3【中学国語】谷川俊太郎「朝のリレー」内容理解ドリル

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ここからは「内容理解ドリル」です。この詩がどのように構成されているか、そして第1連と第2連でそれぞれ何が語られているのか、詩の内容を正確に読み解いていきましょう。

「朝のリレー」の詩の形式として、正しいものを1つ選びましょう。

正解は「口語自由詩」です。

今の私たちが普通に使っている「話し言葉(口語)」で書かれており、五・七・五のような文字数の決まりがない「自由詩」です。

この詩は、いくつの「連(詩の大きなまとまり)」で構成されていますか。最も適切なものを1つ選びましょう。

正解は「2つの連(2連)」です。

「朝のリレー」は、1行目から10行目までの「第1連」と、「ぼくらは朝を〜」から始まる11行目から17行目までの「第2連」の、2つのまとまり(2連)からできています。

この詩の「第1連」には、どのような役割(内容)がありますか。最も適切なものを1つ選びましょう。

正解は「地球上の具体的な情景(事実)」です。

第1連では、カムチャッカ・メキシコ・ニューヨーク・ローマという具体的な都市名を出して、「地球上のどこかで常に朝が始まっている」という事実(情景)を描いています。

第1連の最後(9・10行目)で、作者が一番伝えたい「事実」として書かれているものはどれですか。最も適切なものを1つ選びましょう。

正解は「この地球では、いつもどこかで朝がはじまっていること。」です。

4つの都市の対比を通じて、第1連の最後(9・10行目)に書かれている「この地球では いつもどこかで朝がはじまっている」という事実を伝えています。

この詩の「第2連」には、どのような役割(内容)がありますか。最も適切なものを1つ選びましょう。

正解は「第1連の事実から導き出される、作者の考えやメッセージ」です。

第1連の「事実」を受けて、第2連では「だからぼくらは交替で地球を守っているんだ」という作者の考えや温かいメッセージが語られています。

第1連の「具体的な情景」から、第2連の「作者のメッセージ」へと内容が切り替わる「書き出し」の一文はどれですか。最も適切なものを1つ選びましょう。

正解は「ぼくらは朝をリレーするのだ」です。

第2連の冒頭にある「ぼくらは朝をリレーするのだ」から、具体的な情景から作者のメッセージへと内容がはっきりと切り替わっています。

「そうしていわば交替で地球を守る」とはどういうことですか。詩の内容から最も適切なものを1つ選びましょう。

正解は「地球上では、かならずどこかの国の人が目覚めて活動しているということ。」です。

時差によってかならずどこかが朝になり、誰かが眠るころには地球の裏側で誰かが目覚めて活動を始める。その命の営みのバトンタッチが「交替で地球を守る」ということです。

「あなたの送った朝」とありますが、この「朝を送る」瞬間、あなた自身はどのような状態(時間)にありますか。最も適切なものを1つ選びましょう。

正解は「自分の国では夜が来て、これから眠りにつこうとする時間」です。

「眠る前のひととき耳をすますと」とあるように、「あなた(読者)」の住む国では夜になり、まさに眠ろうとしている瞬間です。

「目覚まし時計のベル」が鳴ることは、この詩の中でどのような意味(証拠)を持っていますか。最も適切なものを1つ選びましょう。

正解は「誰かが朝というバトンを受け取り、新しく目覚めたという合図。」です。

どこか遠く(地球の裏側)で鳴るベルの音は、「あなたが送った朝をしっかり受け取って、今から活動を始めるよ」という生命のバトンタッチの合図として表現されています。

この詩の内容表現の仕方(分類)として、最も適切なものはどれですか。

正解は「メッセージ型(読者に語りかけ、メッセージを伝えている)」です。

第1連で情景を描写していますが、第2連で「ぼくらは朝をリレーするのだ」「それはあなたの送った〜」と、読者(あなた)に強く語りかけているため、「メッセージ型」の詩だと言えます。

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