みだれ髪
イ:竹乃里歌
ウ:赤光
エ:桜花伝承
正解は「イ」です。
アは与謝野晶子、ウは斎藤茂吉、エは馬場あき子の作品。
以下の短歌について答えなさい。
くれなゐの二尺伸びたる薔薇の芽の針やはらかに春雨のふる
「二尺」の読みをひらがなで書きなさい
正解は「にしゃく」です。
以下の短歌について答えなさい。
くれなゐの二尺伸びたる薔薇の芽の針やはらかに春雨のふる
「春雨」の読みをひらがなで書きなさい
正解は「はるさめ」です。
以下の短歌について答えなさい。
くれなゐの二尺伸びたる薔薇の芽の針やはらかに春雨のふる
「くれなゐ」を現代仮名遣いに直して答えなさい。
正解は「くれない」です。
歴史的仮名遣いの「ゐ・ゑ・を」は現代仮名遣いの「い・え・お」に直す
以下の短歌について答えなさい。
くれなゐの二尺伸びたる薔薇の芽の針やはらかに春雨のふる
「やはらか」を現代仮名遣いに直して答えなさい。
正解は「やわらか」です。
語頭以外の歴史的仮名遣いの「は・ひ・ふ・へ・ほ」は現代仮名遣いで「わ・い・う・え・お(わ行)」になる
以下の短歌について答えなさい。
くれなゐの二尺伸びたる薔薇の芽の針やはらかに春雨のふる
この短歌は何句切れか答えなさい。(※句切れがない場合は、「句切れなし」と答えること)
正解は「句切れなし」です。
句切れとは、俳句や短歌などの一首・歌の中の「大きな意味の上での切れ目」のこと。「くれないの二尺伸びたる薔薇の芽の針やわらかに春雨のふる」の歌には、歌の中で意味や調子が切れている部分はない。
以下の短歌について答えなさい。
くれなゐの二尺伸びたる薔薇の芽の針やはらかに春雨のふる
この歌が詠まれた季節として正しいものを次の中から選びなさい。
ア:早春
イ:盛夏
ウ:晩秋
エ:真冬
正解は「ア」です。
薔薇の芽が生えてくるのは3月前後。
以下の短歌について答えなさい。
くれなゐの二尺伸びたる薔薇の芽の針やはらかに春雨のふる
この短歌で歌われている薔薇の芽の色を、次の中から選びなさい。
ア:緑
イ:茶
ウ:紅
エ:橙
正解は「ウ」です。
「くれない」とは紅い色のこと。
以下の短歌について答えなさい。
くれなゐの二尺伸びたる薔薇の芽の針やはらかに春雨のふる
「針」とは薔薇の何のことを表しているか。ひらがな2字で答えなさい。
正解は「とげ」です。
以下の短歌について答えなさい。
くれなゐの二尺伸びたる薔薇の芽の針やはらかに春雨のふる
ニ尺に相当する長さを次の中から選びなさい。
ア:約30.3cm
イ:約60.6cm
ウ:約90.9cm
エ:約1m
正解は「イ」です。
1尺は約30.3cm。
以下の短歌について答えなさい。
くれなゐの二尺伸びたる薔薇の芽の針やはらかに春雨のふる
この短歌で「針」の他に「やはらか」とされているものを「〜様子」と続くように歌の中から抜き出して答えなさい。
正解は「春雨のふる」です。
以下の短歌について答えなさい。
くれなゐの二尺伸びたる薔薇の芽の針やはらかに春雨のふる
この短歌について説明した次の文のうち、正しいものを全て選び、カタカナで答えなさい。
※ア~エの順番どおりに入力すること。
※それぞれの間に「・」を入力すること。
ア:この短歌は、日本の季節の情感を大切にし、激しく冷たい雨の中懸命に咲く薔薇の花の健気さを歌っている。
イ:この短歌は、「くれなゐ」「ニ尺」「やはらか」というように曖昧な表現を使って薔薇の芽を幻想的なベールに包んでいる。
ウ:この短歌は、「針」「やはらか」という言葉を使い、薔薇の新芽のみずみずしい柔らかな様子を見事に表現している。
エ:この短歌は、おなじ音の助詞を続けて使うことでリズムを生み出し、歌に優しい印象を持たせている。
正解は「ウ・エ」です。
「春雨」とは、春に降るこまやかな雨のこと。よって、アの「激しく冷たい雨」は誤り。また、薔薇の花はまだ咲いていないので、その点でも誤り。「くれなゐ」で薔薇の芽の色、「ニ尺」で薔薇の全体の長さなど、薔薇の芽を細かく表現しているので、「曖昧な表現」としているイは誤り
以下の短歌について答えなさい。
くれなゐの二尺伸びたる薔薇の芽の針やはらかに春雨のふる
つぎの語句で使われている「の」のうち、持つ役割が他の物と違うものを1つ選び、カタカナで答えなさい。
ア:くれないの
イ:薔薇の芽
ウ:…芽の針
エ:春雨の
正解は「エ」です。
「くれないの」「薔薇の芽」「…芽の針」は連体修飾格の「の」であるのに対して、「春雨の」の「の」は、主格の「の」である。
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ゆみねこ
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青山学院大学教育学科卒業。TOEIC795点。2児の母。2019年の長女の高校受験時、訳あって塾には行かずに自宅学習のみで挑戦することになり、教科書をイチから一緒に読み直しながら勉強を見た結果、偏差値20上昇。志望校の特待生クラストップ10位内で合格を果たす。