2見えないだけ

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「見えないだけ」の作者を漢字で答えなさい。

正解は「牟礼慶子」です。

「見えないだけ」の詩の形式を漢字5字で答えなさい。

正解は「口語自由詩」です。

「見えないだけ」は、今の話し言葉である口語で書かれている。さらに、文字数には特に決まりのない自由詩である。

「見えないだけ」の第一連の4行目にある「海が眠っている」には、どんな表現技法が使われているか。漢字で答えなさい。

正解は「擬人法」です。

海は、人ではないので眠らないが、まるで人のように喩えている。

「見えないだけ」の第一連の1・2行目「空の上にはもっと青い空が浮かんでいる」と、3・4行目「波の底にはもっと大きな海が眠っている」には、どんな表現技法が使われているか。漢字で答えなさい。

正解は「対句法」です。

似たような表現や言葉を対にすることで、印象を強く持たせる表現技法である。

「見えないだけ」の第一連の6行目「ことばがはぐくんでいる優しい世界」には、擬人法の他にどんな表現技法が使われているか。漢字で答えなさい。

正解は「体言止め」です。

文章の終わりが名詞の「世界」で終わっている。

「見えないだけ」の第一連の8行目「蕾をさし出している美しい季節」には、擬人法の他にどんな表現技法が使われているか。漢字で答えなさい。

正解は「体言止め」です。

文章の終わりが名詞の「季節」で終わっている。

「見えないだけ」の第一連の10行目「待ちかねている新しい友だち」には、どんな表現技法が使われているか。漢字で答えなさい。

正解は「体言止め」です。

文章の終わりが名詞の「友だち」で終わっている。

「見えないだけ」第一連の6行目にある 「ことばがはぐくんでいる優しい世界」 とは、どのような意味か。最も適切なものを次の中から選び、カタカナで答えなさい。

ア:ことばが、優しい世界を作っている
イ:ことばが、優しい世界を守っている
ウ:ことばが、優しい世界を育てている
エ:ことばが、優しい世界と共存している

正解は「ウ」です。

「はぐくむ」とは、漢字では「育む」と書くように、「養って育てる」という意味。

「見えないだけ」第一連の10行目にある 「待ちかねている新しい友だち」 とは、どのような意味か。最も適切なものを次の中から選び、カタカナで答えなさい。

ア:待つことを我慢できなくなった友だち
イ:ずっと待っている友だち
ウ:そわそわと待っている友だち
エ:待とうかどうか迷っている友だち

正解は「ア」です。

「…かねる」とは、その行動や動作をすることが難しい状態のこと。「見えないだけ」で使われている「待ちかねている」は、「待つことが嫌になって我慢できなくなった」というよりは、「早く会いたくて待っていられない」という意味。

「見えないだけ」第一連の10行目には「待ちかねている」とあるが、「待ちかねる」の正しくない使い方をしているものを次の中から選び、カタカナで答えなさい。

ア:妹は家族旅行に行く日を待ちかねている
イ:ライオンが獲物をとらえようと待ちかねている
ウ:友人が約束の時間にあらわれず、僕は待ちかねて帰った
エ:ずっと並んだものの、売り切れだったので結局待ちかねただけだった

正解は「エ」です。

「待ちかねる」とは「今か今かと待つ」「楽しみで待つことがもどかしいようす」「来るのが遅く、待つことが我慢できなくなる」という意味。

「見えないだけ」の詩には「空の上」「波の底」「胸の奥」「次の垣根」「少し遠く」という言葉が使われているが、これらは「確かに在るもの」がある状態であることを表現するためと考えられる。 どのような状態か、詩の中から10字以内で抜き出して答えなさい。

正解は「ここからは見えない」です。

「空には」「波には」「胸には」「垣根」「近く」と書いてしまうと、「ここから見える場所にある」という印象なのに対して、「空の上」「波の底」「胸の奥」「次の垣根」「少し遠く」というような「今いるところからは見えない向こう側」という印象を与えることができる。

「見えないだけ」で作者が伝えたい思いとはなにか、最も適切なものを次の中から選び、カタカナで答えなさい。

ア:今の自分には見えなくても、物事にはもっと大切なものがあることを忘れないようにしなければならない。
イ:人生とは、自分が思う以上にたくさんのことが待ち構えているから面白いのだ。
ウ:世の中には、まだ知らない素晴らしいものがたくさん溢れているので、自分から一歩踏み出してみよう。
エ:世の中には、今知っているものよりも優れたものがたくさんあるので、自分の未熟さを知らなければならない。

正解は「ウ」です。

「まだ見えない」ものは、「もっと青い空」「もっと大きな海」「優しい世界」「美しい季節」「新しい友だち」が挙げられているように、「素晴らしいもの」のことである。それらは、「まだここからは見えないだけ」と書かれており、それは逆に言えば「一歩踏み出せば見えるようになるもの」という作者の思いが込められている。

「見えないだけ」は何連から出来ているか。算用数字で答えなさい。
※数字は全角で入力すること。

正解は「2」です。

「見えないだけ」の第二連のはじまりである6字を答えなさい。

正解は「あんなに確か」です。

「見えないだけ」は1~10行目までと、11~12行目の二連でできている。

「見えないだけ」の1~2行目から、作者の考える「確かに在るもの」をそのまま抜き出して答えなさい。

正解は「もっと青い空」です。

「見えないだけ」の3~4行目から、作者の考える「確かに在るもの」をそのまま抜き出して答えなさい。

正解は「もっと大きな海」です。

「見えないだけ」の5~6行目から、作者の考える「確かに在るもの」をそのまま抜き出して答えなさい。

正解は「優しい世界」です。

「見えないだけ」の7~8行目から、作者の考える「確かに在るもの」をそのまま抜き出して答えなさい。

正解は「美しい季節」です。

「見えないだけ」の9~10行目から、作者の考える「確かに在るもの」をそのまま抜き出して答えなさい。

正解は「新しい友だち」です。

「まだここからは見えないだけ」の「ここ」として最もふさわしいものを次の中から選び、カタカナで答えなさい。

ア:過去
イ:現在
ウ:未来

正解は「イ」です。

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青山学院大学教育学科卒業。TOEIC795点。2児の母。2019年の長女の高校受験時、訳あって塾には行かずに自宅学習のみで挑戦することになり、教科書をイチから一緒に読み直しながら勉強を見た結果、偏差値20上昇。志望校の特待生クラストップ10位内で合格を果たす。