10宮沢賢治「やまなし」➀
小学校6年生の国語で学習する宮沢賢治の「やまなし」の問題にこたえましょう。
テストを開始する「やまなし」の作者の名前を漢字で答えましょう。
「幻灯」とはなんですか。次の中からえらび、カタカナで答えましょう。
ア:照明
イ:スライド
ウ:水中の光
エ:写真
「かにの子どもら」がいるのはどこですか。本文からぬき出して10字以内で答えましょう。
小さな谷川の底を写した、二枚の青い幻灯です。
一 五月
二ひきのかにの子どもらが、青白い水の底で話していました。
「クラムボンは 笑ったよ。」
「クラムボンは かぷかぷ笑ったよ。」
「クラムボンは はねて笑ったよ。」
「クラムボンは かぷかぷ笑ったよ。」
上の方や横の方は、青く暗く鋼のように見えます。その②なめらかな天井を、つぶつぶ暗いあわが流れていきます。
「クラムボンは 笑っていたよ。」
「クラムボンは かぷかぷ笑ったよ。」
「それなら、なぜクラムボンは 笑ったの。」
「知らない。」
つぶつぶあわが流れていきます。かにの子どもらも、ぽつぽつぽつと、続けて五、六つぶあわをはきました。それは、ゆれながら水銀のように光って、ななめに上の方へ上っていきました。
つうと銀の色の腹をひるがえして、一ぴきの魚が頭の上を過ぎていきました。
「クラムボンは 死んだよ。」
「クラムボンは 殺されたよ。」
「クラムボンは 死んでしまったよ……。」
「殺されたよ。」
「それなら、なぜ殺された。」
兄さんのかには、その右側の四本の足の中の二本を、弟の平べったい頭にのせながら言いました。
「分からない。」
魚がまたつうともどって、下の方へ行きました。
「クラムボンは 笑ったよ。」
「笑った。」
「かにの子どもら」のようすとしてもっとも正しいものを次の中から選びましょう。
ア:クラムボンのようすについて、楽しそうに話している
イ:クラムボンのようすについて、けんかしている
ウ:クラムボンのことをばかにている
エ:クラムボンのことを心配している
小さな谷川の底を写した、二枚の青い幻灯です。
一 五月
二ひきのかにの子どもらが、青白い水の底で話していました。
「クラムボンは 笑ったよ。」
「クラムボンは かぷかぷ笑ったよ。」
「クラムボンは はねて笑ったよ。」
「クラムボンは かぷかぷ笑ったよ。」
かにの子どもらがいる水の中のことを表現した一文を本文からぬき出して、最初の5文字を答えましょう。
小さな谷川の底を写した、二枚の青い幻灯です。
一 五月
二ひきのかにの子どもらが、青白い水の底で話していました。
「クラムボンは 笑ったよ。」
「クラムボンは かぷかぷ笑ったよ。」
「クラムボンは はねて笑ったよ。」
「クラムボンは かぷかぷ笑ったよ。」
上の方や横の方は、青く暗く鋼のように見えます。その②なめらかな天井を、つぶつぶ暗いあわが流れていきます。
「クラムボンは 笑っていたよ。」
「クラムボンは かぷかぷ笑ったよ。」
「それなら、なぜクラムボンは 笑ったの。」
「知らない。」
つぶつぶあわが流れていきます。かにの子どもらも、ぽつぽつぽつと、続けて五、六つぶあわをはきました。それは、ゆれながら水銀のように光って、ななめに上の方へ上っていきました。
つうと銀の色の腹をひるがえして、一ぴきの魚が頭の上を過ぎていきました。
「クラムボンは 死んだよ。」
「クラムボンは 殺されたよ。」
「クラムボンは 死んでしまったよ……。」
「殺されたよ。」
「それなら、なぜ殺された。」
兄さんのかには、その右側の四本の足の中の二本を、弟の平べったい頭にのせながら言いました。
「分からない。」
魚がまたつうともどって、下の方へ行きました。
「クラムボンは 笑ったよ。」
「笑った。」
「なめらかな天井」とは誰から見た視点で書かれていますか。本文からぬき出して10字以内で答えましょう。
小さな谷川の底を写した、二枚の青い幻灯です。
一 五月
二ひきのかにの子どもらが、青白い水の底で話していました。
「クラムボンは 笑ったよ。」
「クラムボンは かぷかぷ笑ったよ。」
「クラムボンは はねて笑ったよ。」
