「忘れもの」テスト対策ポイントと要点をわかりやすく解説【小学4年国語】

小学4年国語で習う高田敏子さんの詩「忘れもの」。忘れものとは何か?どんな気持ちが表現されているのか?テストで必要になるポイントをわかりやすく解説するよ。

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「忘れもの」とは?

「忘れもの」基本情報
作者:高田敏子
何についての詩?:夏休みが終わってしまって残念に思う気持ちがテーマ
4つの連で書かれている。
※連とは、「大きなまとまりで分けたもの」だよ。

れんとは?

「連」というのは、「大きなまとまり」で分けたもののこと。

「忘れもの」の詩は、4つの大きなまとまりで分かれているから、4連からできている詩だよ。

くまごろう

「この詩はいくつの連からできているか?」という問題がテストで出ることもあるので、覚えておこう!

「忘れもの」テスト対策ポイント

テストでは、「忘れもの」の詩に登場する言葉がなにを表現しているのか、どんな状況じょうきょうなのか、どんな気持ちを表しているのかなどを理解しているかどうかがポイントになるよ!

第一連のポイント

「入道雲にのって夏休みはいってしまった」とは

「夏休みはいってしまった」とは、どういうことを表現しているのかな?

たろう

「夏休み」は、生き物ではないのに「いってしまった」ってどういうことだろう?

詩や物語では、生き物ではないものでも、まるで生き物のようにして言葉をつかうことがあるんだ。

本当なら、「夏休みは終わった」と言うよね。

くまごろう

まるで「夏休み」が生き物のように「いってしまった」という言葉をつかうことで、詩を読んだときに印象いんしょうに残るようにする効果こうかがあるんだ。

入道雲にゅうどうぐも」というのは、夏の空でよく見ることができる雲のことだよね。

夏を連想れんそうする「入道雲」にのって「夏休みがいってしまった」と表現することで、夏がすぎさってしまったというイメージがよく伝わってくるね。

「素晴らしい夕立」とは

「夕立」も、やっぱり夏に降る雨のことだね。

夕立は、短い時間に集中してはげしく降る雨。入道雲が降らせるんだ。

激しい雨なので、ザーっと激しい音もするよね。

その音を、まるで夏休みが「サヨナラ」と言っているようだと表現しているんだね。

倒置法について

第一連の言葉の順番だけれど、ちょっとフシギに感じるところはないかな?

くまごろう

「夏休みはいってしまった」と「素晴らしい夕立をふりまいて」に注目してみよう。

たろう

あれ?
たしかに、本当なら「素晴らしい夕立をふりまいて」が先で、そのあと「夏休みはいってしまった」とつづくのが普通だよね。

本当なら「素晴らしい夕立をふりまいて、夏休みはいってしまった」という順番になるところを、ひっくりかえして「夏休みはいってしまった。素晴らしい夕立をふりまいて」としているんだね。

このような表現の方法を、「倒置法」というよ。

言葉の順番をひっくりかえすことで、やっぱり読む人の印象に強く残るようになるよね。

さらに、この詩のテーマは「夏休みがおわってしまって残念に思う気持ち」なので、「素晴らしい夕立をふりまいて」と終わることで、夏休みがいってしまったあとの名残なごりおしい(別れるのがつらくて、心残りがあること)気持ちがよく伝わるようになっているよ。

第二連のポイント

第二連になると場面は急にかわって、「けさ」とはじまっているね。

「けさ」とはいつのことだろう?

第一連では、「夏休みはいってしまった」とハッキリ書かれているよね。

ということは、「けさ」というのは、「夏休みがいってしまったあとの日」のことだね。

「あたらしい光」という言葉から、「新学期」をイメージすることもできるね。

つまり、「けさ」というのは、夏休みが終わって、学校が始まる日の朝のことではないかと考えることができるよ。

夏休みが入道雲にのって最後の夕立をふりまいていってしまったので、「空はまっさお」だし、「木々の葉の一枚一枚があたらしい光とあいさつをかわしている」という言葉からとてもさわやかで、キラキラしたイメージが伝わってくるね。

くまごろう

新学期がはじまるときって、あたらしい気持ちでキラキラ・ワクワクするよね。
そんなイメージを表現しているんだね。

第三連のポイント

「キミ」とは誰のこと?

第三連ではとつぜん、「だがキミ!」と問いかけているよね。

この「キミ」って誰のことかな?

たろう

すぐあとに「夏休みよ」とつづいているね。
ということは、「キミ」は「夏休み」のことかな。

この詩では、夏休みを生き物のようにして言葉をつかったり、「キミ」と呼びかけたりして、まるで友達のようにあつかっているよね。

そうすることで、「夏休み」に対する「楽しかった」とか、「うしないたくない」という強い思いを表現しているんだね。

第三連でも、「もどってこないかな」「忘れものをとりにさ」というように、言葉の順番が入れかわっているね。

ここでも、夏休みがいってしまって名残なごりおしい気持ちを表現しているね。

さらに、詩のタイトルでもある「忘れもの」という言葉を強く印象にのこす効果もあるよ。

くまごろう

この三連では、「キミ」「もう一度もどってこないかな」という言葉が使われているように、この詩のテーマである「夏休みが終わって残念な気持ち」が一番強く表現されているんだよ。

第四連のポイント

「忘れもの」とは?

第三連では、夏休みが「忘れもの」をしたと表現されていたよね。

第四連は、その「忘れもの」が何なのかが、ひとつひとつ書かれているよ。

「迷子のセミ」「さびしそうな麦わら帽子」は、「迷子」とか「さびしそう」という言葉がつかわれているように、どちらも「夏休みが終わってしまって残念な気持ち」をよく表しているよね。

そして最後に書かれるのは、「ぼくの耳にくっついて離れない波の音」という言葉。

この言葉から、「ぼく」が終わってしまった夏休みを残念に思っていることが強く強く伝わってくるよね。

たろう

「それから」という言葉をはさむことで、より最後の「ぼく」のきもちが強く読む人の印象に残るようになっているね。

くまごろう

言葉の終わりを「麦わら帽子」や「波の音」などの体言(名詞)にしているのも、印象を強くのこす効果があるよ。

「忘れもの」の詩には、色々な表現の工夫が使われていて、「夏休みが終わってしまって残念な気もち」を効果的に読む人の印象に強くのこるようにされているんだね。

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「忘れもの」まとめ

まとめ
  • 作者は高田敏子
  • 4つの連からできている
  • 詩のテーマは「夏休みが終わってしまって残念に思うきもち
  • 夕立をふりまいたのは「夏休み」
  • 「けさ」とは新学期の朝のこと
  • 「キミ」とは夏休みのこと
  • 「忘れもの」は「迷子のセミ」「さびしそうな麦わら帽子」「ぼくの耳にくっついて離れない波の音」
yumineko

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