側溝に物を落とした!ワイヤレスイヤホンや鍵などを道路の側溝に落としてしまった場合にどうすれば良いのか、自己解決法も含めて紹介します。
目次【本記事の内容】
- 1.側溝にイヤホンや鍵を落とした!
どうすればいい? - 1-1.金網が載っているタイプの側溝
- 1-2.両脇に溝があるコンクリートタイプの側溝
- 2.側溝にイヤホンや鍵を落とした場合に
取り出す方法 - 2-1.自分の力で取り出す
- 2-2.公共の力を借りる
- 2-3.業者の力を借りる
- 3.まとめ

筆者の場合は、ワイヤレスイヤホンの片方を落としてしまいました。
最終的には取り出すことができたので、少しでもお困りのかたの参考になれば幸いです。
側溝にイヤホンや鍵を落とした!
どうすればいい?
まず、側溝といっても色々とタイプがあるかと思いますが、
今回ご紹介する方法はこの2つのタイプを想定しています。
金網が載っているタイプの側溝


こちらのタイプの場合は、落とした物も目視することができることが殆どなので、もう一つのタイプと比べれば簡単に取り出すことが出来るかと思います。
後ほどご紹介する道具などを使えば、大体自己解決が可能 です。
両脇に溝があるコンクリートタイプの側溝


こちらのタイプの場合は少々やっかいで、ちょうど溝の真下の見える場所にイヤホンや鍵があれば良いのですが、転がってしまって奥の方へ行ってしまった場合は苦労します。
※筆者の場合は、こちらの側溝でした。
側溝にイヤホンや鍵を落とした場合に取り出す方法
この記事を読んでいただいている方は、実際に今「落としてしまって困っている」状況かと思いますので、余計な話は省いて早速対処法を紹介します。
対処法は大きく分けて3つ
1「自分の力で取り出す」
2「公共の力を借りる」
3「便利屋さんに頼む」
という方法があります。
まずは1を試みて、それでダメなら2、さらにそれもダメになったら3・・というように進んで対応してみてください。
1 自分の力で取り出す



