「なまえつけてよ」あらすじ・テスト対策ポイントと要点【小学5年国語】

小学5年生国語で学ぶ「なまえつけてよ」のあらすじは?春花と勇太の関わりは?テストで必要になるポイントをわかりやすく解説しています。

小学5年生国語
「なまえつけてよ」

目次【本記事の内容】

「なまえつけてよ」あらすじ

「なまえつけてよ」あらすじ

学校帰り、牧場で生まれたばかりの子馬と目があった春花はるか

牧場のおばさんに子馬の名前を聞くと、まだ考えていないという。

「そうだ、なまえつけてよ。」

子馬の名前つけを任された春花のもとに勇太ゆうたと弟のりくが現れる。

2人がひと月前に引っこしてきたものの、春花はまだ仲良くなれずにいた。

子馬の名前つけについて話すと、陸は目をかがやかせるが、勇太はそっけない。明日、どんな名前にしたのかを牧場で教える約束をしてわかれた。

あの子馬に似合う名前をつけたいと、けんめいに考える春花。

クッキーのようなおいしそうな色。くりくりとした丸い目。ふっさりとしたしっぽ。大きくなったら風のように走ってほしいと、一つの名前が浮かんだ春花は安心してねむりにつく。

次の日、牧場へあつまった3人に、おばさんはあわてて言う。

「ごめんね。その子馬、よそにもらわれることになったの。名前も行った先でつけられることになったの。」

「しかたない」と春花は明るく答えるが、勇太と陸はこまったような顔をして春花を見つめた。

次の日の昼休み、春花はすれちがいざまに勇太から何かをわたされた。

不格好ぶかっこうではあるものの、それは紙で折った小さな馬だった。

ひっくり返すとそこには、らんぼうなくらい元気な字でこうあった。

なまえつけてよ。

「なまえつけてよ」の内容

登場人物

「なまえつけてよ」に登場する人物

春花はるか(主人公)…小学5年生の女の子。1年生のときから、毎日小さな牧場のわきを通って通学している。

牧場のおばさん…春花とはあいさつをするくらいの顔見知り

勇太ゆうた…小学5年生の男の子。ひと月前に越してきた。春花と同じ組。あまりしゃべらない。

りく…勇太の弟。小学2年生。

近所のおばあさん…春花とは小さなころからの知り合い。ぽんすけという名前の猫を飼っている。

子馬に名前をつけることになった春花

春花は、いつも学校からの帰り道に牧場のわきを通っていたよ。

ある日、そこに見なれない子馬がいることに気がついたんだ。

春花は牧場のおばさんに子馬の名前を聞いたけど、まだ生まれたばかりだから考えていなかったんだよね。

ちょうどよいので、おばさんは春花に子馬の名前をつけてもらおうと思いついたんだね。

勇太と陸に名前付けのことを話す

牧場からさらに帰っていると、途中で勇太と陸に会ったよ。

春花は、自分が子馬の名前付けをすることになったことを2人に話したね。

勇太はそっけなかったけれど、陸は子馬の名前を何にするのか知りたがったので、次の日に牧場で教えてあげる約束をしてわかれたんだね。

近所のおばあさんと話す

家の近所では、おばあさんがそうじをしていた。

おばあさんは、「ぽんすけ」という名前のねこを飼っているよ。

春花は子馬の名前を考えるヒントにしようと思って、どうして「ぽんすけ」という名前をつけたのか、おばあさんにきいたんだね。

でも、ぽんすけの名前をつけたのはおじいさんだったので、おばあさんにはわからなかったよ。

ふとんの中でも子馬の名前を考える春花

夜、ふとんの中でも春花は子馬の名前を一生けんめい考えたね。

子馬に似合う名前をつけるために、子馬の特徴を思いうかべるよ。

  • クッキーのようなおいしそうな色
  • くりくりとした丸い目
  • ふっさりとしたしっぽ

そして春花の願いは、「大きくなったら風のように走る馬になってほしい」。

すると一つの名前がうかんできたよ。

心の中でその名前をよんでみた春花は、安心して眠ることができたね。

子馬がよそにもらわれることになる

次の日、牧場にあつまった春花と勇太と陸だけれど、なんと子馬はよそにもらわれることになってしまっていた。

そして、名前も行った先でつけられることになってしまったね。

牧場のおばさんは、せっかくなので春花が子馬につけようとしていた名前を聞こうとしたけれど、春花は「いいんですー。それなら、しかたないですね。」と明るい声で答えたね。

そんな春花を、勇太と陸はこまったような顔をして見つめていたよ。

勇太が春花に紙の馬をわたす

次の日の昼休み、春花が勇太とろう下ですれちがうとき、勇太は春花に紙で折った馬をわたしたよ。

そこには、ペンで「なまえつけてよ。」と書かれていたね。

それを見て、春花は勇太の意外な一面を知って、「ありがとう」と心の中でつぶやくよ。

「なまえつけてよ」人物の行動と気持ち

くまごろう
「なまえつけてよ」は物語なので、登場人物の行動やセリフ、情景描写から「そのときどんな気持ちだったのか」を読みとることが大切だよ。
テストでは良く出るポイントなので、ひとつずつ確認しよう!

