イーガブを使って電子申請したものの、「審査中」のまま進まない!
こんな場合どうすれば良いのか、実際に体験したケースをもとに、どう解決したかを紹介 します。
審査中かどうかは、どこで確認できる?
電子申請した案件が今どうなっているのかは、イーガブのパーソナライズにログインして、「申請タブ」の申請した案件の「ステータス」で確認ができます。
ずっと「審査中」のままの場合は?
このステータスが「審査中」からずっと変わらなくて困っている、という方がこのページにたどり着いてくださったかと思います。
2〜3日の場合は、もう少し待ってみましょう。
電子申請の審査には案件や担当部局の混み具合によっては時間がかかる場合があります。
目安としては、2週間経つまでは待ってみましょう 。
(もちろん急ぐ場合は直接問い合わせてみましょう)
2週間を超えた場合に考えられる原因3つ
①申請に不備がある
本来一緒に提出すべき書類やデータが不足している場合や、入力内容に間違いがあった場合などが原因の場合。
この場合、申請済み案件の一覧表にある「コメント」という欄に「未読」という文字と未読であるコメントの件数が表示されます 。
コメントを開くと不足している内容や間違いについて、今後必要な対処法が書かれているので、それに従って対処すればOKです。
また、不備に関して担当部局から申請者に直接電話などで連絡が来る場合もあります。
その場合は電話にて正しい情報を伝えればそのまま審査を進めてくれることもあります。
②たまたま審査から漏れてしまっている
あまり無いケースですが、実際に経験したことがあります。
この場合は担当部局が申請に気がついていないということなので、いくら待っても無駄です。
2週間過ぎた時点で一度、担当部局へ電話で問い合わせをすることで審査もれに気がつくことができます。
問い合わせには申請案件の「到達番号」「問い合わせ番号」が必要になります。
もしも「到達番号」「問い合わせ番号」を忘れてしまった場合は、再発行依頼が可能です。
イーガブサイトの「到達番号紹介・問い合わせ番号再発行依頼」フォームに入力をして送信します。
この時必要になる情報は
- 申請した「手続名」
- 申請日時
- 申請の際に入力した「申請者名または届出者名」
- 電話番号
- メールアドレス
以上の5つが必須項目となっているので用意しておきましょう。
③混雑による遅延
基本的に4月や5月は年度替わりや人事異動などもあり、申請案件も増加する傾向にあります。
2020年4月からは電子申請義務化もあり、さらにコロナ禍の現在、これが原因の可能性が高いです。
この「混雑による遅延かどうか」は、担当部局へ電話で問い合わせをすることで分かりますが、イーガブサイトの「お知らせ一覧」でも「現在申請が集中しているため遅延している」などの情報が載っている場合があるので、確認すると良いでしょう。
2〜3ヶ月以上待たされる場合もある
混雑による遅延の場合は、こちらに不備があるワケでも無いので、ひたすら待ち続けるしかないと諦めてしまいそうですが、なんと2〜3ヶ月以上待たされてしまう場合もあります。
案件には優先順位がある
その原因としては、案件ごとに優先順位があることが影響します。
例えば雇用保険の申請の場合、
①資格取得届
②資格喪失届
③離職票発行を伴う資格喪失届
などがメジャーな申請案件かと思いますが、この場合1番優先されるのは③の離職票を伴う資格喪失届」です。
なぜなら、失業給付金の受給手続のために、できるだけ早く必要になるものだからです。
逆に①の資格取得届は、遅くなっても特に困ることはないため、申請が集中した場合に後回しにされてしまうというワケです。
審査を早めてもらう方法は?

審査を早めてもらう裏ワザ①
この資格取得届ですが、普段なら特に時間がかかっても問題なくても、コロナによる休業手当を支給している企業の場合は注意が必要です。
なぜなら、休業手当助成金を申請する場合に、従業員の雇用保険番号が必要になるためです。
このように、「急ぐ理由がある」場合には、担当部局に直接電話をして「急いでいる」ことを伝えましょう。
そうすることで、優先的に審査してもらうことが可能 です。
この場合も、電話にて「到達番号」が必要になるので用意しておきましょう。
審査を早めてもらう裏ワザ②
これは「電子申請が義務になっている場合」には使えないワザですが、
特に「電子申請」でも「窓口での手続」どちらでも構わないということであれば、もう直接窓口へ出向いてしまうのが1番早いです。
この場合、すでに電子申請を済ませていても問題はありません。
窓口で電子申請済みであることと、到達番号を伝えることでスムーズに進めることができます。
まとめ
- 審査中か、審査終了かは申請タブのステータスで確認ができる
- 申請に不備がある場合は、申請一覧にコメントが届くので確認をする
- 審査もれの場合があるので、電話で問い合わせをしてみる
- 混雑による遅延の場合は、「急いでいる」と伝えるか、直接窓口で手続する