中学歴史

中学歴史「大化の改新」を5分で学習しよう!漫画と簡単なことばでサクッと読める!

このページでは、中学歴史「大化の改新」について、中学で覚えなきゃいけないことに絞って解説するよ。

yumineko
yumineko
中学の歴史は、小学校で習う内容に「さらにエピソードがプラスされたり」、「もっと詳しくなっている」ので、まずは小学校の歴史を理解することが大事だよ。
このサイトの「6年生社会」では小学校で習う「大化の改新」の学習ページもあるので、合わせて読んでみてね!

まずは小学校で習うことをチェックしておこう!

歴史を漫画で学習しよう!「大化の改新」シンプルな漫画と説明でサクッと読める! 飛鳥時代に活躍した聖徳太子。 聖徳太子が亡くなってしまったあと、朝廷はどうなってしまったのか? このページでは、「大化の改新...
中学ではコレがプラスされる!
  •  改革が必要だったもうひとつの理由
  • 公地公民こうちこうみんという言葉
  •  白村江はくそんこうの戦いのこと
yumineko
yumineko
「プラスされる学習」の前に、まずはサクッと大化の改新のことをおさらいしておこう!

大化たいか改新かいしん
基本知識をおさらい!

「大化の改新」ってなんだっけ?

ザックリいうと
「大化の改新」とは、645年に起こった「改革かいかく」のこと。

「改革」というのは、なにかをあらためてえること。
つまり、あらためてしいものにするということだね。

この改革で、「大化たいか」という日本で初めての「年号ねんごう」も定めた。

というワケで、「大化」に起こった「改新」だから、「大化の改新」というんよ。

なんで改革する必要があったんだっけ?

ザックリいうと
やりたい放題の蘇我氏をやっつけて、天皇中心の国を作るため!

飛鳥時代には、蘇我氏そがしが力を持ちすぎて「やりたい放題」していたよね。
なんと皇子おうじのことまで殺害してしまうヤバさだった。

「このままでは自分も殺されてしまう!」と、蘇我氏の力を抑えて天皇中心の国を作るために中大兄皇子なかのおおえのおうじと、有力な豪族の中臣鎌足なかとみのかまたりが協力して645年に蘇我入鹿そがのいるかを倒したんだ。

くまごろう
くまごろう
この事件を乙巳いっしへんと呼ぶんだよね。

どんな改革をしたんだっけ?

ザックリいうと
土地や民を「国のもの」にした!

蘇我氏を倒したあと、中大兄皇子なかのおおえのおうじはもう豪族が力を持ちすぎることがないように、それまで豪族ごうぞくが支配していた土地や民を、「国のもの」とすることにしたんだよね。

土地や民を「国のもの」としたというところが、「改革」なんだね。
yumineko
yumineko
ざっと大化の改新の復習ができたら、いよいよ「中学でプラスされる学習」について解説するよ

プラスされる学習①
「改革が必要だったもうひとつの理由」

中国や朝鮮に対抗できるように、日本をまとめる必要があった!

小学校の「大化の改新」では、蘇我氏がやりたい放題しすぎて倒された、とだけ学習したよね。

中学では、日本の外の事情(中国とか朝鮮などの日本の周りの国のこと)まで学習するよ。

中国ではとうがパワーアップ

飛鳥時代には、中国は「ずい」という国が統一していたよね。

聖徳太子が「遣隋使けんずいし」を送っていた国だね。

でもこの「随」は618年に滅びて、今度はとうという国が中国を統一したんだ。

唐と高句麗と神羅と百済と倭の位置関係のイラスト

唐が高句麗こうくりに攻撃開始

くまごろう
くまごろう
この「唐」という国が、どんどん力をつけて行って、645年に朝鮮の高句麗こうくりを攻撃し始めたんだ。

日本もちゃんとしておかなきゃ危なくない?

唐にはすでに日本から「遣唐使けんとうし」が派遣されていて、唐で勉強してきた人がいた。

その人たちから唐の進んだ政治を学んでいた中大兄皇子なかのおおえのおうじ中臣鎌足なかとみのかまたりは、「日本()※も唐のように政治体制をちゃんとしておかないと、対抗できない!」と考えたんだね。

※このころはまだ「日本」という国名ではなく、「」と呼ばれていたね。

くまごろう
くまごろう
キーワードは中央集権ちゅうおうしゅうけん

中央集権というのは、国の政治をする「権利やお金」などが「中心」に「集まる」ということ。
この「中心」は、日本の場合朝廷」や「天皇」ということだね。

でも実際は、蘇我氏が天皇よりも権力を持ってしまったりしていたよね。

権力が朝廷や天皇以外にいってしまうということは、「バラバラ状態」ということなんだね。
くまごろう
くまごろう
中大兄皇子と中臣鎌足は、中国や朝鮮の国に対抗できるような強い国をつくるために、日本を「中央集権国家」にしようと考えて蘇我氏を倒す必要があった んだね。

 

プラスされる学習②
公地公民こうちこうみん」について

「土地や民は、国のものにします!」=「公地公民」

大化の改新で、今まで豪族が支配していた土地や民は、すべて「国のもの」にすることになった、と学習していたよね。

これを公地公民こうちこうみんという、ということをプラスで覚えればいいだけだよ。

くまごろう
くまごろう
ちなみに、それまでの「豪族や皇室が、それぞれ土地や民を支配していた」状態のことは「私地私民しちしみん」 というよ。

どうやって発表したの?