「クラムボンは かぷかぷ笑ったよ。」
上の方や横の方は、青く暗く鋼のように見えます。その②なめらかな天井を、つぶつぶ暗いあわが流れていきます。
「クラムボンは 笑っていたよ。」
「クラムボンは かぷかぷ笑ったよ。」
「それなら、なぜクラムボンは 笑ったの。」
「知らない。」
つぶつぶあわが流れていきます。かにの子どもらも、ぽつぽつぽつと、続けて五、六つぶあわをはきました。それは、ゆれながら水銀のように光って、ななめに上の方へ上っていきました。
つうと銀の色の腹をひるがえして、一ぴきの魚が頭の上を過ぎていきました。
「クラムボンは 死んだよ。」
「クラムボンは 殺されたよ。」
「クラムボンは 死んでしまったよ……。」
「殺されたよ。」
「それなら、なぜ殺された。」
兄さんのかには、その右側の四本の足の中の二本を、弟の平べったい頭にのせながら言いました。
「分からない。」
魚がまたつうともどって、下の方へ行きました。
「クラムボンは 笑ったよ。」
「笑った。」
小さな谷川の底を写した、二枚の青い幻灯です。
一 五月
二ひきのかにの子どもらが、青白い水の底で話していました。
「クラムボンは 笑ったよ。」
「クラムボンは かぷかぷ笑ったよ。」
「クラムボンは はねて笑ったよ。」
「クラムボンは かぷかぷ笑ったよ。」
上の方や横の方は、青く暗く鋼のように見えます。その②なめらかな天井を、つぶつぶ暗いあわが流れていきます。
「クラムボンは 笑っていたよ。」
「クラムボンは かぷかぷ笑ったよ。」
「それなら、なぜクラムボンは 笑ったの。」
「知らない。」
つぶつぶあわが流れていきます。かにの子どもらも、ぽつぽつぽつと、続けて五、六つぶあわをはきました。それは、ゆれながら水銀のように光って、ななめに上の方へ上っていきました。
つうと銀の色の腹をひるがえして、一ぴきの魚が頭の上を過ぎていきました。
「クラムボンは 死んだよ。」
「クラムボンは 殺されたよ。」
「クラムボンは 死んでしまったよ……。」
「殺されたよ。」
「それなら、なぜ殺された。」
兄さんのかには、その右側の四本の足の中の二本を、弟の平べったい頭にのせながら言いました。
「分からない。」
魚がまたつうともどって、下の方へ行きました。
「クラムボンは 笑ったよ。」
「笑った。」
「それ」がさすものを次の中から選び、カタカナで答えましょう。
ア:かにの子どもらがはいたあわ
イ:一匹の魚
ウ:かにの子どもらの足
エ:水銀
「なめらかな天井」とは何を表していますか。次の中から選びましょう。
ア:クラムボン
イ:水面
ウ:魚の腹
エ:青暗い鋼
小さな谷川の底を写した、二枚の青い幻灯です。
一 五月
二ひきのかにの子どもらが、青白い水の底で話していました。
「クラムボンは 笑ったよ。」
「クラムボンは かぷかぷ笑ったよ。」
「クラムボンは はねて笑ったよ。」
「クラムボンは かぷかぷ笑ったよ。」
上の方や横の方は、青く暗く鋼のように見えます。その②なめらかな天井を、つぶつぶ暗いあわが流れていきます。
「クラムボンは 笑っていたよ。」
「クラムボンは かぷかぷ笑ったよ。」
「それなら、なぜクラムボンは 笑ったの。」
「知らない。」
つぶつぶあわが流れていきます。かにの子どもらも、ぽつぽつぽつと、続けて五、六つぶあわをはきました。それは、ゆれながら水銀のように光って、ななめに上の方へ上っていきました。
つうと銀の色の腹をひるがえして、一ぴきの魚が頭の上を過ぎていきました。
「クラムボンは 死んだよ。」
「クラムボンは 殺されたよ。」
「クラムボンは 死んでしまったよ……。」
「殺されたよ。」
「それなら、なぜ殺された。」
兄さんのかには、その右側の四本の足の中の二本を、弟の平べったい頭にのせながら言いました。
「分からない。」
魚がまたつうともどって、下の方へ行きました。
「クラムボンは 笑ったよ。」
「笑った。」
魚がかにの子どもらの上を過ぎていったときの動きのようすを表すことばを、本文からぬき出して3字で答えなさい。
小さな谷川の底を写した、二枚の青い幻灯です。
一 五月
