パブロ・ピカソ『ゲルニカ』テスト対策練習問題と過去問まとめ
中学美術で学習する「ゲルニカ」のテストでよく出る問題をまとめているよ。
この単元では、作者、制作年、時代背景、白黒表現、モチーフ、キュビスム的な表現、鑑賞文の書き方を整理することが大切だよ。
まずは解説を確認してからチャレンジする場合は、「ゲルニカ」解説ページをチェックしよう。
重要語句の確認問題
問1
『ゲルニカ』を制作した画家を答えなさい。
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答え:パブロ・ピカソ
【解説】『ゲルニカ』を描いたのは、スペイン出身の画家パブロ・ピカソだよ。20世紀を代表する画家として知られているよ。
問2
『ゲルニカ』が制作された年を答えなさい。
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答え:1937年
【解説】『ゲルニカ』は1937年に制作された作品だよ。ゲルニカ爆撃が起きた年でもあるので、セットで覚えよう。
問3
『ゲルニカ』制作のきっかけになった出来事を答えなさい。
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答え:ゲルニカ爆撃
【解説】スペイン内戦中の1937年4月26日、スペイン北部の町ゲルニカが爆撃された。この出来事が、ピカソが『ゲルニカ』を描くきっかけになったとされているよ。
問4
『ゲルニカ』が描かれた時代にスペインで起きていた戦争を答えなさい。
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答え:スペイン内戦
【解説】『ゲルニカ』は、スペイン内戦を背景にした作品だよ。戦争の悲惨さや暴力への怒りがこめられているんだ。
問5
ゲルニカ爆撃に関わったとされる、ナチス・ドイツの航空部隊を答えなさい。
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答え:コンドル軍団
【解説】ゲルニカ爆撃には、フランコ軍側を支援したナチス・ドイツのコンドル軍団などが関わったとされているよ。
問6
作品の中に描かれているものや、表現の中心になる題材を何というか、答えなさい。
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答え:モチーフ
【解説】モチーフとは、作品の中に描かれているものや、表現の中心になる題材のことだよ。『ゲルニカ』では、牛・馬・母子・兵士・ランプなどが重要なモチーフになるよ。
問7
対象を分解し、複数の視点から見た形を組み合わせて表す表現を何というか、答えなさい。
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答え:キュビスム
【解説】キュビスムでは、ものを一方向からだけでなく、複数の視点から見た形として分解し、組み合わせて表すことがあるよ。
問8
作品を見て、形・色・構図・背景などから意味やよさを考えることを何というか、答えなさい。
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答え:鑑賞
【解説】鑑賞では、ただ「好き」「こわい」で終わらせず、作品のどこからそう感じたのかを考えることが大切だよ。
作品情報・時代背景の選択問題
問1
『ゲルニカ』について説明した文として、もっとも適切なものを選びなさい。
ア:ピカソが1937年に制作した、戦争の悲惨さを表す作品。
イ:ピカソが古代ギリシャの神話だけを題材にして描いた作品。
ウ:ゴッホが自然の美しさを明るい色で表した作品。
エ:日本の画家が江戸時代の町並みを描いた作品。
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答え:ア
【解説】『ゲルニカ』は、ピカソが1937年に制作した作品だよ。スペイン内戦中のゲルニカ爆撃をきっかけに描かれ、戦争の悲惨さを表しているとされているよ。
問2
『ゲルニカ』が描かれた背景として、もっとも適切なものを選びなさい。
ア:スペイン内戦中に、ゲルニカという町が爆撃された。
イ:ピカソが日本を旅行し、富士山を見た。
ウ:ヨーロッパで平和条約が結ばれたことを祝った。
エ:古代の遺跡の発掘を記念して描かれた。
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答え:ア
【解説】『ゲルニカ』は、スペイン内戦中に起きたゲルニカ爆撃をきっかけに描かれたとされているよ。作品の時代背景として重要だよ。
問3
ゲルニカ爆撃について説明した文として、もっとも適切なものを選びなさい。
ア:1937年4月26日に、スペイン北部の町ゲルニカで起きた爆撃。
イ:1937年に、ピカソがフランスで開いた個展の名前。
ウ:スペイン内戦が終わった後に行われた平和式典。
エ:ピカソが子どものころに見た花火大会。
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答え:ア
【解説】ゲルニカ爆撃は、1937年4月26日にスペイン北部の町ゲルニカで起きた爆撃だよ。『ゲルニカ』制作のきっかけとして重要なんだ。
問4
ゲルニカ爆撃に関する説明として、もっとも適切なものを選びなさい。
ア:フランコ軍側を支援したナチス・ドイツのコンドル軍団などが関わったとされる。