名前つけをたのまれた春花の気持ち

牧場のおばさんに子馬の名前つけをたのまれた春花の気持ちはどんなかな?

少しびっくりしたけれど、嬉しかったよ。

「子馬に名前をつけさせてくれる」と書かれていることから、春花はたのまれたことを「嬉しい」と思っているね。

「歩きなれた通学路」なのに、「まるで知らない道を歩いているよう」と書かれていることから、春花がおどろいて少し興奮していることがわかるね。

「名前をつけてと任されるなんて、初めてのこと」「どんな名前がいいかな。」と書かれていることから、春花が子馬の名前をつけを任されたことをうれしく思って、ワクワクしている気持ちが伝わるね。

何が「実際には、どうしたらいいか、分からなかった」の?

勇太が引っこしてきたとき、勇太のお母さんに「仲良くしてやってね。」と言われた春花は、はい、と答えたけれど「実際には、どうしたらいいか、分からなかった」と書かれているね。

何が「どうしたらいいか、分からなかった」のかな?

どうやって仲良くしたらいいのかが分からなかったよ。

ではどうして、「どうしたらいいか、分からなかった」のかな。

「話しかけても、勇太はあまりしゃべらない。」と書かれているよね。仲良くしようと思って春花が勇太に話しかけても、勇太があまりしゃべらないので、どうやって仲良くしていいかが分からなかったんだね。

牧場の子馬のことをきいたのはなぜ?

帰り道に、勇太と陸に会った春花は、「牧場に子馬がいるんだけど、気がついた。」と話しかけているね。

「勇太とはどうやって仲良くしたらいいのか分からない」と思っていた春花が、どうして話しかけたのかな?

親しくなるきっかけがなかなかつかめなかったので、子馬のことをきっかけに仲良くなれるかなと思ったからだよ。

勇太はあまりしゃべらないので、春花はどうやって仲良くしていいか分からなかったんだよね。

でも、子馬のことなら、勇太も話してくれるかもしれないよね。

だから子馬のことを話しかけることで、勇太と親しくなるきっかけにしようと思ったんだね。

陸はどうして「目をかがやかせた」の?

春花が子馬の名前つけをたのまれたことを話すと、陸は「目をかがやかせた」ね。

「目をかがやかせる」とは、「希望にみちあふれている」「期待して胸をふくらませる」という意味。

「わあ、すごいね。なんてつけるの。」と言っているように、陸は、子馬の名前つけを春花が任されたことがすごいと思っていて、「どんな名前をつけるのか教えてほしい」と期待して胸をふくらませているんだね。

勇太が顔を上げて、ちらっと春花の方を見たのはなぜ?

勇太ははじめ、春花が「牧場に子馬がいるんだけど、気がついた。」と話しかけても、目を合わせないで足元を見ているだけだったね。

でも、春花が子馬の名前つけをたのまれたことを話すと、「顔を上げて、ちらっと春花の方を見た」んだよね。

これは、陸と同じ気持ちで、「子馬の名前つけを任されるなんてすごい」「どんな名前か教えてほしい」と思ったからだよ。

くまごろう
でも陸とちがって勇太はすぐに目をそらしてしまったよね。
勇太は、「あまりしゃべらない」と書かれているように、まだなれていない春花と話したり目を合わせることが苦手なんだね。

陸はどうして二、三度ふり返ったの?

「もう行こう。」と勇太が歩きだしてしまって、陸は二、三度春花の方をふり返りながら勇太についていったね。

「目をかがやかせた」や「今、教えてよ。今、知りたい。」という陸のセリフから、陸は春花がどんな名前を子馬につけたのかがとても気になっていることがわかるね。

もっと春花の話を聞いていたいのに、お兄ちゃんである勇太が歩きだしてしまったので、しかたなくついていっているんだね。

「もっと春花の話を聞きたかったな」という気持ちから、二、三度春花の方をふり返ったんだね。

「その態度」とはどんな態度?

「なによ、その態度。」と春花は言いそうになったと書かれているけれど、「その態度」とはどんな態度かな?

