「夢の世界を」期末テスト対策ポイントまとめ
中学音楽「夢の世界を」の定期テストで80%以上得点するためにおさえるポイントを紹介するよ。
どこに気をつければいいのか?何を覚えればいいのか?期末テストに向けた学習ができます。
目次【本記事の内容】
「夢の世界を」
基本情報をチェックしよう
作曲者:橋本祥路
速度:♩.=84〜92
拍子:8分の6拍子
曲の調:ハ長調
形式:二部形式
合唱形態:斉唱→混声三部合唱
「夢の世界を」の歌詞
テストでは、歌詞の一部が空欄になっていて、穴埋めをする問題が出たりするよ。
歌詞は暗記しておこう!
「夢の世界を」では、同じようなフレーズが繰り返されるので、言葉の順番がごちゃまぜにならないように、注意しよう。
「夢の世界を」の歌詞
1番
【Aメロ】
ほほえみ かわして かたりあい
おちばを ふんで あるいたね
なみきの いちょうを あざやかに
いつかも ゆうひが うつしだしたね
【Bメロ】
※ さあ でかけよう
おもいでの あふれる みちをかけぬけ
さあ かたりあおう
すばらしい ぼくらの ゆめのせかいを
2番
【Aメロ】
ことりの さえずり ききながら
はるかな ゆうひを ながめたね
おがわの ながれも すみわたり
いつかも ぼくらを うつしだしたね
【Bメロ】
※くりかえし
【ポイント①】
1番の「いちょうを」のところを、「いちょうも」と間違えて覚えてしまうことが時々あるので注意しよう。
「夕日がイチョウを鮮やかに映し出している」というシーンをしっかり思い描いておくと間違えにくいよ。
【ポイント②】
「でかけよう」とか「かたりあおう」とか、同じメロディの部分では、どっちがどっちだったか、順番があやふやになることが多いよ。
それぞれ、
「でかける」→「出かけるために道をかけぬける」
「かたりあう」→「夢の世界について語り合う」
というように、あとにつづく歌詞とのつながりを意識しておけば、間違えにくいよ。
【ポイント③】
同じメロディの部分なのに、1番では「ゆうひが」になっていて、2番では「ぼくらを」になっているところが、あやふやになってしまうことが多いよ。
ヒントとしては、
1番は「イチョウを鮮やかに映し出したのは何?」→「ゆうひが(うつしだした)」
「ぼくら」がイチョウを鮮やかに映し出すことは普通あり得ないよね。
2番は、「すみわたった小川は、何を映し出したの?」→「ぼくらを(うつしだした)」
ということを意識しておくと、間違えにくいよ。
「夢の世界を」で重要なポイントはココ!
速度について
「夢の世界を」の速度記号は、♩.=84〜92となっているけど、これはどういう意味かわかるかな?
これは、「夢の世界を」を演奏(歌う)ときには、付点四分音符が1分間に84回から92回になるような速さで演奏してね(歌ってね)、という意味だよ。
付点四分音符とは?
四分音符(♩)に、点が付いたから、付点四分音符だね。
音符や休符に点が付くと、「その音符や休符の半分の長さを足してあげてね」という意味になるんだ。
だから、四分音符に点がつくと、
「四分音符の半分の長さを足してあげて」ということになるから、
四分音符の半分の「八分音符」を足した長さになるというわけ。
つまり、付点四分音符は、「♩+♪」 の長さになるんだよ。
で、結局どのくらいの速さなの?