イ:ピカソが一人で町を爆撃した出来事である。
ウ:スペイン内戦とは関係のない自然災害である。
エ:中世ヨーロッパで起きた宗教改革の出来事である。
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答え:ア
【解説】ゲルニカ爆撃には、フランコ軍側を支援したナチス・ドイツのコンドル軍団などが関わったとされているよ。外国の軍事力も関係していたことを押さえよう。
問5
『ゲルニカ』の題名について説明した文として、もっとも適切なものを選びなさい。
ア:ゲルニカは、スペイン北部のバスク地方にある町の名前である。
イ:ゲルニカは、ピカソが考えた空想上の動物の名前である。
ウ:ゲルニカは、キュビスムを始めたフランス人画家の名前である。
エ:ゲルニカは、白黒で描く技法そのものの名前である。
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答え:ア
【解説】ゲルニカは、スペイン北部のバスク地方にある町の名前だよ。その町が爆撃されたことをきっかけに、作品の題名も『ゲルニカ』になったんだ。
表現の特徴・モチーフの読み取り問題
問1
『ゲルニカ』が白黒を中心に描かれている効果として、もっとも適切なものを選びなさい。
ア:戦争の重さや不安、緊張感を強く感じさせる。
イ:楽しい祭りの明るさを強調している。
ウ:自然の色を正確に写し取るためである。
エ:色彩の豊かさだけを見せるためである。
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答え:ア
【解説】『ゲルニカ』は白・黒・灰色を中心に描かれているため、戦争の重さや不安、緊張感が強く伝わるよ。新聞写真や記録写真のような印象にもつながるね。
問2
『ゲルニカ』の白黒表現について説明した文として、もっとも適切なものを選びなさい。
ア:色の美しさよりも、形や表情の力に注目させる効果がある。
イ:すべてのモチーフの意味を明るく楽しいものにしている。
ウ:自然の風景を正確に描くためだけに使われている。
エ:作品を見えにくくするためだけに使われている。
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答え:ア
【解説】白黒表現によって、見る人は色の華やかさよりも、ゆがんだ形や叫ぶような表情に注目しやすくなるよ。
問3
『ゲルニカ』のモチーフについて、もっとも適切な考え方を選びなさい。
ア:モチーフの意味は一つに決めつけず、描かれ方を根拠に考える。
イ:牛・馬・母子などの意味は、すべて一つの正解に決まっている。
ウ:モチーフは作品の内容とは関係がない。
エ:モチーフは作者名を覚えるためだけに描かれている。
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答え:ア
【解説】『ゲルニカ』のモチーフは、意味を一つに決めつけるより、どのように描かれていて、どんな印象を生んでいるかを根拠に考えることが大切だよ。
問4
『ゲルニカ』の馬について読み取れることとして、もっとも適切なものを選びなさい。
ア:大きく口を開け、痛みや混乱、犠牲を感じさせる。
イ:明るく楽しそうに走る自由な動物として描かれている。
ウ:作品の中で唯一、写実的で穏やかな存在として描かれている。
エ:作品の時代背景とは関係のない装飾である。
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答え:ア
【解説】中央の馬は、大きく口を開けて苦しんでいるように見えるよ。痛みや混乱、戦争の犠牲を感じさせるモチーフとして読み取れるんだ。
問5
『ゲルニカ』の母子の姿から読み取りやすい印象として、もっとも適切なものを選びなさい。
ア:戦争で大切な命が失われる悲しみ。
イ:家族旅行の楽しい思い出。
ウ:勝利を祝う明るい場面。
エ:動物の力強さだけを表す場面。
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答え:ア
【解説】子どもを抱いて泣き叫ぶ母親の姿からは、戦争で大切な命が失われる悲しみや絶望を読み取ることができるよ。
問6
倒れた兵士や折れた剣、小さな花についての読み取りとして、もっとも適切なものを選びなさい。
ア:破壊や死、抵抗の中に、わずかな希望を感じ取ることもできる。
イ:スポーツ大会の優勝を表している。
ウ:作品の主題とはまったく関係のない模様である。
エ:自然の豊かさだけを明るく表している。
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答え:ア
【解説】倒れた兵士や折れた剣は、戦争による破壊や死を感じさせるよ。一方で、小さな花からは、わずかな希望や再生の可能性を読み取ることもできるんだ。
問7
『ゲルニカ』のランプ・電球・光の読み取りとして、もっとも適切なものを選びなさい。
ア:真実、希望、監視、不安、爆発など、複数の意味を感じさせる。
イ:ただ部屋を明るくする道具としてだけ描かれている。
ウ:作品全体を楽しい雰囲気に変えるためだけに描かれている。
エ:色彩の鮮やかさを強調するための道具である。
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答え:ア