二ひきのかにの子どもらが、青白い水の底で話していました。
「クラムボンは 笑ったよ。」
「クラムボンは かぷかぷ笑ったよ。」
「クラムボンは はねて笑ったよ。」
「クラムボンは かぷかぷ笑ったよ。」
上の方や横の方は、青く暗く鋼のように見えます。そのなめらかな天井を、つぶつぶ暗いあわが流れていきます。
「クラムボンは 笑っていたよ。」
「クラムボンは かぷかぷ笑ったよ。」
「それなら、なぜクラムボンは 笑ったの。」
「知らない。」
つぶつぶあわが流れていきます。かにの子どもらも、ぽつぽつぽつと、続けて五、六つぶあわをはきました。それは、ゆれながら水銀のように光って、ななめに上の方へ上っていきました。
つうと銀の色の腹をひるがえして、一ぴきの魚が頭の上を過ぎていきました。
「クラムボンは 死んだよ。」
「クラムボンは 殺されたよ。」
「クラムボンは 死んでしまったよ……。」
「殺されたよ。」
「それなら、なぜ殺された。」
兄さんのかには、その右側の四本の足の中の二本を、弟の平べったい頭にのせながら言いました。
「分からない。」
魚がまたつうともどって、下の方へ行きました。
「クラムボンは 笑ったよ。」
「笑った。」
次の場面の「かにの子どもら」のようすとしてもっとも正しいものを次の中から選びましょう。
「クラムボンは 笑ったよ。」
「クラムボンは かぷかぷ笑ったよ。」
「クラムボンは はねて笑ったよ。」
「クラムボンは かぷかぷ笑ったよ。」
ア:クラムボンのようすについて、楽しそうに話している
イ:クラムボンのようすについて、けんかしている
ウ:クラムボンのことをばかにている
エ:クラムボンのことを心配している
「ひるがえして」とありますが、「ひるがえす」の意味としてもっとも正しいものを次の中から選び、カタカナで答えなさい。
ア:ひっくりかえす
イ:見せつける
ウ:ゆらす
エ:かくす
「にわか」の意味としてもっとも正しいものを次のなかから選び、カタカナで答えましょう。
ア:なぜか
イ:すこしだけ
ウ:うそのように
エ:とつぜん
にわかにぱっと明るくなり、日光の黄金は、夢のように水の中に降ってきました。
波から来る光のあみが、底の白い岩の上で、美しくゆらゆらのびたり縮んだりしました。あわや小さなごみからは、まっすぐなかげの棒が、ななめに水の中に並んで立ちました。
魚が、今度はそこら中の黄金の光をまるっきりくちゃくちゃにして、おまけに自分は鉄色に変に底光りして、また上の方へ上りました。
「光のあみ」とは何のことですか。次の文の( )に当てはまることばを本文からぬき出してそれぞれ3字以内で答えましょう。
光のあみとは、波の形に映し出された( )である。
魚が上へ上っていくようすとしてもっとも正しいものを次の中から選びましょう。
ア:静かに落ち着いているようす
イ:ゆったりとおだやかなようす
ウ:あわてて急いでいるようす
エ:はげしくて勢いがあるようす
「そこら中の黄金をまるっきりくちゃくちゃにして」というところから、水の中の日の光がくちゃくちゃになるくらい魚がはげしく動いているようすが伝わる。 魚が急いでいるということがわかることは書かれていない。
にわかにぱっと明るくなり、日光の黄金は、夢のように水の中に降ってきました。
波から来る光のあみが、底の白い岩の上で、美しくゆらゆらのびたり縮んだりしました。あわや小さなごみからは、まっすぐなかげの棒が、ななめに水の中に並んで立ちました。
魚が、今度はそこら中の黄金の光をまるっきりくちゃくちゃにして、おまけに自分は鉄色に変に底光りして、また上の方へ上りました。
「お魚は、なぜああ行ったり来たりするの。」
弟のかにが、まぶしそうに目を動かしながらたずねました。
「何か悪いことをしてるんだよ。取ってるんだよ。」
「取ってるの。」
「うん。」
そのお魚が、また上からもどってきました。今度はゆっくり落ち着いて、ひれも尾も動かさず、ただ水にだけ流されながら、お口を輪のように円くしてやって来ました。
そのかげは、黒く静かに底の光のあみの上をすべりました。
「その」のさすものを本文からぬき出して答えましょう。