たとえば、「夢の世界を」の最初の歌詞の部分で考えてみるよ。
「ほほえみ かわして かたりあい」のところを見てみよう。
「ほほえみ」というフレーズで1小節使うようになっているね。
この「ほほえみ」の、「ほほえ」が付点四分音符一個分の長さで歌って、「み」の部分でさらに付点四分音符一個分の長さで歌うことになるよ。
ということは、「ほほえ」という言葉を、一分間に84回から92回くらい言えるような速さ
というイメージだね。
えっ
じゃあ、「ほほえ」を一回歌うのに1秒もかかっちゃいけないということか。
結構速い曲なんだね(汗)
拍子について
8分の6拍子というのは、「1小節に八分音符が6つ入る」という意味なんだ。
さっきの「ほほえみ」の部分で考えてみると、
「ほ」「ほ」「え」はそれぞれ八分音符がひとつづつ。(これで3つの八分音符)
「み」はこれだけで八分音符3つ分の長さ。
全部でちゃんと八分音符6個分になっているね。
指揮について
「夢の世界を」は、8分の6拍子の曲だよね。
指揮ももちろん、8分の6拍子の指揮の振り方になるんだけど、ここでひとつ注意ポイントがあるよ。
速度のところで説明したように、「夢の世界を」は速い曲なので、同じ8分の6拍子の指揮の振り方でも「速い速度の振り方」になるので注意してね。
調について
「夢の世界を」はハ長調の曲だね。
シャープやフラットがもともと付いていなくて、主音(音階の最初の音のこと)は「ド」になるよ。
つまり、「ドレミファソラシド」の音階で作られている曲なんだね。
形式について
二部形式というのは、「2つのメロディーによって作られた曲」のことだよ。
歌詞のところを見るとわかるように、
「ほほえみ かわして かたりあい・・・」の「A」というメロディーと、
「さあ でかけよう おもいでのあふれる みちをかけぬけ・・・」の「B」というメロディーの2つが使われている よね。
合唱形態について【良く出る】
合唱形態とは、つまり「どうやって合唱するスタイルなのか?」ということだよね。
女の人2人で合唱するとか、
男女ペアで合唱するとか・・色々あるよね。
「夢の世界を」はどうやって合唱するかというと、
「Aのメロディー」と「Bのメロディー」で、合唱形態が変わるんだ。
①Aのメロディの部分は、みんなで一緒に同じフレーズを同じ音程で歌って(斉唱というよ)
②Bのメロディの部分からは、ソプラノとアルトの女声と、男声に分かれて歌う(混声三部合唱というよ)
というスタイルなんだ。
ソプラノとは
ソプラノは、女の人が歌う、一番高い音域のパートのことだよ。
アルトとは
アルトは、女の人の音域を2つに分けたときに、低い方の音域を歌うパートのことだよ。
男声とは
男声は、そのまま「男の人が歌うパート」ということだよね。
ソプラノとアルトのように、男声も何パートかに分かれることもあるけど、「夢の世界を」では、男声は1つのパートしかないということだね。
「夢の世界を」の楽譜では、ト音記号の方に「ソプラノ」と「アルト」が書かれていて、
「ヘ音記号」の方に男声が書かれているよ。
使われている音楽記号について
リタルダンド
リタルダンドとは、「だんだん遅く」という意味だよ。
「夢の世界を」は、速い曲だったよね。でも、最後の方はもちろんサッサと終わるより、少しゆっくり歌うことで、曲に感情を込めることができるよね。
だから、「夢の世界を」でも、最後の方の小節に、リタルダンドが使われているんだ。
リタルダンドは、「rit.」という記号で書かれるよ。
ア テンポ
ア テンポとは、「もとの速さに戻る」という意味。
「夢の世界を」の最後の方の小節に、リタルダンドが使われるよね。
リタルダンドによって、「だんだん遅く」なっていたのを、「もとの速さに戻す」ために使われているんだ。
ア テンポは、「a tempo」という記号で書かれるよ。
テヌート
テヌートとは、「(その)音の長さを十分に保って」という意味なんだ。
スタッカートは聞いたことあるかな?
同じ四分音符でも、スタッカートがついていると、「タッタッタッ」となんだか弾くように短く演奏したり歌ったりするんだ。
それとは逆に、テヌートが付いているときには、しっかりとその音の長さの分、演奏したり歌うようにする、ということなんだよ。
テヌートの記号は、音符の上や下に棒を一本描くよ。
ここまで学習できたら、「夢の世界を」テスト対策練習問題ページもあるので、ぜひチャレンジしてみてね!
運営者情報
ゆみねこ
詳しいプロフィールを見る
青山学院大学教育学科卒業。TOEIC795点。2児の母。2019年の長女の高校受験時、訳あって塾には行かずに自宅学習のみで挑戦することになり、教科書をイチから一緒に読み直しながら勉強を見た結果、偏差値20上昇。志望校の特待生クラストップ10位内で合格を果たす。
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