【解説】ランプや電球、光は、真実を照らすものとしても、神の目や監視のようにも、爆弾の爆発を思わせるものとしても読めるよ。複数の解釈があるモチーフなんだ。
問8
『ゲルニカ』の電球が「神の目」と解釈されることがある理由として、もっとも適切なものを選びなさい。
ア:目のようにも見え、すべてを見ている存在のように感じられるから。
イ:作品の中に神の名前が大きく書かれているから。
ウ:電球が必ず明るい希望だけを表すから。
エ:電球が画面の外に描かれているから。
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答え:ア
【解説】画面上部の電球のような光は、目のようにも見えるため、「神の目」や監視の印象と結びつけて解釈されることがあるよ。
問9
『ゲルニカ』の形の表現について、もっとも適切なものを選びなさい。
ア:人や動物の形がゆがみ、分解されたように表されている。
イ:人物や動物がすべて写真のように正確に描かれている。
ウ:遠近法だけを使って、静かな風景として描かれている。
エ:すべての形が丸だけで構成されている。
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答え:ア
【解説】『ゲルニカ』では、人や動物の形がゆがみ、分解されたように表されているよ。戦争による混乱や苦しみを強く感じさせる表現なんだ。
問10
キュビスム的な表現について説明した文として、もっとも適切なものを選びなさい。
ア:複数の視点から見た形を分解し、組み合わせて表す表現。
イ:自然の色をそのまま写し取るだけの表現。
ウ:遠くのものを必ず小さく、近くのものを必ず大きく描く表現。
エ:人物を必ず正面だけから写実的に描く表現。
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答え:ア
【解説】キュビスムでは、対象を一つの視点だけでなく、複数の視点から見た形としてとらえ、分解して組み合わせることがあるよ。
鑑賞文の書き方問題
問1
『ゲルニカ』の鑑賞文を書くときに大切なこととして、もっとも適切なものを選びなさい。
ア:感じたことと、作品の中の根拠を結びつけて書く。
イ:「すごい」「こわい」だけで終わらせる。
ウ:作品を見ずに作者名だけを書く。
エ:自分の感想を書かず、年号だけを書く。
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答え:ア
【解説】鑑賞文では、感じたことだけでなく、なぜそう感じたのかを、色・形・表情・構図・時代背景などの根拠と結びつけることが大切だよ。
問2
鑑賞文の「根拠」として使えるものとして、もっとも適切なものを選びなさい。
ア:色、形、表情、構図、モチーフ、時代背景。
イ:作品と関係のない自分の朝食。
ウ:作者名を何度もくり返すことだけ。
エ:友達が言った感想をそのまま写すことだけ。
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答え:ア
【解説】鑑賞文では、作品の中にある色・形・表情・構図・モチーフや、作品が描かれた時代背景を根拠として使うと説得力が出るよ。
問3
鑑賞文として、もっともよい書き方を選びなさい。
ア:こわいと思った。終わり。
イ:白黒の画面と、ゆがんだ人や動物の形から、戦争の不安や苦しみが伝わってくると感じた。
ウ:ピカソは有名なので、作品も有名だと思った。
エ:よく分からなかったので、何も感じなかった。
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答え:イ
【解説】イは、「白黒の画面」「ゆがんだ人や動物の形」という根拠と、「戦争の不安や苦しみ」という感じたことが結びついているよ。鑑賞文として説得力があるね。
問4
『ゲルニカ』の白黒表現を根拠にした鑑賞文として、もっとも適切なものを選びなさい。
ア:白黒の画面から、重く不安な印象を受け、戦争の悲しみが強く伝わってくる。
イ:白黒なので、楽しい遊園地の雰囲気が強く表れている。
ウ:白黒であることは、作品の印象とまったく関係がない。
エ:白黒なので、自然の花の色が正確に表されている。
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答え:ア
【解説】白黒の画面は、重さ・不安・緊張感を強める効果があるよ。そこから戦争の悲しみを読み取る鑑賞文は、根拠と感じたことがつながっているね。
問5
モチーフの読み取り方として、もっとも適切なものを選びなさい。
ア:描かれ方や作品全体の雰囲気を根拠にして、自分の感じたことを説明する。
イ:モチーフの意味は必ず一つに決まっているので、理由は書かなくてよい。
ウ:牛や馬が描かれていても、戦争の主題とは関係づけて考えない。
エ:モチーフの名前だけを並べれば、鑑賞文として十分である。
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答え:ア
【解説】モチーフの意味は一つに決めつけるのではなく、描かれ方や作品全体の雰囲気を根拠にして考えることが大切だよ。
正誤問題
問1
次の文が正しければ○、まちがっていれば×を答えなさい。
『ゲルニカ』は、パブロ・ピカソが1937年に制作した作品である。
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答え:○