にわかにぱっと明るくなり、日光の黄金は、夢のように水の中に降ってきました。
波から来る光のあみが、底の白い岩の上で、美しくゆらゆらのびたり縮んだりしました。あわや小さなごみからは、まっすぐなかげの棒が、ななめに水の中に並んで立ちました。
魚が、今度はそこら中の黄金の光をまるっきりくちゃくちゃにして、おまけに自分は鉄色に変に底光りして、また上の方へ上りました。
「お魚は、なぜああ行ったり来たりするの。」
弟のかにが、まぶしそうに目を動かしながらたずねました。
「何か悪いことをしてるんだよ。取ってるんだよ。」
「取ってるの。」
「うん。」
そのお魚が、また上からもどってきました。今度はゆっくり落ち着いて、ひれも尾も動かさず、ただ水にだけ流されながら、お口を輪のように円くしてやって来ました。
そのかげは、黒く静かに底の光のあみの上をすべりました。
「お魚は……。」
そのときです。にわかに天井に白いあわが立って、青光りのまるでぎらぎらする鉄砲だまのようなものが、いきなり飛びこんできました。
兄さんのかには、はっきりとその青いものの光が、コンパスのように黒くとがっているのも見ました。と思ううちに、魚の白い腹がぎらっと光って一ぺんひるがえり、上の方へ上ったようでしたが、それっきりもう青いものも魚の形も見えず、光の黄金のあみはゆらゆらゆれ、あわはつぶつぶ流れました。
二ひきはまるで声も出ず、居すくまってしまいました。
お父さんのかにが出てきました。
「どうしたい。ぶるぶるふるえているじゃないか。」
「お父さん、今、おかしなものが来たよ。」
「どんなもんだ。」
「青くてね、光るんだよ。はじが、こんなに黒くとがってるの。それが来たら、お魚が上へ上っていったよ。」
「そいつの目が赤かったかい。」
「分からない。」
「ふうん。しかし、そいつは鳥だよ。かわせみというんだ。だいじょうぶだ、安心しろ。おれたちは構わないんだから。」
「お父さん、お魚はどこへ行ったの。」
「魚かい。魚はこわい所へ行った。」
「こわいよ、お父さん。」
「いい、いい、だいじょうぶだ。心配するな。そら、かばの花が流れてきた。ごらん、きれいだろう。」
あわといっしょに、白いかばの花びらが、天井をたくさんすべってきました。
「こわいよ、お父さん。」
弟のかにも言いました。
光のあみはゆらゆら、のびたり縮んだり、花びらのかげは静かに砂をすべりました。
「青いもの」の正体は何でしたか。本文からぬき出して答えましょう。
「魚の白い腹がぎらっと光って一ぺんひるがえり、上の方へ上った」とありますが、これは魚が「青いもの」によってどうされてしまったことを表していますか。もっとも正しいものを次の中から選び、カタカナで答えましょう。
ア:食べられた
イ:連れていかれた
ウ:助けられた
「二ひきはまるで声も出ず、居すくまってしまいました。」はかにの子どもらのどんなようすを表していますか。次の中から正しいものをすべて選びましょう。
※ア~オの順番どおりに答えること
※それぞれの間に「・」を入力すること
ア:青いものに対して怒っている
イ:魚がいなくなって寂しがっている
ウ:とつぜんのことに驚いている
エ:おそろしさに怖がっている
オ:何もわからずのんびりしている
「おれたちは構わないんだから」とはどういう意味ですか。正しいものを次の中から選び、カタカナで答えましょう。
ア:魚がどうなっても、関係がない
イ:かわせみよりも、自分たちの方が強い
ウ:かわせみにつかまっても、べつにかまわない
エ:かわせみは自分たちをおそわない
「魚はこわい所へ行った」とはどういう意味ですか。もっとも正しいものを次の中から選び、カタカナで答えましょう。
ア:べつの川へ行った
イ:空へ行った
ウ:食べられてしまった
エ:まいごになった
運営者情報
ゆみねこ
詳しいプロフィールを見る
青山学院大学教育学科卒業。TOEIC795点。2児の母。2019年の長女の高校受験時、訳あって塾には行かずに自宅学習のみで挑戦することになり、教科書をイチから一緒に読み直しながら勉強を見た結果、偏差値20上昇。志望校の特待生クラストップ10位内で合格を果たす。