【大学受験】2025年時事問題を「公共・政経・歴史総合」で完全攻略!共通テスト対策まとめ
大学受験を控えた高校生のみんな、時事問題の対策は進んでいるかな?
共通テストや私大入試、小論文において、時事問題は単なる「最近のニュース」ではなく、「現代社会が抱える課題を、教科書の知識を使ってどう読み解くか」を問う素材として扱われるんだ。
今回は、2025年の重要テーマを「公共」「政治・経済」「歴史総合」の視点から深掘りし、入試で狙われる論点(対立軸や因果関係)を整理するよ。
これを読めば、ニュースが「生きた教材」に変わるはずだよ!
目次
①日本経済の構造変化(円安・インフレ・新紙幣)
【政経】金融政策と為替相場のメカニズム
2024年から続く「円安」と「物価上昇(インフレ)」は、重要テーマの一つだよ。
この背景にある主な要因の一つは、日米の「金利差」なんだ。
- アメリカ:インフレを抑えるために金利を上げた(利上げ)。
- 日本:2024年に日銀はマイナス金利政策を解除したが、欧米に比べれば依然として低金利な状況が続いた。
この結果、「金利の高いドルで資産を運用したい」という動きが強まり、「円を売ってドルを買う」流れが加速して円安になったんだ。
円安は輸出型企業には有利な面があるけれど、エネルギーや食料を輸入に頼る日本にとっては、輸入価格の上昇(コストプッシュ・インフレ)を招き、家計を圧迫する要因となっているよ。
インフレ対策として、政府は「貯蓄から投資へ」を掲げ、新NISA(少額投資非課税制度)を拡充したことも押さえておこう。
【公共】キャッシュレスと通貨の信用創造
新紙幣の発行(2024年)が進む一方で、キャッシュレス決済の普及も加速しているね。
ここで問われるのは「通貨の機能(交換手段・価値尺度・価値保蔵)」と「信用創造(主に市中銀行が行う)」の仕組みだよ。
現金の使用が減る中で、中央銀行(日銀)が発行するデジタル通貨(CBDC)の導入可能性についても、実証実験や検討が進められているんだ。
②グローバル課題と日本の役割(万博・SDGs)
【公共】SDGsと「トレードオフ」
大阪・関西万博のテーマに関連して、SDGs(持続可能な開発目標)が頻出論点だよ。
入試では、単なる目標の暗記ではなく、「経済成長」と「環境保全」のトレードオフ(あちらを立てればこちらが立たず)をどう解消するかという視点が問われるんだ。
- 脱炭素社会(カーボンニュートラル):再生可能エネルギーの導入は進んでいるが、コストや安定供給の課題がある。
- サーキュラーエコノミー(循環経済):大量生産・大量消費から、資源を循環させる社会への転換。
【地理】インバウンドと地域活性化
円安や万博の影響で、訪日外国人(インバウンド)が増加傾向にあるね。
これは地域経済の活性化につながる一方、「オーバーツーリズム(観光公害)」という新たな課題も生んでいる。
観光客の集中(京都や鎌倉など)による混雑やマナー問題に対し、どのような対策が必要か、多角的に考える力が求められるよ。
③歴史的転換点としての2025年
【歴史総合】戦後80年と日本の安全保障
1945年の終戦から80年。
冷戦の終結(1989年)以降、国際秩序は大きく変化したね。
ロシアによるウクライナ侵攻や中東情勢の緊迫化を受け、日本の安全保障政策も転換期にあると指摘されているんだ。
チェックポイント
- 憲法9条:戦争の放棄、戦力の不保持、交戦権の否認。
- 自衛隊:合憲・違憲の議論と、集団的自衛権の限定的な行使容認(2015年安保法制)。
- 日米安全保障条約:日本の防衛の基軸。
【歴史総合】昭和100年・阪神淡路30年
近現代史の視点では、昭和という時代の光(高度経済成長、オリンピック)と影(戦争、公害)を整理しておこう。
また、阪神・淡路大震災(1995年)は、戦後日本の「安全神話」が揺らいだとされる出来事であり、ボランティア活動やNPO法制定のきっかけとなった点も重要だよ。
④デジタル社会と人権(AI・情報化)
【公共】AI規制と「知る権利・プライバシー権」
生成AIの進化は、社会を便利にする反面、新たな人権問題を引き起こしているね。
- プライバシー権:AIが個人のデータを無断で学習・利用するケースなどが問題視されている。
- 知る権利:フェイクニュース(偽情報)の拡散により、正しい情報を得る権利が脅かされる危険性。
- 知的財産権(著作権):AIが生成した作品の権利は誰にあるのか?
EUのAI規制法(AI Act)など、国際的なルール作りの動向にも注目しよう。
⑤少子高齢化と民主主義のゆくえ
【政経】社会保障の「2025年問題」
「2025年問題」とは、団塊の世代(第一次ベビーブーム世代)の多くが75歳以上の後期高齢者となり、医療や介護の費用が急増する問題のことだよ。
現役世代(生産年齢人口)の減少とともに、「世代間の不公平」や「財政赤字の拡大」が懸念されているんだ。
消費税の役割や、社会保障制度(賦課方式と積立方式など)の仕組みを復習しておこう。
【公共】一票の格差と選挙制度改革
人口減少が進む地方と、人口が集中する都市部との間で、「一票の格差」が拡大しているね。
これは憲法14条の「法の下の平等」に関わる問題だよ。
最高裁判所による「違憲状態」などの判断や、選挙区の区割り変更(アダムズ方式:議席配分方式の一つ)について確認が必要だよ。
大学入試・時事問題まとめ
大学入試・時事問題の論点整理
- 経済:円安の原因(金利差)と影響、物価高対策
- 環境:SDGsと経済成長の両立、エネルギー政策
- 歴史:戦後80年の平和主義、冷戦後の国際秩序
- 情報:AIと著作権・プライバシー、デジタルデバイド
- 社会:少子高齢化と社会保障財政、一票の格差
大学入試の時事問題は、知識を問うだけでなく、「その課題に対してあなたはどう考えるか(解決策)」を論述させる形式も多いんだ。
常に「なぜ起きたのか」「どうすれば解決できるか」を考える癖をつけよう!
知識の定着を確認するために、「ゆみねこドリル」の2025年時事問題ドリル(高校生・大学受験)にも挑戦してみてね!
運営者情報
檜垣 由美子(ゆみねこ)
詳しいプロフィールを見る
青山学院大学教育学科卒業。TOEIC795点。2児の母。2019年の長女の高校受験時、訳あって塾には行かずに自宅学習のみで挑戦することになり、教科書をイチから一緒に読み直しながら勉強を見た結果、偏差値20上昇。志望校の特待生クラストップ10位内で合格を果たす。
