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国語で登場する用語をひとつひとつ簡単な言葉で解説!索引「あ〜お」

小学校から高校までの国語の学習で登場する用語や言葉を、ひとつひとつ解説していきます。
詳しく学習できるページへのリンクもあるので、チェックしてみてね!
※随時更新していきます!

「あ」で始まる用語

芥川龍之介あくたがわりゅうのすけ明治から昭和にかけて活躍した小説家。「羅生門らしょうもん」「鼻」「芋粥いもがゆ」「地獄変」「蜘蛛くもの糸」「杜子春とししゅん」などの代表作がある。
説話せつわ(人々の口から口へ語り継がれる、珍しい話のこと)をもとにした作品が多く、人間のみにくさを描いている。
後付あとづ改まった手紙の書き方の形式で必要になる構成のひとつ。前文・主文・末文のあとに、「日付・署名・宛名」を書くこと。
日付は本文よりも少し下げて書き、署名は下の方に、宛名は上の方に書く。
あまん きみこ小学校3年国語「ちいちゃんのかげおくり」や、小学校4年国語で学習する「白いぼうし」の作者。日本の児童文学作家。

「い」で始まる用語

イースターとう南米大陸沖3800kmにある、チリ領の島のこと。「モアイは語る」で登場する、モアイ像が発見された島。
伊勢物語いせものがたり平安時代の前期に作られた、日本で最も古い歌物語(文と歌が一つになった物語)。ある男性の一生が語られている。
已然いぜん「すでに、そうなっている」という意味。確定の条件(あるものが、実際におきている動作など)を表す。
まだ起きていないことは、「未然みぜん」と呼ぶ。
一二点いちにてん返り点のひとつ。中国の伝統的な詩である漢詩を、日本語として意味が通じるように読むために、言葉の順番などがわかるように付け足される符号を返り点とよぶ。
漢詩の中の「2語以上離れた二つの言葉を、前後が逆になった順番で読む」ことを表す返り点を、一二点と呼ぶ。
井原西鶴いはらさいかく江戸時代の文化「元禄げんろく文化」を代表する小説家。浮世うきよ(世の中の人々の生活のこと)について書かれた小説「浮世草子うきよぞうし」をたくさん書いた。「好色一代男こうしょくいちだいおとこ」「世間胸算用せけんむねざんよう」「日本永代蔵にっぽんえいたいぐら」などの代表作がある。

登場するページ→社会資料「元禄文化
井原西鶴と代表作のイラスト

いろはうた仮名を勉強するときなどの歌として、人々の間で広まった歌。もともとは仏教の「涅槃教」の有名な四句を日本語に直したものと言われている。
47文字の仮名がすべて使われていて、七五調になっている。【もとになった涅槃教の四句】
諸行無常しょぎょうむじょう
是生滅法ぜせいめっぽう
生滅滅已しょうめつめつい
寂滅為楽じゃくめついらく【いろは歌】
いろはにほへと
ちりぬるを
わかよたれそ
つねならむ
うゐのおくやま
けふこえて
あさきゆめみし
ゑひもせす
いん韻は、「ひびき」とか、「音色」という意味。
漢詩(中国の伝統的な詩のこと)では、詩の中に同じようなひびきをもった語をおくことを「押韻おういん」(いわゆる、「韻を踏む」こと)という。
漢詩の形式けいしき(スタイル)によって、押韻する場所が決まっている。
隠喩法いんゆほう暗喩ともいう。比喩(あるものをほかのものに例える表現技法のこと)のひとつで、「・・ように」「・・・みたいに」という言葉を使わないので、比喩であることが直接わからないように、例えるものと、例えられるものが直接結びつけあうようになっている。
例:わたしは海。
→人間である「わたし」を、「海」に例えているので比喩である。
→「わたしは海のようだ」というように、直接、比喩であることがわかるような言葉が使われていない。
→「わたし」と「海」が直接結びつけられている。

「う」で始まる用語

歌枕うたまくらよく和歌にまれていて、そこの土地といえば、〇〇のこと、というようにイメージが定着した土地や名所のこと。
例:
竜田川たつたがわ→「美しい紅葉」
吉野よしの→「雪・桜」