自分で対応する場合、不審者として受け取られないように、まずは側溝の側にある建物(店舗やマンションなど)の管理者にひとこと状況を説明してから作業にあたることをオススメします。
実際、筆者も作業中に警備の方から声をかけられてしまいました・・
自分で取り出すとして、まずは
「落としたものが見える位置にあるか」
「落としたものが見えない位置にいってしまったか」
で状況は変わってきますね。
落としたものが見えない位置にある場合
金網タイプの側溝なら大概落ちたものは見える状態ですが、両脇に溝のあるコンクリートタイプの側溝の場合、この状況に陥りがちです。
※筆者もこの状況でした・・
この場合、まず「落としたものがどの位置にあるか」を把握するところからスタート です。
【落としたものの位置を把握する方法】
→携帯のカメラ撮影機能を利用して位置を特定する
溝からスマートフォン・携帯を差し込んで、側溝の中の写真を撮りましょう。
フラッシュ機能をオンにすれば、案外鮮明に写ります。
【注意】手を滑らして、携帯まで落とさないように注意してくださいね。
向きを変えて4方向ほど撮影すれば、大体写り込むでしょう。
もし、それでも写らない場合は、溝のすぐ近くにあることも考えられます。
その場合は、棒や針金などで溝の周辺を探れば、見える位置に出てきてくれて、簡単に取り出すことが出来ることもあります。
落としたものが見える・位置が把握できている場合
金網タイプの側溝や、ちょうど溝の真下の見える位置に落とした物がある場合、落ちている位置が把握できた場合は、こちらの道具で対処します。
1:火ばさみで掴む
説明するまでもなく、イヤホンや鍵などをシンプルに掴み出す方法です。
100円ショップなどでも手に入るので、手頃ですね。
ただ、自在に曲がらないので、角度的に掴めない位置にある場合などは他の道具を使うことになります。
2:紐と磁石で引き寄せる
自宅にある紐などに、強力な磁石を固定して、落としたものを磁力で引き寄せて取り出す方法です。
火ばさみよりも、角度なども融通が効くようになります。
こちらも100円ショップでも手に入ることがあります。
鍵の場合、鍵自体は磁石に通常くっつかないようなので、鍵につけてあるキーホルダーなどのチェーン部分を狙うことになります。
鍵のみを落としてしまって、磁石にくっつかない場合などは、他の道具を使うことになります。
ワイヤレスイヤホンにはイヤホン内部に磁石が入っているものが多いようなので、磁石で引き寄せることが可能です。
収納ケースにマグネットでセットされるようになっているように、磁石で引き寄せてもイヤホンの機能に問題が出る可能性はないという考え方が一般的ですが、絶対に問題がないとは言い切れないので、心配な場合は他の道具を使うことをオススメします。
3:棒とガムテープでくっつけて取り出す
こちらもシンプルな方法ですが、自宅にある細長い棒などに、ガムテープを輪っか状にしたものを固定して、落としたものを粘着力で取り出す方法です。
時間的・状況的に火ばさみが手に入らない場合など、とりあえずの方法として有効です。
4:LEDピックアップツールを使って取り出す
1〜3で対応できなかった場合は,費用は1000円前後かかってしまいますが、このような便利なアイテムが販売されています。
自由に形を変えられるので、奥の方へ行ってしまった場合や、角度的に火ばさみなどでは届かない場所まで対応できます。
手元のバーを操作することで、先端のツメで落ちたものをキャッチできます。
さらに、LEDで照らしながら探せること、磁力でキャッチすることもできる点も素晴らしいですね。磁力も800gまで対応できるとのことです。
こちらのアイテムのクチコミを見ると、洗濯乾燥機のダクトの埃取りにも大活躍するとのことなので、持っていて損はないかもしれません。
爪のキャッチ力も、クチコミでは「しっかりしている」と好評でした。
5:バールでこじ開けて取り出す
1〜4の方法で対応できなかった場合の最終手段ともいえます。
ただ、コンクリートの側溝の場合、かなりガッチリとはめ込まれている場合が多く、バールを使っても自力では対応できないこともあります。
側溝に傷をつけたり、破損させてしまう可能性、怪我をする可能性もあるので、よほどスムーズに開く場合でなければ、この後紹介する「公共の力を借りる」方法にするほうが安全です。
2 公共の力を借りる
側溝は、管理している公共の機関があります。
問い合わせ先としては、管轄の区役所(市役所)が一般的です。
もし区役所で対応出来ない場合でも、代わりの問い合わせ先を教えてくれます。
落とした場所管轄の区役所(市役所)の代表電話へ問い合わせをしましょう。
注意点
対応出来ない時間帯がある
もちろん時間によっては、対応出来ないことがあります。
筆者の場合、夕方に問い合わせをしましたが、すでに対応できる方が巡回を終えてしまったということで翌日の朝に持ち越しとなりました。
落とし物が鍵で、このままでは家に入れないという場合は、最後の手段として業者へ依頼する方法もあります。
立ち会いが必要な場合がある
落ちた場所を説明する必要や、見つかった時に引き取りに行く必要など、立ち会うことが必要になることがあります。
機関によっては、落ちたものを取り出したあと、一時保管も出来ないとしていることもあるので、あらかじめ確認しておきましょう。
蓋を開けることが出来ない場合がある
公共の機関にお願いしても、結局 側溝の蓋を開けることは出来ないことがあります。
理由としては、ガッチリとはまってしまっていたり、経過年数によって蓋と枠がヘドロなどで癒着してしまっているなどがあるとのことです。
その場合、側溝の周りの道路を削るなど、大掛かりな作業となってしまうため、落としたものの価値・緊急性次第によっては諦めるという選択肢も必要になります。
イヤホンの場合、残った片方だけでも使える場合もあります。
どうしても諦められない、という場合や、時間帯・立ち会いが不可能などの理由で公共の力を頼れないときは、このあと紹介する「業者に頼む」という方法となります。



筆者の場合は、落ちた場所が分からない状態で、カメラで撮影しても写りこまず、区役所の方に翌朝来てもらいました。
区役所の方が、カメラに写らないということは溝のすぐ近くかも、との考えで溝周辺をワイヤーで手探りしたところ、イヤホンが見える位置まで転がってきて解決しました。
なお、蓋は癒着して区役所の方でも開けられませんでした。
業者の力を借りる
いわゆる便利屋さんなどの業者の力を借りる方法です。
「蓋が開かなかった」という理由で公共機関でも解決しなかった場合、残念ながら業者でも不可能な場合もあるかと思います。
そもそも対応してくれるかどうかも、業者によるところなので、対応してくれるところが見つかるまでひたすら数社に問い合わせすることになります。
料金も千差万別なので、「取れなかった場合でも料金がかかるのか」、他にも出張費や道具代など細かいところまで事前に確認をしてからお願いすることをオススメします。
側溝にイヤホンや鍵を落としてしまった場合の対処法
まとめ
自力で取り出す場合
【落とした物が見えない】
携帯のカメラ機能+フラッシュで、溝から中を撮影する。
【落とした物が見える】
- 火ばさみで掴んで取り出す
- 紐+磁石で引き寄せて取り出す
- 棒+ガムテープでくっつけて取り出す
- ピックアップツールで掴んで取り出す
- バールで蓋を開ける
公共の力を借りる場合
- 管轄の区役所(市役所)へ問い合わせる
- 対応出来る時間が決まっている
- 基本的に立ち会いが必要
- 蓋が開かず、大掛かりになる場合がある
業者の力を借りる
- 便利屋などの対応可能な業者を探す
- 予算を細かく確認すると安心
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