大化の改新は645年だね。
その翌年の646年に改新かいしんみことのりという「天皇からの言葉」を発表したよ。

そこに、「土地や民は、すべて国のものにする」という文があるんだ。

でもすぐには実現しなかった!

とはいえ、そう簡単にすぐ実現するわけにはいかなくて、670年に「誰がどこに住んでいるか」を把握するための戸籍こせきが全国的に作られて、さらに701年(大宝元年)に、「大宝律令たいほうりつりょうという法律が作られて確実なものになったんだ。

yumineko
yumineko
大宝律令については、次のページで学習するよ!

プラスされる学習③
白村江はくそんこうの戦い」について

百済くだらのために、唐と戦った!

唐はどんどん力をつけて、660年には新羅しんらと連合して百済くだら高句麗こうくりを滅ぼしてしまったんだ。

百済と仲良くしていた日本()は、百済をもういちど復活させようと、663年に朝鮮半島へ兵を出して、唐と新羅の連合軍と戦ったよ。

くまごろう
くまごろう
この戦いを白村江はくそんこう(はくすきのえ)の戦い」というんだ。
朝鮮半島にある「白村江はくそんこう」という場所で戦ったから、「白村江の戦い」だね。
白村江の戦いの国同士の関係を表すイラスト
ちょっと待って。
なんで日本って百済と仲良くしていたんだっけ?
くまごろう
くまごろう
中学歴史「古墳時代」で解説したのは覚えているかな?
大和政権は、朝鮮半島からとれる鉄をめぐって、朝鮮の高句麗と対立していたね。
朝鮮の百済も、高句麗とは対立していたので、「敵の敵は味方」ということで、大和政権と百済は同盟を結んでいたんだよ。

白村江の戦いで負けてしまった日本

でも唐と新羅の連合軍はとても強くて、日本(倭)は負けてしまった

また襲われた時のために、準備しておこう・・

白村江の戦いで負けてしまったということは、唐や新羅が、今度は日本(倭)に攻めて来るかもしれないよね。

その時のために、中大兄皇子は「山城(やまじろ)」「水城(みずき)」を作って守りを固めたんだ。
他にも、九州の北部に「防人(さきもり)」という兵士を配置したよ。

くまごろう
くまごろう
中国や朝鮮から日本に攻めて来る時は、九州の北部から攻め込んでくる可能性が高いからだね。

唐や新羅に対抗するためにも、天皇に即位して政治に力を入れよう!

さらに、それまで「皇子」のまま動いていた中大兄皇子だったけど、唐や新羅に対抗するために、「もっと日本(倭)の政治に力をいれなければ!」と、とうとう668年に即位して「天智天皇」になったんだよ。

くまごろう
くまごろう
天智天皇になった中大兄皇子は、国の力をつけるために税や兵士を集めるためにも、「戸籍」を作ったんだ。
「大化の改新」の流れをザックリ

・蘇我氏がやりたい放題で、天皇よりも権力を持つことも。

唐が力をつけ始める(恐い!)

・中大兄皇子「中央集権国家を目指して日本も力をつけよう!」

・蘇我氏を倒して、大化の改新

・改新の詔で、「公地公民」を発表

唐と新羅の連合軍が百済を滅ぼす

・仲良しの百済のために唐&新羅と戦う!(白村江の戦い)

・負けてしまったので、山城&水城&防人で防御

天皇に即位して、戸籍を作って政治に力を入れる

年表をチェック!

・618年 隋が滅び、唐が中国を統一
・645年 大化の改新 唐が新羅と連合して高句麗に攻撃
・646年 改新の詔
・660年 唐が百済を滅ぼす
・663年 白村江の戦い
・668年 中大兄皇子が天皇に即位 唐が高句麗を滅ぼす
・670年 全国的に戸籍を作る

 

中学歴史ではココを押さえればOK!
大化の改新まとめ

大化の改新まとめ

※赤いキーワードは絶対に覚えよう!
を滅ぼして、が中国を統一した。
中大兄皇子中臣鎌足は、中央集権の国を目指して、蘇我氏を倒した。
・初の年号大化を定めて、政治の「改新」を行った。(大化の改新
改新の詔で、公地公民を発表した。
唐が新羅と連合して、百済を滅ぼした
・百済を復活させるために、朝鮮へ兵を出した白村江の戦い
・唐や新羅から守るために、山城、水城を作り、九州北部防人を置いた。
・中大兄皇子が即位して天智天皇になった。
全国的に戸籍を作った。

 

 

 

ABOUT ME
yumineko
2児の母。2019年の長女の高校受験時、訳あって塾には行かずに自宅学習のみで挑戦することになり、教科書をイチから一緒に読み直しながら勉強を見た結果、偏差値20上昇。 志望校にトップ10位内で合格を果たす。 勉強をみるにあたって感じたのは、教科書の説明には子供には分かりづらい部分が多く、子供にイメージしやすく噛み砕いて説明するのがとても有効だということ。 同じように教科書の内容が分かりづらいと感じている子供たちの ヒントになれば、との思いで「教科書を分かりやすく通訳するサイト」創設。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。