「え」で始まる用語

縁語えんご古文や和歌、文章などで使われる表現技法ひょうげんぎほうのひとつ。主となる言葉と、意味的に関係のある言葉を他の場所に使ったり、散りばめて、和歌や文章に面白みを持たせたりする。

「お」で始まる用語

押韻おういん漢詩で、詩の中の決まった場所に、同じようなひびきをもつ語をおくこと。つまり、「韻を踏む」ということ。
漢詩の形式(スタイル)によって、どこで押韻するかが決まっている。
日本の短歌などでも、句の初めまたは、終わりに同じ音を並べてリズムをつけたりする表現技法ひょうげんぎほうとして使われている。例:石川啄木のさくひん
はらかに なぎあおめる
たかみの しべめにみゆ
なけとごとくに
大鏡おおかがみ平安時代の後期に作られた歴史物語で、「四鏡しきょう」のひとつ。作者は不明。平安時代前期から中期の歴史が書かれている。藤原氏の策略のせいで、九州の太宰府だざいふへ流されてしまった菅原道真すがわらのみちざねの歌などが含まれているなど、藤原氏批判する内容になっている。

【菅原道真の歌】
東風こち吹かば にほひおこせよ 梅の花
あるじなしとて 春な忘れそ

意味:東風が吹いたなら、梅の花よ、どうか匂いを送り届けてくれ。
主人(道真のこと)がいないからといって、春を忘れないでくれよ。
という意味で、太宰府へ流されてしまう道真が、我が家の梅の花に対して、自分がいなくても春を忘れず、その匂いを送り届けてくれ、と歌ったと言われている。

太安万侶おおのやすまろ古事記こじきへんさんした、飛鳥時代から奈良時代にかけての貴族。元明げんめい天皇の命令を受けて、稗田阿礼ひえだのあれ暗誦あんしょう(文章を見ずに、頭で覚えていることを唱えること)していた神話や歌謡かようふしをつけてうたを歌うこと)や歴史を文章に書き起こして、712年に古事記を編さんした。
古事記は、日本で最も古い歴史書。
置字とも書く。漢文(中国の漢の時代に書かれた文章のこと)に書かれてはいるが、日本語として書き下し文にしたり、訓読するときに無視しても良い文字のこと。
文の終わりに使われる「焉」「矣」「兮」
目的語の直前に使われる「於」「于」
順接じゅんせつ逆接ぎゃくせつの接続語として使われる「而」などがある。
おく細道ほそみち江戸時代の俳諧はいかい(俳句のこと)を代表する松尾芭蕉まつおばしょうが作った旅の紀行文。芭蕉の門人もんじん(弟子のこと)である河合曾良かわいそらと一緒に、江戸にある芭蕉庵ばしょうあんから奥羽おうう、北陸を経て大垣おおがきへ着くまでの旅のことや、その旅中に作られた俳句などがおさめられている。
旅は150日を超えて、距離は2400㎞にも及ぶ。
小倉百人一首おぐらひゃくにんいっしゅ1235年ごろに、藤原定家ふじわらのさだいえによって編集された和歌集。600年間の間にまれた和歌から、100首の名歌を選んでいる。
かるたなどにされて親しまれている。
表書おもてが封筒で手紙を送るとき、手紙の表に「宛名の住所」と「宛名」を書くこと。縦型の封筒の場合、「宛名の住所」は右側に端に寄りすぎないように書く。「宛名」は、封筒の中央に大きめに書く。
温故知新おんこちしん四字熟語。「古くからのことを学ぶことで、新しい知識や発見を得ることができる」という意味。
論語(中国の思想家「孔子こうし」とその弟子たちの言行録)の章句しょうくふるきをあたためてあたらしきを知る」がもとになっている。

 

ABOUT ME
yumineko
2児の母。2019年の長女の高校受験時、訳あって塾には行かずに自宅学習のみで挑戦することになり、教科書をイチから一緒に読み直しながら勉強を見た結果、偏差値20上昇。 志望校にトップ10位内で合格を果たす。 勉強をみるにあたって感じたのは、教科書の説明には子供には分かりづらい部分が多く、子供にイメージしやすく噛み砕いて説明するのがとても有効だということ。 同じように教科書の内容が分かりづらいと感じている子供たちの ヒントになれば、との思いで「教科書を分かりやすく通訳するサイト」創設。

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