陸は目をかがやかせて、春花に子馬の名前を教えてほしいと言っていたのに対して、勇太は「もう行こう。」と言って
「ぷいっとむきを変えて、歩きだした。」とあるよね。

春花と陸でまだ話していたのに、「もう行こう。」とむりやり話を終わらせようとしたり、「ぷいっと」向きを変えた態度に、春花はムッとしたんだね。

くまごろう
子馬の話をすれば仲良くなれるかな?と思っていたのに、そんな態度をされたらムッとするのも当たり前だよね。

春花はどうして「言葉をぐっと飲みこんだ」の?

勇太の態度にムッとした春花だったけれど、「なによ、その態度。」とは言いそうになっただけで、実際には「言葉をぐっと飲みこんだ」と書かれているね。

「言葉を飲みこむ」とは、言いたいことを言わないでガマンするという意味。

では、どうしてガマンしたのかな?

勇太のお母さんからは「仲良くしてやってね。」と言われていたし、ケンカはしたくなかったからだよ。

春花は、引っこしてきた勇太と仲良くなるきっかけをさがしていたよね。

せっかく子馬のことを話したのに、そっけない態度をとられてムッとはしてしまったけれど、ケンカはしたくないと思ったんだね。

「ぽんすけ」の名前の理由をきいたのはどうして?

近所のおばあさんに会った春花は、おばあさんの飼っている猫の名前がどうして「ぽんすけ」なのかを聞いたよね。

おばあちゃんが「ぽんすけ」という名前をつけた理由を聞けば、子馬の名前をつけるためのヒントになると思ったんだよ。

猫の毛の色や、顔のふんいき、鳴き方や好きな食べ物…猫の特徴から「ぽんすけ」にした理由がわかれば、子馬の特徴からどうやって名前をつければいいか参考になるからだったんだね。

安心してねむりに落ちたのはなぜ?

夜、ふとんの中でも一生けんめい子馬の名前を考えていた春花の心に、一つの名前がうかんだね。

そして心の中で、その名前をよんでみると、安心してねむりに落ちたね。

これは、心の中で、子馬につけた名前をよんでみて、その名前があの子馬にピッタリだと自信をもてたから安心してねむることができたということだね。

「なまえつけてよ」漢字とことばの意味

くまごろう
テストでは新しく出た漢字の読み書きや、言葉の意味が問題で出ることもあるので、確認しておこう!

新しい漢字を確認しよう

新しく習う漢字今までとは違う読み方をする漢字です。

まか ニンまかせる・まか
かど カクかどすみつの
あらわれる ゲンあらわれる・あらわ
じっさい サイきわぎわ
たい タイテイわざ
かっこう カク(カッ)コウキャクいたる

言葉の意味を確認しよう

顔見知り おたがいに顔を知りあっている関係の人。
【本文】いつのまにか顔見知りになっていた。
任す 自分のしなければいけないことを、他の人にお願いして自由にさせること。
【本文】名前をつけてと任されるなんて
実際 頭の中で考えられるだけではなくて、事実、本当のこと。
【本文】実際には、どうしたらいいか、分からなかった。
目をかがやかせる 期待して胸をふくらませているようす。
【本文】目をかがやかせたのは、陸のほうだ。
目をそらす 別の方向に視線をむけること。
【本文】でも、すぐに目をそらした。
態度 ものごとに対して感じたり考えたりしたことが、言葉や表情、動作などにあらわれたもの。
【本文】なによ、その態度。
言葉を飲みこむ 相手の気持ちを考えたりして、本当は言いたいことをガマンしたり、言うのをやめたりすること。
【本文】春花は言葉をぐっと飲みこんだ。
特徴 ほかと比べて特にめだっていたり、ほかと区別するのに役立つ点のこと。
【本文】子馬の特長を思いうかべてみる。
似合う ちょうどよくつり合うこと。
【本文】あの子馬に似合う名前をつけたい。
なめらか まさつがなくて、よくすべる状態。つるつるしているようす。
【本文】なめらかなたてがみ。
ほんのり 薄い色や香り、姿などがわずかに現れているようす。
【本文】ほんのりと温かく、しめっている。
はっとする おどろくこと。
【本文】受け取ったものを見て、春花は、はっとした。
不格好 かっこうが悪いこと。
【本文】不格好だけれど、たしかに馬だ。

「なまえつけてよ」まとめ

まとめ
  • お話の内容を理解しよう!
  • 登場人物の行動やセリフから、気持ちを読み取ろう
  • 新しい漢字を確認しよう
  • 言葉の意味を確認しよう
yumineko
「なまえをつけてよ」のテスト対策練習問題ページもあるので、ぜひチャレンジしてみてね。
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