【解説】正しい文だよ。『ゲルニカ』は、ピカソが1937年に制作した作品だよ。
問2
次の文が正しければ○、まちがっていれば×を答えなさい。
『ゲルニカ』は、スペイン内戦中のゲルニカ爆撃をきっかけに描かれた。
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答え:○
【解説】正しい文だよ。ゲルニカ爆撃は、『ゲルニカ』制作のきっかけになった出来事として重要だよ。
問3
次の文が正しければ○、まちがっていれば×を答えなさい。
『ゲルニカ』は、明るい色彩を使って戦争の楽しさを表した作品である。
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答え:×
【解説】『ゲルニカ』は白黒を中心にした画面で、戦争の悲惨さや苦しみを強く表している作品だよ。戦争の楽しさを表した作品ではないよ。
問4
次の文が正しければ○、まちがっていれば×を答えなさい。
『ゲルニカ』では、人や動物の形がゆがみ、分解されたように表されている。
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答え:○
【解説】正しい文だよ。ゆがんだ形や分解されたような形によって、混乱や苦しみが強く伝わってくるよ。
問5
次の文が正しければ○、まちがっていれば×を答えなさい。
『ゲルニカ』のモチーフの意味は、すべて一つの正解に決まっている。
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答え:×
【解説】モチーフの意味は一つに決めつけず、作品の中でどのように描かれているかを根拠にして考えることが大切だよ。
問6
次の文が正しければ○、まちがっていれば×を答えなさい。
キュビスム的な表現では、複数の視点から見た形を組み合わせて表すことがある。
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答え:○
【解説】正しい文だよ。キュビスムでは、対象を分解し、複数の視点から見た形を組み合わせて表すことがあるよ。
記述問題
問1
『ゲルニカ』の作者と制作年を答えなさい。
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解答例:作者はパブロ・ピカソで、制作年は1937年。
【解説】作者と制作年は、基本情報として必ず押さえよう。ピカソ・1937年はセットで覚えるとよいよ。
問2
『ゲルニカ』が描かれた時代背景を説明しなさい。
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解答例:1937年、スペイン内戦中にスペイン北部の町ゲルニカが爆撃され、その出来事をきっかけにピカソが制作した。
【解説】スペイン内戦、ゲルニカ爆撃、1937年という語句を入れると、時代背景を説明しやすいよ。
問3
『ゲルニカ』の白黒表現には、どのような効果があるか説明しなさい。
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解答例:白黒を中心にすることで、戦争の重さや悲しみ、不安、緊張感が強く伝わる。また、新聞写真や記録写真のような印象にもつながる。
【解説】白黒表現は、色の少なさによって作品の重さや緊張感を強めていると説明できるよ。
問4
『ゲルニカ』のキュビスム的な表現について説明しなさい。
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解答例:人や動物の形がゆがみ、分解されたように表され、複数の視点から見た形が組み合わされている。これによって、戦争による混乱や苦しみが強く伝わる。
【解説】「形の分解」「複数の視点」「混乱や苦しみ」というポイントを入れるとよいよ。
問5
『ゲルニカ』のモチーフの意味を読み取るときに大切なことを説明しなさい。
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解答例:モチーフの意味を一つに決めつけず、作品の中でどのように描かれているかを根拠にして、どんな印象を受けるか考えること。
【解説】『ゲルニカ』では、牛・馬・母子・兵士・光などのモチーフがあるけれど、意味を丸暗記するより、描かれ方をもとに考えることが大切だよ。
問6
『ゲルニカ』の鑑賞文を書くときに大切なことを説明しなさい。
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解答例:見つけたこと、感じたこと、そう感じた根拠を結びつけて書くこと。色・形・表情・構図・時代背景などを根拠にするとよい。
【解説】鑑賞文では、「こわいと思った」だけではなく、「何を見てそう感じたのか」を書くと説得力が出るよ。
「ゲルニカ」のドリルにも挑戦して、理解を定着させよう。
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青山学院大学教育学科卒業。TOEIC795点。2児の母。2019年の長女の高校受験時、訳あって塾には行かずに自宅学習のみで挑戦することになり、教科書をイチから一緒に読み直しながら勉強を見た結果、偏差値20上昇。志望校の特待生クラストップ10位内で合格を果たす。 ※サイト全体の運営実績についてはこちらにまとめています。

